映画「北のカナリアたち」を観た。土曜日の夜、息子の家族と「びんび亭」に食事に行き、自宅に戻ってからアマゾンプライムビデオでこの映画を観た。5年ほど前に封切られた吉永小百合さん主演の映画だ。湊かなえさん原作、カメラマンは木村大作さんだから離島の自然を描く映像が実に美しかった。
北海道の離島の、とある小学校の分校の先生と6人の生徒達のドラマで、高峰秀子さんの「二十四の瞳」を彷彿とさせる2時間に及ぶ大作だった。40代の先生役と20年後の60歳の女性を演じ分ける吉永小百合さんの演技は秀逸で、逃亡中の教え子の一人が島に戻ってから分教場跡で繰り広げられるクライマックスでは年甲斐もなく目に涙を浮かべてしまった。いい映画だった。
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