定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

ルース・エドガー

2020年06月05日 22時18分00秒 | 日記
明日は出勤だというのに、遅くなってしまった。

東京テアトル系の映画館で上映再開。辛抱たまらず県境をまたぎ、小池都知事エリアに踏み込んだ。

コロナ以前から目をつけていた作品。生い立ちが戦争孤児であったが、7歳でアメリカ人夫妻に引き取られたルース・エドガー。
長じて在籍高校の期待の星となる。
同じ黒人教師との確執から、同人種・有色他人種・白色アメリカ人の思いは錯綜して行く。

重々しいテーマ、同人種間のせめぎに見所があった。

黒人教師が言う。
「我々はアメリカという薄暗い箱の中に押し込まれている。そこにはわずかな光しか射さない。殆どの人には全く光りが当たらない」

結末は極めて意外な方向に。