J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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次に向けて頑張りましょう114

2015-08-31 00:03:31 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。画像はろんぱ氏のを使わせてもらいました。
 昨日はウルトラスへ行く訳でなく、某会合に居ながら試合の動向を少し気にしながら、時々携帯で見たりしていました。会合が終わって、ふと見ると何と敗戦という結果。確か鳥取さんには今まで無敗、陰陽ダービーと言いながら相手はJ3、しかも現在6位と調子が上がっていない相手だったので、まぁ勝つだろう。次は熊本さんで、その次は「真の中国ダービー」の広島戦だなと思っていただけに、ちょっとショックでした。何で!?という感じで。前節の福岡戦で復調の兆しが少し見えたようでしたが、やはりほとんど状態は変わっていないんだと思いました。勝っていれば、別に予定どおりという事で、別の記事にしていたかもしれませんが、敗退で「これは何か残そう」と思い、今回の記事に至りました。
 どういう試合だったのか知りたいと思ったので、とりスタへ行っていそうなメンバーさん達に次々とメール送信。なかなか現地組がいなかった中で、やっとまーさんから「行きました」と返信。「簡単でいいからレポを」と伝えたところ、とりあえず以下のメールが来ました。
            
【まーさんの現地レポ】
 前半片山のゴールで先制したけど、すぐに同点ゴールを決められた。後半引き分けのまま延長戦。 延長前半ペナルティーエリア内で鳥取のハンドをとられたため、片山のPKはキーパーに弾かれて、こぼれ球をもう一度片山が蹴ったがバーに弾かれ失敗。延長後半矢島のファールで1発レッドで退場。その後鳥取が2点目を決め1-2で岡山は負けちゃいました。ファジは今日は完全に走り負けしてました。

【山陽新聞朝刊の戦評「ファジ初戦で散る」】
 勝って自信をつけるどころではない。格下のJ3鳥取に延長の末に、競い負けた岡山。番狂わせではなく、自滅に近い内容。後半早々にカウンターから片山選手が先制点を決め、勢いに乗るかと思われたが、わずか2分後に失点。中途半端なクリアを拾われて反応が遅れ、正面からフリーで蹴り込まれる。リーグ戦でも度々見られる得点後の失点という「悪癖」で、相手を勢いづかせた1点。
 延長前半に片山選手がPKをはずし、決勝点を奪われる直前にはファウルした相手を振り払った矢島選手が一発退場。リスク覚悟で攻めてくる相手に対し、守備重視とはいえ勇気を持って前に出る場面が少なかったのは寂しい限り。気持ちの緩みや甘さがあったとすれば、猛省が必要。チーム力を高めるため、重要な試合に位置付けた天皇杯はわずか1試合で終了。
 同点になって息を吹き返した鳥取のカウンターや勢いに後手を踏み、攻撃に精彩を欠いた。鳥取は中盤でボールを奪うと、効果的に守備の背後を突き、走力や球際の迫力で上回った。


リーグ.jpのマッチレポート
 同じような選手配置で臨んだ両チーム。序盤こそ岡山が優勢だったが、鳥取が集中した守備から攻撃のペースをつかみ、完全に主導権を握って前半を折り返す。後半に入り、仕切り直した岡山は47分にカウンターから片山選手が決めて先制。しかし、そのわずか2分後、鳥取が山本選手のゴールで同点。スコアはそのまま動かず、延長戦に突入。岡山はPKのチャンスを得たものの決められず、延長後半の109分、鳥取の安藤選手が決勝ゴールを奪取。鳥取は2回戦進出。

山陽新聞WEBの戦評
 岡山は延長に持ち込まれて逆転負け。1―1の延長後半4分、右クロスをつながれ、中央からダイレクトで決められる。先制直後の失点がもったいない。その後、息を吹き返した相手のカウンターや勢いに後手を踏み、攻撃に精彩を欠いた。鳥取は中盤でボールを奪うと、効果的に守備の背後を突いた。走力や球際の迫力で上回った。
   
 いやぁ、山陽新聞さんの戦評は相手がJ3中位のチームとは思えないような辛辣な内容でした。それだけ、岡山は不甲斐ないという事でしょうか。走力や球際が劣っているいうのはJ2相手なら何度も聞いた言葉ですが、まさかJ3相手に聞くとは思いませんでしたね。前節の福岡戦は枠内シュート数1本での1-0の勝利でしたが、やはり、内容は深刻なものであった事がよくわかりました。この後蘇生してくれる事を希望しますが、ひょっとしたらこのまま残留争いに本格的に突入するかもしれません。

 ちなみに鳥取さんですが、春頃にちょっといいニュースがあったようです。J3鳥取の運営会社SC鳥取が支援者獲得。東京のコンサート企画会社バックステージプロジェクト(BSP)で、J3降格で減った観客の呼び戻しに知恵を貸すほか、数千万円を出資。BSPの杉本社長がガイナーレ側の熱意に心を動かされたとか。杉本社長は今年1月に、共通の知人のいた岡野GMらと東京で会った後に鳥取を訪問。チーム存続にかける塚野社長、岡野GMの話を聞き、「鳥取からガイナーレをなくしてはいけない」と経験のないサッカーチームの経営への参加を決意。音楽業界で培ったノウハウを生かし、債務超過で来季のJ2復帰断念に追い込まれたクラブの改革に取り組むとか。
読売オンライン該当ページ:http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20150823-OYTNT50149.html

 全体的な感想ですが、J3相手のこの結果でもしJ3に降格したら、1年で戻ってくるのはかなり難しいかもしれない事。偶然にも今夜、サッカーを語る会が開催され、現地に参戦したまーさんも参加されました。いろいろととりスタでの話を聞きましたが、その模様は後日。
 今回の1回戦では岡山の他に、ジャイキリが3試合ありました。J2・C大阪はJFL・FC大阪に、J2群馬はFC岐阜SECONDに、J2栃木は流通経済大に負けています。今朝のヤフーニュースに、「C大阪に罵声 JFL相手に敗れる」というタイトルで厳しい記事が出ていました。主力を温存し、直近の試合から先発9人を入れ替えた采配は完全に裏目に出た。失態を犯した選手たちに、「サッカー辞めちまえ、ボケ!」「へたくそ!」などと、ブーイングとともに強烈な野次が浴びせかけられたとか。
スポニチWEB該当ページ:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/08/30/kiji/K20150830011032530.html
スポニチ天皇杯組み合わせページ:http://www.sponichi.co.jp/soccer/emperor/2015/old_kumiawase.html

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