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地域に溶け込む川崎フロンターレ22 【J特】

2011-09-29 00:52:22 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 普段、J1川崎の公式HPをよく観ます。やはりハート面№1クラブと認識しているからか。最近で、「一体感募集」という記事があり、何々と観てしまいました。「一心同体」は2006年の某黄色いチームの言葉か。でも、イベント力にしても、川崎さんは内容もいいが、ネーミングもうまいと思います。
 その「あなたが考える『一体感』の募集」ですが、以下抜粋して紹介。
             
 「等々力劇場」と評される、等々力の劇的空間だが、選手達からも、ファン・サポーターからも、それを生み出しているのは「一体感」だという声をよく聞く。
 川崎市は現在、等々力陸上競技場の全面改築に向け準備中。現在の競技場は2012シーズンまで利用、その後工事開始という方針のようですが、新スタジアムでも「等々力劇場の源」になっている「一体感」は継承、いや、さらにパワーアップすることが重要なポイント。
 そこで等々力陸上競技場の全面改修を推進する会では、「何が等々力の一体感を作り出しているのか」というご意見を多く集め、その意見を、これからの改築検討の参考にし、川崎市に提示する方針とか。
 バックスタンドの壁の低さ、選手鼓舞で選手バスの出迎えをする桜並木、それともコーナー付近で試合終盤におこなわれる憲剛選手の煽りなどを例に挙げています。

・主 催:  等々力陸上競技場の全面改修を推進する会
(構成団体:川崎フロンターレサポーター、川崎市サッカー協会、川崎市陸上競技協会、川崎フロンターレ)
・募 集:  8月24日(水)~11月30日(水)
・内 容: 
 試合開催時の等々力陸上競技場で、あなたが「一体感」を感じるのはどんな点かを教えてください。いま、何が一体感を作り出しているのか。また、等々力陸上競技場の改築にあたり、新たにどのようなアイデアを盛り込めば、より一体感を感じるものになるかをお聞かせください。
・取 扱:
 川崎市では、今年秋頃に発表する「整備計画」を踏まえ、その後すぐに新スタジアム及びその周辺の整備・改築条件をまとめにかかる予定。届いた意見はその際に活用されるよう、川崎市に提出。
 届いた意見は「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」で整理、後日何らかの形で報告。(詳細は決定次第告知)
・バナー:
 応援サイトやブログを持っている人には、できる限り多くの皆様からの後意見が集まるよう、専用バナーを活用し、「一体感」募集告知への協力を希望。

 この運動は、主催が上記の4団体ですが、後援者もスゴイです。川崎市PTA連絡協議会、(財)川崎市体育協会、川崎市体育指導委員連絡協議会、川崎商工会議所、川崎市全町内会連合会、川崎地域連合、川崎労働者福祉協議会、(社)川崎青年会議所、川崎市技能職連絡協議会、川崎市子ども会連盟、日本ボーイスカウト川崎地区協議会、ガールスカウト川崎市連絡会、川崎海洋少年団、川崎北ロータリークラブ、全国ホームタウンサミット、(社)川崎市商店街連合会の16団体という素晴らしい内容です。これならば理想的にいい意見が作り上げられる事でしょう。

 この記事を読みながら、一つでも多くの意見を集め、改築検討の参考にして、より良い新スタジアム作りについて行政に意見具申したい気持ちが伝わってきました。こういう施設の関しての話で、一部の役員、担当社員が自分達だけで準備を進めてしまう事例があるのを聞いた事がありますが、本当にいい施設にしたいならば、こういう事をすべきだと思います。えらい違いですね。「ご意見箱」「社長への直行便」など、スポーツ以外でも広く意見を集める事例は、様々な分野でいくらでも聞きます。J1川崎では「届いた意見は、何らかの形で報告」とあり、本当に「ファン・サポーター目線」で事を進めておられるのがよくわかります。

 同じ話にはならないかもしれませんが、J2岡山でも専用練習場の建設が始まっています。新たにどのようなアイディアを盛り込めば、よりよい施設になるか、こちらのような手法を参考にされてはいかがでしょうか。あくまで練習場なので、ファン・サポーターが利用する部分は少ないかもしれませんが、先日のマリノスタウンの風景を見ると、開かれた施設であるべきと思っています。作るのは行政なので、行政側から動いてみられるもいいかも。県のTさん、市のSさん観てるかな。
J1川崎公式HP:http://www.frontale.co.jp/info/2011/0824_1.html
等々力陸上競技場の全面改修を推進する会公式HP:http://love-todoroki.net/

 先日行われたラグビーW杯ですが、少しだけTV観戦をしました。慣れないスポーツでしたが、本場の雰囲気は面白かったし、ニュージーランド代表のあのパフォーマンスは見ごたえがありました。でも、日本代表は1勝もできず残念でした。カナダ戦も惜しかったですねぇ。
 そして、昨日カーワンHCの退任と同時に太田GMの辞任についても報道されました。
「スポーツは実戦で結果を出さないといけない。結果が出なければ『今まで何をやっていたんだ』ということになると思う」という事で、自らも退任する模様。
 成績の責任を取って、監督を解任し、GMが自らも辞めるという潔い行動だと思います。これを観てもスポーツ界は厳しく、とても「終身」という事はなく、役員は成績が改善しなければ、このように責任を取る事例がある事がよくわかりますね。「みんなのチームを強くするために、自らも含めて血を入れ替える」まさに公共財ですね。

コメント
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