順調に確定申告に必要な資料が整理できた。医療費控除に必要な領収書は事前にエクセルを使って交通費を入れた総額が10万円を超えないと控除対象とはならないため、その金額に達していれば、件名ごとに、e-Taxが持っているアプリケーションを使って控除資料として使用できる。前日に確認したところ10万円を超えていたため、アプリをダウンロードして作成を行った。もう一つアプリがあり、これは投資信託や株の損益を記入するソフトで、初めてのソフトであったため、今回の使用は見送った。
事前準備に国税庁のホームページに、作成する確定申告書が異なるため、年金対象者の区分をクリックすると、事前準備の確認がある。自分はマイナンバーを申請中で、手元にカードがないため、従前どおりの住民基本台帳カードを利用することにした。今年度用のソフトをダウンロードするように仕向けられる。カードリーダー・ライターをUSBでパソコンに差し込み、ポータルサイトJPKIソフトを起動すると、起動確認後、自分の証明の有効性を確かめる。パソコンのOS、PDFファイルの閲覧用のソフトは最新版であるので大丈夫と思い、準備作業は終了した。
夕食後から確定申告書の記入をはじめ、約3時間で、申告書は仕上がった。地域を管轄する税務署へ送信する前に、確認用の書類がすべて保存と印刷とができる。全部でA4、10ページである。鏡は送信票、本文は、所得税及び復興特別所得税の申告内容確認票B、これは第一表から第三表まで、所得の内訳書、最後は医療費の明細書である。確認用の書類で還付金額が明示される。送信した確定申告書に誤記入やミスがなければ、後日、指定した口座へ振り込まれる。
ファイルを保存し、e-Taxのシーケンシャルな工程通りに進めば、税務署へ送信される。すぐに、メッセージがパソコンに送られ、e-Taxのトップページから閲覧でき、税務署が受け付けたことが明示される。住民基本台帳カードでの確定申告は今年の使用で最後となり、来年の確定申告はマイナンバーカードによる申告書作成となる。
確定申告が、電子証明の有効期日中に終わったことでほっとしている。これから取り掛かる方も多いと思うが、以前に比べ、アプリも進化しているため、使いやすいと感じている。e-Taxになれると短時間で済むので、大いに利用するとよいと思う。