あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2024年文月蝶人花鳥風月狂歌三昧

2024-08-01 09:10:29 | Weblog

ある晴れた日に 第730回

 

地球上の全人類が死んでいく全国の学友諸君ご機嫌如何

 

勝った負けたと大騒ぎされどあんたの人世じゃなし

 

國の為障碍児者を殺したるある人物を国が殺すと

 

大谷なんか別にいなくてもふつうに勝てるロサンジェルス・ドジャース

 

「コウさんが歌を唄ってうれしい」と暑中見舞いがホームからくる

 

施設では息子は時折歌うらし父母にも聞かせよその歌声を

 

50円アップの最低時給は1054円息子の月給は3314円

 

7月分今月の息子の工賃は3314円ハンコを押して事業所に戻す

 

シルバーナ・マンガーノ、ジーナ・ロロブリジダ、ミシェル・モルガン、ソフィア・ローレン、山本富士子ゴージャス系大女優はおっかない

 

潔く大統領選から身を退きしバイデン老の勇気と知性

 

そこばくの貯え俄かに尽き始め死に急く理由の一つに数う

 

自らを超大国と思うなら「アメリカ・ラスト」を謳い文句にせよ

 

どんどはれいまもむかしもやまびともにほんおおかみもいきておるなり

 

知事選も大統領選も本当は死にゆく者にはどうでもよいが

 

ほんとうは選挙も戦争も大谷も死にゆく者にはどうでもよいが 

 

アマゾンでちびちび売れるわが詩集ようやく残り9冊になる

 

テロルには絶対反対と言うけれどそれは私の本心ではない

 

テロルには反対ですと言いてのちしばしの思考停止に入る

 

わが意見つねに少数異見にて賛成多数の諸君に敗れる

 

真っ二つに割れてしまったアメリカを今宵一つにできるか「夢の球宴」

 

裂けた米国を一夜だけ繋いでオールスターゲーム

 

ゼンレンスキーをプーチン、ハリスをトランプと呼ぶ耄碌大統領万歳!

 

ゼンレンスキーをプーチン、ハリスをトランプと呼んでもトランプほどの狂人ではない

 

ジミントウと疑似ジミントウはもう要らない雁首揃えてトットと出ていけ

 

「ジョーよ、選挙戦から降りよ」と神も言う選挙戦から降りよバイデン

 

美智子様と粉屋の娘を奉る学友の顔をじっと見つめる

 

大便の途中でドアを叩かれて誰かが叩いたら慌てて飛び出る息子よ哀れ

 

「ボク、田中みな実好きです」と七夕の短冊に書くコウ君

 

善き人も悪しき人も滅びゆくその文月の熱帯夜の頃

 

大谷の26号は凄いけど、その上を行くジャッジ31号

 

蓮舫が「皆さん如何ですか!?」と叫ぶたびサブイボが立つ都民じゃないけど

 

除草剤をかけたる野原を掘り返し3羽の土鳩が餌を啄む

 

またしてもかの阿呆犬に吠えられて殺したろかとまたも思えり

 

英仏米トップは次々交代すどうするんじゃい日本と東京

 

30分以内に自宅に着くというデリヘリ嬢の誘いを他所に大谷を観る

 

餞暑尽詩集の残は九部なり

 

政権は交代すべし熱帯夜

 

カーショーもめった打ちにされ大谷は居るのか居ないのかピンチのドジャース 蝶人

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