鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

抗生物質

2017年01月15日 00時00分01秒 | 紹介

 歯科の処方箋にあった抗生物質、名称はアジスロマイシン錠250mg、昼食後、2錠ずつ3日分である。飲み忘れや飲み残しがないように1日分ずつ、色分けされたケースに封入されている。説明書には、最近による感染症を治療する薬となっている。下痢、便が柔らかい、腹痛、吐き気、胃の不快感、食欲不振、舌や口内・唇が荒れる、発疹、蕁麻疹、めまい、頭痛、手足のしびれ、発熱、気分不良、だるい、口渇、息苦しい、咳等が現れることがある。

 

 この薬は11回、3日間の服用で、約7日間の作用が持続する。また、症状により、1回のみ服用することもある。必ず指示に従い、多めの水で噛まずに飲むこと。4日目以降でも症状が良くならない場合や、副作用と思われる症状が現れた場合はすぐに医師や薬剤師に連絡することとなっている。

 

 どうであろうか、抗生物質を甘く見ておられた読者の方も多いと思うが、誰にでも効くわけではなく、副作用もあるし、指示された飲み方を守らない場合には、症状が悪化する場合もあり、このことは中途半端な飲み方は逆効果という意味を持つ。副作用にあっては、体調が急変すればわかるが、緩慢な進行であると気付きにくい。ここに書かれている以外の副作用もあり、抗生物質ではまだわからないことも多いというわけである。

 

 先般も申し上げたが、抗生物質が、常時、服用している他の病院や医師に処方されていれば、飲み合わせによる副作用についても大丈夫と思いがちであるが、完全に解明されているとは言えないのである。そこで登場するのが薬手帳なのであるが、副作用の症状については、臨床試験等での実験結果や原因等の開設がネット等で公開されているので、それを参考にされるとよいが、いささか病理学や薬学の知識がないと理解しづらいと思われる。

 

 細菌やカビ、酵母等の微生物を利用したバイオテクノロジーという分野があり、抗生物質は医療分野でも盛んに使われるようになってきている。抗生物質は、アンチバイオテックスといい、微生物が作られると他の微生物など、生体細胞の増殖機能を阻害する物質の総称のことで、一般に、抗菌薬と同義であり、広義には抗ウイルス剤、抗真菌剤、抗がん剤を含んでいる。化学構造から分類しても7種類ぐらいに分けられ、さらに細かく分ける場合もある。天然由来の抗生物質も多く、5千~6千種あり、実際には70種類が実用化されている。