蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2008年8月20日 パラリンピック柔道日本代表応援イベント

2008-08-23 13:38:06 | 小川麻琴
TBSのお膝元っていうか敷地内にある赤坂サカスへやってきた。
今日はここで、パラリンピック柔道を応援しよう!というイベントが
行われ、そこに麻琴が出演するのだ。

麻琴の芸能活動も順調な滑り出しをしている。こういう外部の仕事は
ファンの間ではアウェイといわれることもあるが、そもそもタレント
と言われる人の仕事のほとんどはアウェイだろう。
ホームと呼ばれる自分たちの世界だけでやっていけるタレントさんは
ほんの一握りの人たち。
もちろんモーニング娘。として活動していた麻琴はその一握りの人
だったのだが、いつまでもそのような楽園に留まることはできない。
いまや麻琴は外に踏み出したのだ。
そんなわけで今回の仕事は実質的な初仕事だ。これまでのハロショ
イベントなどとは違うんだからねっ!

出演者であるが、当初は中澤裕子・安田圭・小川真琴などと意味が
分からないメンバーで「ニセモノ?」説もながれたが、その後
「アップフロントタレント」という聞きなれない言葉とともに
小川麻琴、三好絵梨香、岡田唯の3人に訂正された。
UFAにタレント派遣を要請したものの、誰がやってくるのか直前
まで分からなかったかかのようなドタバタである。
まあとりあえず麻琴が出るのは間違いないよね。

朝の9時過ぎに赤坂に到着。すでに真砂さんと味噌人がいる。
ていうかまたこの3人が揃った。


10時位になって係員の指示で入場列を作る。またもや我々が一番乗り
グループということになった。といっても10人も並んでないけど。

イベント会場であるSacasu広場を眺める。番組タイアップの売店などが
立ち並び、早い話がお台場フジテレビのマネだ。
たしか、日本テレビがマネをしてTBSもそれに続いたのね。そのうち
六本木のテレ朝もやるのかもしれない。一番やって欲しいのはテレ東
なんだけど場所が無さそうだね。

だらだらと並んでいるとステージ上でうごめく人々の中にちょっと派手
な感じの女の子が見えた。
岡田だ!
あ、三好もいる!
この2人はすぐ分かる。
えーと・・・ああいたいた、麻琴だ。

前にいる味噌人たちにステージ見てごらんと指さすが、みんな「?」
って表情。麻琴に気づくのにしばらく時間がかかった。

というわけでリハーサルを観察。全員スタッフと同じ赤いポロシャツ
を着ている。麻琴は髪を一つ縛りにして前に降ろす形。可愛いね。
三好さんも髪が伸びたなぁ。

(リハ中の光景)

歌のリハを始める。
最初に聴こえるのは「カッチョイイゼ!JAPAN」。
「ああ、やっぱり」とみんながつぶやくほど順当な選曲。
次に聴こえたのは「でっかい宇宙に愛がある」。
これも順当。ほぼ予想通りの選曲だった。
2曲リハをやるとそのまま引っ込んでしまう。おいおい2曲かよ!
まあリハであわせるのは2曲なだけで本番ではもっと増えるかも・・・
とかすかな期待。

また退屈な時間が過ぎるが、しばらくするとまた3人がステージの
上に現れた。ステージ横の壁のところでなにやら見ている。
そして何か書いているようだ。おそらくパラリンピック出場選手への
メッセージなど書いているのだろう。これはあとでチェックしないと。

もうすぐイベント開始時間だよ、って頃になってようやく開場した。
ぞろぞろと入場し、とにかく麻琴の立ちそうな辺りの最前列に座る。
最終的には50人ほど並んでいたが、入場はあっという間終わった。
ステージ正面の前の方の列は、ほとんど先日の名古屋甲子園ハロショ
イベと同じような顔ぶれだ。


ステージはほぼ目の前。

ステージの隣にはリングが設置。

さきほどのメッセージボードを見に行くと、日の丸の旗に3人からの
応援メッセージが書かれている。
写真を取っていると「どうぞお書きください」とマジックを渡された。
一般の人も書き込めるのだ。
それはうれしいが、麻琴の書いた字のすぐ横に書くのって汚しちゃう
ような気がして申し訳ない。緊張するし。
そんなわけで「あとで書きます」と言って退散した。


待つほども無くイベントが始まる。
いきなり4人のイケメン男性が出てきて歌いだす。綺麗な歌声だ。
4人ともジーンズに赤のポロシャツという姿だが、ポロシャツの裾の
前の部分だけをジーンズの中に突っ込んでベルトのバックルを見せる
ような着こなしをしている。
こういうのは彼らのようなイケメンがやるとカッコイイのかもしれない
が我々が真似すると「あいつトイレの後で鏡見てないぜ」って感じに
なっちゃうんだろうなぁ。

歌のあと司会者がでてくる。4人はVOXRAYというグループだそうだ。
一人ずつ自己紹介をするが全員ニックネームなのでわけわからん。
「金を取ってください!」などと応援の言葉を述べた後、退場。

その間、ステージ袖の部分でストレッチなどをやって落ち着かない
雰囲気のオッサンがいた。VOXRAYを入れ替わりにこのオッサンが
ステージに登場する。
このオッサンこそ今回のイベント主催者であるパラリンピック柔道
応援委員会の神取忍参議院議員である。
プロレスラーとして名高い神取氏であるが、もともとは柔道の選手で
あった縁で障害者柔道の応援活動を始められたのだそうだ。

というわけで本日の主役である日本代表選手の入場となる。
パラリンピック柔道日本代表
男子90kg級 初瀬勇輔選手 
女子48kg級 赤塚正美選手
ソウル、アトランタパラリンピック柔道で金メダルを獲得した
日本視覚障害者柔道連盟の牛窪多喜男氏(川越市市議会議員)
スペシャルゲストとして、全日本柔道連盟の女子強化委員で
筑波大学準教授の山口香氏の4人が登場する。

この後トークセッションとなるが、本来のイベントの目的でも
あるので少し内容を紹介する。

まず障害者柔道、この場合は視覚障害者の柔道であるが、
一般の柔道と違うのは互いに組み合った状態からスタート
するという事である。そして場外という概念がない。

山口氏によれば今オリンピックでやってるようなつまらない
組手争いが最初から無いので面白いとの事。
また、相手を動かすことで相手の体勢を把握するスポーツ
なのでスタミナが重要となる。心技体ではなく体心技である。

神取氏は実際に視覚障害者柔道の選手と練習をしたそうだが、
ほとんど一般の柔道と変わらない。障害者柔道はリハビリの
一環として捉えられることもあるが、競技として確立されて
いるスポーツあるとのこと。

欧米ではパラリンピックの選手もオリンピックの選手も
変わらないサポートを受けることができるが日本はまだ
そこまでは至っていない。選手が自費で練習をしたり
仕事のために強化合宿にいけないなどの制約も多い。

選手たちは自分たちが活躍することで障害者への理解が深まり、
障害者の社会参加への道を広げたいという思いで取り組んで
いるのだというお話であった。

結論としてはもっとパラリンピックへの関心を高めたい。
国民の関心が高まれば選手にもっといい環境を作ってあげる
こともできるし費用でも協賛してくれる企業を見つけやすく
なるわけだ。そのために神取氏が今日のイベントを用意した。
そんなところに麻琴が出られるなんて光栄だね。

突然ゴングが鳴る。
この後はパラリンピック応援のための女子プロレスの試合が
はじまる。プロレスを生で見るのは初めてなので楽しみだ。
リングの周りに実況やレフェリーが集合して準備OK。

第1試合は伊藤道場かんばやしあき選手とLLPWの怪奇レスラー
アイガーのシングルマッチ。
アイガーはこの暑いのに顔も手も白く塗られていて大変そう。

試合は本当に取っ組み合いって感じで、なるほどこれが
プロレスか、と感心する。ロープによじ登ったりセコンド役が
ちょっかいを出したりレフリーを巻き込んだり内容も豊富。
そして場外戦もある。リングから落ちた怪奇レスラーが近くに
いた子供たちをガー!と脅すとキャーと子供が逃げていく。
この辺は怪獣ショーと同じだな。
試合は怪奇レスラーの勝ち。勝った怪奇レスラーは再び
リングから降りる。子供たちがあわてて逃げていく。
怪奇レスラーは今度は我々のいるほうへ歩いてくるが、
子供たちなどおらずキモヲタばかりなのに恐れをなして
ステージへ帰っていく。そのまま鎖につながれて退場。

つづいてメインエベント。
浜田文子、松本浩代、水波綾の若手3選手に対するのは
ジャガー横田、井上貴子、神取忍のベテラン選手。
井上貴子は入場時からスタンガンをバチバチ言わせて
やる気十分。

試合が始まってびっくりしたのはベテラン勢が立てる
音の迫力。パーン!とかドカン!とかリングの上で立てる
音が若手の選手とは違うのね。
試合の途中で、次の出番となる麻琴たち3人がステージ
袖のところで座って待機。首を伸ばしてプロレスを観戦
している。大きな技が決まると「すごーいすごーい!」
と喜んでるのが分かる。

試合の最中、リングサイドで写真を撮ってる人たちがいる。
先ほどのトークセッションではおとなしく撮影してたので
柔道関係の人たちかな?と思っていたが、このがっつき方
を見る限りプロレス系メディアの人たちのようだ。

素人なので試合の描写はできないので内容は割愛。
実況アナが「親子のような年齢差」と強調する若手選手が
敗れて試合終了。
第1試合の選手たちも戻ってきて最後の挨拶。
パラリンピックを応援しよう!と気勢をあげた。

退場する時、怪奇レスラーが麻琴たちをガー!と脅す。
きゃあああああああっ
と派手な悲鳴が客席まで聞こえてくる。
自分の役割をよく分かっているレスラーだ。

盛り上がったところで最後の出し物、
ハロプロショーだ。

「プロレスとはうってかわって」みたいな紹介で
麻琴たち3人が登場してくる。
司会者、麻琴、三好、岡田の立ち位置。
リハのとき髪を縛っていた麻琴は髪を下ろし、逆に
三好さんの方が髪を縛って本番に登場してきた。
ポロシャツはそのままだが、麻琴はシャツの裾を縛って
お腹を見せる着こなし。

司会者がなぜか美勇伝についてだけ説明をする。
「先日美勇伝が解散したんですよね。」

从,,^ ロ ^)<はい、今は2人ともソロです。

「じゃあ今日はスペシャルユニットになりますね」

从,,^ ロ ^)<そうですね、ヒューヒュー!


∬∬´◇`)<うひゃぁ!

いきなり麻琴が変な声だしたのは三好に二の腕を
ツンツン攻撃されたからである。

∬∬`▽´)(ちょっとなにすんの?)

从,,^ ロ ^)<・・・・

司会は構わず話を進める。

「パラリンピックの応援をお願いします。」

∬∬´▽`)ノ<私もみんなと一緒に力強く応援します!

他の2人も真面目な応援メッセージだった。

「みなさん、普段は(こんなイベントなんかより)もっとずっと
大きいステージに立っていますよね」

∬∬´▽`)<そうですね。(←嘘)

「緊張はどのようにほぐすんですか?」

∬∬´▽`)ノ<私はすごい緊張するんで、古いんですけど人って字を
       3回書いて飲んでました。

これは岡田もやっていたとの事。

从,,^ ロ ^)<私はそんな(アホな)事しないで叫びますね。
       わー!って

「はいそれでは歌です。」

曲はリハと同じ「カッチョイイゼ!JAPAN」

多分、梨華ちゃんのパートが麻琴になっただけだが、
”カッチョイイゼカッチョイイゼ”の部分だけエドはるみ
みたいな指をするだけで振り付けはほとんど省略。
このイベントのためだけに振り合わせをしたり練習をする
ほど費用も時間もないのだろう。
でもハロプロの歌はピンクレディと一緒で振り付けと一体に
なっているものだから、歌だけだと盛り上がりに欠けるな。

三好岡田も踊らなくていいことになっているのだろうが、
思い思いに部分的に振りを再現していた。
多分自分の中で好きな部分ってのがあるんだろう。

「この曲は応援ソングみたいですね。」

从,,^ ロ ^)<もともとは日本を知ってもらいたいって曲ですが
        応援ソングに聴こえないことも無いですね。

「では最後の曲です」

(ヲタ)えー!

「そんなこと言わないでくださいよ」

ヲタがえー!というのはお約束なのでいちいち拾ってくれなくても
いいのだが、それにしても早いよな。まだ登場して5分くらいだよ。
唯ちゃんなんてまだほとんど喋ってないし。

曲は「でっかい宇宙に愛がある」。24時間テレビだ。

ラストの「でっかいでっかい」を延々と繰り返すところで
一般客があからさまに飽きる。てか麻琴たちも疲れた感じ。

∬∬´▽`)ノ<みなさんも歌ってくださーい!

と煽っるけど、もちろんヲタしか歌わないのだった。

終わるタイミングを麻琴が間違えるというミスもあり。
なんかグダグダな感じで2曲目終了。司会もグダグダになり
「岡田」を「小川」といい間違えそうになる。
これで出番終了。正味15分ほどであった。

このあと全員が再登場。

日本代表選手に花束贈呈。ハロプロタレントの出番だ。
初瀬選手、赤塚選手に三好、岡田から花束の贈呈。
花束を渡した体制のまま写真撮影。
プレスのみ撮影が許されている。ここでスポーツ新聞の
カメラマンがわんさか出てくれば格好いいのだろうが、
デジタル一眼など構えてる人は僅かで、ほとんどは2万円
程度のコンパクトデジカメを構える人たちである。
プレスというより関係者が記録用に撮っているのだろう。
生意気にも「こっち目線おねがいしまーす」などと三好に
要求しているがカメラは安いデジカメである。
どこのヤマダ電機?って感じだ。

続いて先週に寄贈される柔道着の目録の贈呈。
これは麻琴の出番。そしてデジカメ撮影会。
デジカメに向かって一生懸命笑顔を作る麻琴を見ていると
時代は変わったんだなぁっていう気分になる。

最後に選手の2人からパラリンピックの抱負を述べる。
「応援をよろしくお願いします。」ということで、
みんなパラリンピックを応援しましょう!

この後、全員であつまっての集合写真。この写真は神取氏の
ブログに掲載されている

そんなわけで、初めての外部仕事を無難にこなせた麻琴。
今後も予定があるので見守って生きたいと思う。
先ほどプロレスを戦っていた若手の選手たちが応援メッセージ
ボードのところで「みなさんメッセージをお願いします」と
一生懸命呼びかけをしている。仕事熱心だな。
麻琴たちもこれくらいやってもいいのに。

暑さにやられた体をインドカレーでリフレッシュした後は
新宿のコマ劇場へ移動。「シンデレラ」観劇だ。
今日でようやく3回目の観劇となる。3回目なのでチケの
半券3枚でもらえる写真を入手。
なんとなくヲタノルマを一応果たした気分。
今日はDVD撮影日ということであったが、客席の後方は
ガラガラ。平日だから仕方ないか。
ただ舞台そのものは文句のつけようもない。

本編もいいのだが、個人的にお気に入りなのは
フィナーレで麻路さき、愛華みれ、高橋愛、新垣里沙で
歌う「the sweetest sound」。
宝塚のダンサーの人たちはカッコイイし、麻路さん愛華
さんもカッコよくてゴージャス。そしてオーケストラの
演奏でジャズを歌う愛ちゃんとガキさん。麻琴と同期の
2人はまだ夢の国で頑張っている。麻琴もシンデレラを
見に行ったらしいが、負けないように頑張って貰いたい。

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1 コメント

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Unknown (フォマ)
2008-08-24 02:01:30
>怪奇レスラーは今度は我々のいるほうへ歩いてくるが、
子供たちなどおらずキモヲタばかりなのに恐れをなして
ステージへ帰っていく。そのまま鎖につながれて退場。


コレ想像しただけでかなり笑えました
じゃ福山のレポもヨロ
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