ここは、兄ちゃんの道具で
道具がない。兄ちゃんに材木を切って貰う。
いくつか作業手順を見せてもらったので、材木さえ切って貰えれば、あとは自分で出来ると分かった。
溝付きの額縁用材木を切って、窓の縁にはめる。下から金槌でトントン叩いて、木をはめ込む。
最後に隠し釘で要所要所を止める。(ピンクの隠し釘の頭は、あとで硬いもので横から払い落とすと、表面から釘は見えなくなる。)
兄ちゃんたちのサポート
私一人では、出来ない家造り。ここまでこれたのも、色んなプロの方たちの助けがあってこそ。本当に有難い。
今年夏の第三期工事では、内装を中心に行ってきた。ただでさえ市販の半額近い木材を、さらに半額のバーゲンで工務店向けの木材問屋で購入出来たので、贅沢な檜をふんだんに使うこともできた(実際、安木材並みの値段で檜を購入している)。→落ち着いたら、資材などの金額を整理公表。
が!!
ここは、さすが「迷建築ノアの箱家」、私の計算違いから、購入量が少すぎた。さすがに定価で檜を購入するお金なんてもうない・・・。で、コンテナは内装不完全、つまり鉄むき出し面が残る状態で生活し続けることになる。
あ~あ~、あの時、もっともっと買ってりゃよかったのに!!
しかし、内面の壁に1・5cmほどの木材をつけるだけで、外部からの熱の伝導が止められた。
もともと、うちのコンテナは、朝1時間半~2時間、夕方も同じぐらいの時間だけしか(しかもごくコンテナの一部分のみ)直射日光は当たらないのだが、さすがにあたっている時間は、触ると熱い。又、その近辺の室内は輻射熱で暑かった。それが、内装をしてしまうと、全く気にならなくなった。
恐るべし、木材とと空気の断熱能力(コンテナと板の内壁の間には4cmか6センチほどの空気層)。
これで外断熱、さらにその外に10cm以上の廃材で覆うので、断熱としては充分だろう。
樫田は、寒冷地のうえ、私の家は、山からの吹き降ろしと谷からの吹き上げで一日中風通しがよく、もともと扇風機も要らないが、内装をすることで、さらに暮らしよくなった。
特に、屋根は、ガルバリウムの波板だけではあっても、コンテナと屋根の間を空気が通り抜ける構造だったので、もともと暑さはたいしたこと無かった。が、屋根の上にに木材ッキを設置することで、ガルバリウムのピチピチ音(熱で焼ける音)がしなくなり、静かになっただけでなく、さらに涼しくなった。(以前は、集中豪雨の音よりもうるさかった!)