J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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クラブ経営について11

2007-10-06 00:30:40 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 先日の報道でJのクラブの経営情報が公開されました。その「2006年度Jクラブ情報開示資料」を見ると、素人ながら何となくわかることがありました。素人ながら触れてみます。
    
各項目1~5位(1・2部合わせて)
<営業収入>
:浦和、横浜FM、名古屋、磐田、柏
※J1最小は甲府で1,343百万円で、仙台と札幌の間くらいです。
<広告料収入>:横浜FM、柏、名古屋、浦和、磐田
※これはやはり、親会社からの助成的な数字となり、浦和は置いておいて、他は自動車、電機、音響メーカーの支援を受けている実態が浮き彫りになります。当然といえば当然か・・・
<人件費>:浦和、名古屋、横浜FM、柏、磐田
※G大阪と川崎の名前が出てきません。効率のいい上手い経営なのかな。
<当期純利益>・・・黒字のクラブ(1・2部、それぞれ東から)
:浦和、千葉、川崎、甲府、新潟、清水、京都、ガンバ、大分、仙台、山形、草津、横浜C、徳島、愛媛
※数字が大きかった横浜FM、柏、名古屋、磐田は赤字です。ちなみに赤字ワースト3は、東京V、広島、神戸。
※他に言われているのが、景気回復もあり、トヨタ系の名古屋が来るのではないかと。昨日も「ワシントン獲得か?」という報道を聞きました。やはり資金力があるクラブは違うのかな。

 その中でG大阪は同じ上位クラブである浦和とは別路線のようです。「浦和のように、やみくもに大きくはしない。今でも主力の顔ぶれを比べてもそん色ないから」という社長のコメント。昨オフは有名選手を次々に結構補強したイメージがありますが、上の数値を見ると目立たない。やはり上手い補強なのか。
 営業収入から営業費用を引いた営業利益では、浦和を2000万円上回る2億4300万円とJで1位なのです。「今後もユースからの昇格で底上げするのが基本方針」というクラブの方針があるそうです。やはり下部組織は重要なのですね。
※以前にG大阪の下部組織について触れているのですが、まだ発見できません。こうも記事が多くなると、探すの大変なのです。

2005年度情報開示関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060921
JFAクラブ経営状況ページ: http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/keiei.html
2006年度情報開示資料:http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/2006-7/pdf/club2007.pdf

 カマタマーレの監督に車いすの羽中田氏が就いたという記事がありましたが、当ブログでかなり前に紹介していました。
羽中田監督関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060917

 先日、ヤフスポに「柏“小劇場”から全国区人気へ」という記事が出ました。何と明日6日の土曜日に日立台で開催されるG大阪戦がNHKで生中継されるのです。すごいかも。私も黄色い試合を地上波で観るのは何年ぶりかという感じです。サポの応援観たいですね。さあどうですかね、再び訪れた地球滅亡の危機(初めて聞く人は以前の記事にいきさつあり)を救う1勝を得られるか・・・

コメント
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