J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

行政の支援58

2022-12-03 00:18:11 | 総合型地域SC・地域振興

 リスペクトコラムです。
 W杯でのスペイン戦の結果、1次リーグ突破に全国が湧く中、当ブログでは今朝の山陽新聞の報道に注目しました。前々から動きがある、いわゆる「シーガルズアリーナ」ですが、また一つ動きがありました。「疑惑どおり」と認識しているスペイン戦よりもこちらの方に注目しました。スナップ写真を見てもちょっと驚く。ついに正式に提言書を岡山市に提言したのですね。
 それにしても、J2岡山の専用スタジアムではなく、アリーナ計画が先に進んでいる事が気になりますね。これはどういう事なのか。岡山の行政や財界が岡山のトップスポーツをどう捉えているのかが、よくわかる事例になりつつあります。

新アリーナ構想 8億円調達目指す 岡山会議所など、市側へ提言書:山陽新聞デジタル|さんデジ

新アリーナ構想 8億円調達目指す 岡山会議所など、市側へ提言書:山陽新聞デジタル|さんデジ

 岡山商工会議所などは1日、岡山市北区野田の市営住宅「北長瀬みずほ住座」跡地に新設を要望しているアリーナ構想に関する提言書を市と市議会に提出した。寄付金などで施...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

【新アリーナ構想 8億円調達目指す 岡山会議所など、市側へ提言書】
「岡山商工会議所などは1日、岡山市北区野田の市営住宅『北長瀬みずほ住座』跡地に新設を要望しているアリーナ構想に関する提言書を市と市議会に提出した。寄付金などで施設整備費の1割程度とみられる8億円を調達することや、公設民営による運営で独立採算を目指すといった考え方が盛り込まれている。
 提出したのは同会議所と、バレーボールV1女子・岡山シーガルズをはじめ市内を拠点とするスポーツのトップチームなどでつくる『新アリーナ整備検討チーム』。
 提言によると、8億円は企業や個人からの寄付、企業版ふるさと納税を活用して調達する。運営面では、スポーツチームの利用や音楽イベントの興行などを合わせて年間1億5400万円の収入が想定され、必要な経費を上回るとした。
 松田久会頭やチームの代表者らが市役所を訪問。提言を受け取った大森雅夫市長は『運営のめどを立てていただき、ありがたい。実現に向けて真剣に議論する』と述べた。
 市が今年行った基礎調査では、各チームが試合会場の確保に苦慮しているとして『アリーナは必要性がある』との結果が出た。市は規模は『観客席5千人』で、施設整備に80億円程度かかるとしている。」

 建設費の1割を寄付金で賄うようですが、寄付の文化が決して高くない岡山の市民で集まるでしょうか、とふと思ってしまいます。J2岡山の募金委員会による募金箱が県内あちこち(うちの職場にもあります)にまだ置かれていますが、ほとんど存在感がありません。当ブログでも岡山県民は署名はいくらでもやるが、募金活動は別。今までこういう募金はほとんど経験はなく、専用練習場の時もしかり署名は集めましたが、建設資金での募金は実施されていない。という事で早いですが、募金の部分が心配。たぶん、思うように集まらず、結局は財界で用意するというパターンかと。大分さんがJ1を目指す時の募金は個人の募金が何億も集まったのとは。
 もう一つ、目に留まったというか、うれしかったのが、今ではシーガルズの色が強く、「シーガルズアリーナ」と呼ばれていたアリーナ構想ですが、実際はシーガルズの他にトライフープ、リベッツも参画している事。スナップ写真でも髙田マネージャー、中島社長、白神監督が出席されています。当ブログでも「シーガルズアリーナ」と報道されていた時期から、バレーの専用練習場だけではしんどい、他の屋内2クラブ、音楽興行もできるように持っていくべきと書いていました。やっぱりなぁと思いました。

新アリーナ「公設民営」で整備するよう岡山市に提言 |NHK 岡山県のニュース

新アリーナ「公設民営」で整備するよう岡山市に提言 |NHK 岡山県のニュース

【NHK】県内のプロスポーツチームや商工会議所などが、岡山市に対していわゆる「公設民営」の新たなアリーナを整備するよう提言書を提出しました。バレ…

NHK NEWS WEB

 

【新アリーナ「公設民営」で整備するよう岡山市に提言】
「それによりますと、新たなアリーナの整備を市民を魅了するスポーツの機会創出や、市民の健康と安全・安心、地域活性化につなげることを基本的な考え方として掲げています。
 その上で、行政が建設し民間が運営を担う、いわゆる公設民営によって「稼ぐアリーナを実現」するとしてます。新アリーナをめぐっては、県内のプロスポーツチームが、慢性的に試合・練習場所不足に直面していることを受けて、岡山市が基礎調査を行い、観客席が5000席クラスの、新たなアリ−ナを整備することが望ましいという調査結果が出ていました。
 提言を出した松田会頭は「県内のスポーツチームから、もっと自由に使える施設がほしいという声を聞いている。岡山市も新アリーナの実現に向けて進んでいくのではないか」と話していました。」

 たぶん、政田のような立ち位置になるのでしょう。どこか1チームのチームの専用練習場ではなく、3チームが協力して使用する。岡山市が管理人室も設け、市民も利用できる。何年か経ったら3チーム合同で指定管理者になる。J2岡山は入るべきでないと思いますが、確か先日、北長瀬の施設の指定管理者になっていましたね。この新アリーナはJ2岡山は遠慮すべきとは個人的に思います。
 民営で稼がなければなりません。まずはネーミングライツ。ZIPさんのようにいいスポンサーがついてくれたらいいですね。3チームが共同利用する訳ですが、実際は練習場での利用というよりは、試合会場(その前の練習も)の利用を分け合うのかな。
 収容人数は5千人。最近の3チームの観客数を思い出すと、かなりしんどい数字ですが、成績が良くなれば増えるし、大きなハコになれば、ハコ効果で増えるかもしれません。5千人といえば、確かBリーグでは新B2リーグの基準で、新B1基準には達していなかった覚えがあります。

“公設民営”の新アリーナの整備を提言 プロスポーツの試合会場不足などを解消へ【岡山】 |  OHK 岡山放送

“公設民営”の新アリーナの整備を提言 プロスポーツの試合会場不足などを解消へ【岡山】 | OHK 岡山放送

“公設民営”の新アリーナの整備を提言 プロスポーツの試合会場不足などを解消へ【岡山】

OHK 岡山放送

 

【“公設民営”の新アリーナの整備を提言 プロスポーツの試合会場不足などを解消へ】
「市は、アリーナの必要性を認めた上で、整備するのであれば、観客席5000席程度の規模が望ましく、整備費は約81億円かかると試算しています。12月1日の提言では、アリーナの6つのコンセプトが示されたほか、整備に向けた費用面でも協力していくことなどが示されました。
(岡山商工会議所 松田久会頭)
「建物は行政に建ててもらう。ただ運営は民間がやる。どの民間がやるのかは。これから議論しなければならない」」

 新アリーナの6つのコンセプトって何かなと思って調べてみると、提言書のデータが出てきました。これはまたの機会にリスペクトしたいと思います。松田会頭が民間運営で、どの民間がやるのかはこれから議論とあります。どういう事になるのか楽しみではあります。個人的には3クラブ共催の「アリーナまつり」をやって欲しいですね。春から夏場のオフシーズンの利用をどうするかが一番の課題になってくるでしょうが、頑張って欲しいですね。この続きはまた別の機会で。
岡山商工会議所「アリーナ建設に向けた提言書」:https://www.okayama-cci.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/004-arinakensetunimuketateigensho20211227.pdf
岡山市新アリーナ構想関連③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220216
      〃           ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211209
      〃           ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200912
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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