J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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カリスマの存在83 【J特】

2010-11-04 00:27:16 | カリスマの存在
 久しぶりのカリスマカテゴリです。久しぶりに「カリスマ性」を感じました。何となく聞こえてきた「サンフレ劇場」というキーワード。どうやら、J1広島の選手が試合後にゴル裏で何かパフォーマンスをやっているらしいと。コツコツ調べていくと、ジワ~っとこの新しいスポーツ文化が存在している事を知りました。ゴル裏といえば某黄色いチームの「日立台劇場」ですが、ある意味それを上回るものでした。以下、簡単に紹介。

 サンフレ劇場またはサンフレッチェ劇場とは、J1広島がホームで勝った時に、槙野を中心としたサポーター席の前でのパフォーマンスのことです。数年前から、槙野や柏木の2選手がサポーター席の前にやってきて、かぶりものなどを自分たちで用意してパフォーマンスを行う「カシマキ劇場」が話題を呼んでいたが、最近では森脇も加わり「サンフレッチェ劇場」となる。そのうちに他の選手もだんだん加わっていき、今やビッグアーチ名物となっています。多くのサポーターがこの劇場を楽しみ、試合後の渋滞が緩和されるという効果があると、クラブも公認しているとか。何しろクラブ公式HPに動画ページがありますから。
              
 調べていくと、'07年からなのかなと思っていたら、いやいやもっと前からやっていたそうです。'93年ごろに「サンフレッチェ劇団」を結成。当時、同僚選手の結婚披露宴の席で余興を披露していたが、いったん一線を引いた形になりましたが、槙野、柏木、森脇の3選手を中心に'07年から「サンフレッチェ劇場」の名で、公式戦終了後にファンサービスを行っているとか。
 違う情報では、かつてゴン中山などが自チームサポーターに向けてパフォーマンスを行っているのに憧れて、槙野と柏木が'07年に始めたものらしいというのもあります。
 「カシマキモリ劇場」とも言われ、'08年秋から佐藤も参加。'09年秋からはチュンソン(李忠成)が初参加。動画をいろいろ観ました。個人的には佐藤がいい味を出していますね。何しろ寿人選手は代表の時か、J2降格時の印象しかなかったので、劇場で楽しくトークする姿はとても新鮮でした。

 どれどれと、ようつべでいろいろと動画を観てみました。試合終了後(勝った試合なのかな)、ゴル裏(ビッグアーチではちょうどカンスタで言う10番ゲートの位置かな)に、かぶり物をした槙野と柏木がいる。舞台はひっくり返したビールケース。サポーター席に語りかけるように、トークをしている。選手が時々入れ替わってトークをする。ややほのぼの感がある。
 「ではいきましょうか」とみんなで歌を歌う。「森のくまさん」を替え歌にした応援ソングです。歌詞は次のとおり。
サンフレ(サンフレ) 広島(広島) 好きなら(好きなら) 歌おうよ(歌おうよ) ラララ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ「2回繰り返し」
みんなで(みんなで)一緒に(一緒に)肩組み(肩組み)踊ろうよ(踊ろうよ) ラララ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ「2回繰り返し」
おれらは(おれらは) 広島(広島) ともに(ともに) 戦おうよ(戦おうよ) ラララ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ「2回繰り返し」
※J2時代はは「肩組み踊ろうよ」が「J1へもどろうよ」になっています。

 面白いのが、このサンフレ劇場では専用Tシャツがあり、クラブで販売しています。昨年のWe Love 広島 Tシャツに引き続き第2弾ということで、「広島じゃけん」Tシャツです。槙野・森脇の両選手がデザインしたもので、胸と背中には2人の背番号「5×24」と3本の矢を配置。胸には「広島じゃけん」の文字と共に、平和都市・広島から世界へ「LOVE&PEACE」の意味を込め、ハートマークとピースマークをデザイン。背中には両選手がそれぞれをイメージしたピクトグラムがデザインされています。

 あと、広島の選手ではゴールパフォーマンスが有名になりつつあるようです。前節の試合でやろうとしたら、主審に止められたとスポーツニュースに出ていました。どんなパフォーマンスなのでしょうか。AIM氏によれば、広島のテレビではよく槙野選手が登場するそうです。何か「トゥゲザーの人」という言葉があり、槙野選手は何かのCMに出ているそうです。しゃべり慣れているというか、いいキャラなんでしょうね。
 今日、ナビスコカップがあり、広島は残念ながら準優勝でした。ゴールパフォーマンス観れました。11人全員で弓矢パフォーマンスをやっていました。思うに、広島がここまで強いのは、お笑いパワーも影響しているのかなと。明るいチームは強さがあると思います。弱いチームは、明るさが必要なのかもしれません。クラブ側も。

 某黄色いチームの岡山選手を思い出しました。J2に降格したチームを盛り上げて、チーム全体を石崎監督(当時)とファミリー化し、1年でJ1に戻した原動力になった人物です。よくキャラが似ていますね。そういえば、笑い顔の感じも似ている気がする。面白いのが某黄色いチームが槙野獲りに参戦しているとの情報があること。お笑い系チームがお笑い系選手を獲ろうとしていること。
 岡山劇場と比べてみると、ガハハ笑い(当ブログで時々出てくる表現)度合では、やや柏の方が強く、柏はバカ笑い、広島はやや郊外の上品な笑いのように個人的に感じました。でも、そういう事が何もないクラブと比べると、ずっと幸せなのかもしれません。まあ、柏の場合は現在、サポーターが「日立台劇場」を繰り広げていますが。

 こういう選手とファン・サポーターが交流していることを、クラブ側が「試合後の渋滞が緩和されるという効果がある」と公認していますね。こういう風に選手と距離を近づけるのは素晴らしい事だと思います。映像を見ても、選手達は本当にのびのびやっています。寿人選手も楽しそう。こういう風にもっと選手を近づけてはいかがでしょうか。更に「サンフレ劇場」と槙野選手の探求は続きます。カリスマカテゴリが再び黄色くなる日も近いです。
J's GOAL該当ページ:http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00075981.html
J1広島公式HPサンフレ劇場特集:http://www.sanfrecce.co.jp/community/movie/2009.html
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