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日本代表のこと・・・304

2015-08-04 00:26:31 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 代表ウィークの狭間の日、何を書こうか(いつもこんな感じで適当)と考えていましたが、どうも昨日のハリルジャパンの負け方が気に食わない。3勝という公約を果たした就任3連勝の時とまるで空気が違うからです。FIFAランク129位というアジアの格下チームに敗れてしまった昨日の試合は何だったのか、1晩明けてもしっくりいっていません。そんな中、やはりネット上ではいろいろとコラムが出てきました。読めばなるほどという内容で、その奥に深い闇がある事を認識したので、今回代表ネタでいく事にしました。まずは「THE PAGE」。以下抜粋して紹介。
   
【ハリルJが北朝鮮戦で見せた問題点】
 これまでもアジアのチームに敗れたことはあり、共通するのは、日本が圧倒的にボールを支配し、主導権を握りながらもゴールを奪えず、PK戦にもつれ込んだり、カウンターから失点したりして敗れたこと。負けたわけではないが、この6月のW杯予選・シンガポール戦も似たような展開だったが、昨日の北朝鮮戦は違った。
 一方的にパスを回しながら攻めあぐねたわけでも、引いて守る相手を崩し切れなかったわけでもなく、自らすすんで縦へ、縦へと速攻を繰り返して体力を消耗し、後半は相手に主導権を握られ、パワープレーに屈してしまう。もっと落ち着いてボールを回せば、なんの問題も無かったのでは。終始慌ただしく、落ち着きのないゲーム内容。これこそ、まさに自滅。

 前半の出来は良かった。後半に入ると相手が押し込んでくるだろうと想定していたので、できるだけ前半の早い時間帯に追加点点が必要であり、それができなければ厳しくなると思っていたと山口選手のコメント。
 7月29日にJ1リーグ戦があり、中国入りしたのは翌30日で、万全からは程遠いフィジカルコンディションを考慮してのこと。後半に入っても日本の攻撃は速攻の一本槍で、15分を過ぎた頃から日本の選手たちの足は止まり始めた。同時にときを途中登場してきたのが長身FWであり、徹底してそこをターゲットにロングボールを蹴り込んでくる。
 終盤2失点の場面で致命的だったのは、競り合いがあまりに拙く、正直すぎること。ただし、失点の原因は他にも存在。北朝鮮がパワープレーに出てから日本のDFラインが下がってしまい、ゴール前での攻防に持ち込まれてしまったこと。DFラインを上げられなかったのは、日本の攻撃が速攻ばかりでボールをすぐに失い、ラインを押し上げるための時間を作れなかったから。また、速攻ばかりだったから体力を消耗し、ロングボールの起点となる相手選手に効果的なプレッシャーを掛けることもできなかった。数少ない収穫と言えるのは新戦力。U-22代表主将の遠藤や武藤はこれまでの代表チームにはいないタイプで合格点を得たのではないか。 
THE PAGE該当ページ:http://thepage.jp/detail/20150803-00000001-wordleafs

 サッカーダイジェストには、「強行日程を組んだ強化サイドにも敗戦の責任はある」という記事が出ていました。新顔が多い今回のチームなのに、3日前の30日に中国に着いて、翌31日はリカバリーのみ、本格的に身体を動かしたのは、8月1日のトレーニング1回のみで、戦術を確認する紅白戦は、たったの20分という準備不足。新戦力の多さからくるコンビネーション不足。Jリーグの戦いを含む連戦による疲労の蓄積という負の要因ばかりが挙がってきます。ハリル監督も「少し準備期間が欲しかった。日本のフットボールが疑問を抱かなければいけないと思う」と漏らしたように、北朝鮮戦の敗因の一旦は、協会強化部にあると言っていいだろうという論調。

 ここでいろいろな事が浮かび上がってきました。過去惨敗したW杯で必ずと言っていいほど出てきたのが、調整の失敗。昨日の試合を観た感じでは、おいおいハリルジャパンってこんなに弱かったの?と思ってしまいましたが、これらのコラムを読むと、本当の戦犯は日本協会ではないかと。
 過密日程での代表チームの弱体化という事ですが、過密日程といえば今シーズンからの2ステージ制で特に秋口が超過密日程です。代表戦が組まれても、たぶんどの選手もへとへとで試合に臨み、昨日と同じ結果になるのではないでしょうか。

 

コメント
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