蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

アメーバスタジオに行って来た

2008-10-13 23:59:41 | 小川麻琴
麻琴がアメーバスタジオでの公開番組に出演する。
アメーバスタジオというのはインターネットの動画放送で
表参道にあるアメスタというスタジオで番組を制作していて
その様子を道路から見えるようにしているのだ。
スペイン坂スタジオでラジオ番組をやっているのを路上から
見えるようにしているが、あれのインターネット版だ。

以前からモーニング娘。や℃-ute、Berryz工房といった人気
ユニットがここで公開番組を行っている。もちろん路上から
自由に見物できたら人が集まりすぎて大変なことになる。
そこで事前に整理券を配って、スタジオの前に入れる人数を
制限している。
今回の麻琴の出演は13:00からで、整理券は11:00に配布する
とのこと。
噂に寄れば整理券は先着順では無いようで、人数の制限も
かなりの人数まで対応できるようで、早くから駆けつける
必要は無いということだ。
まあとりあえず、10:00頃を目標に原宿へ向かった。

千代田線の明治神宮駅。
いつもなら神宮側の階段を上がりハロプロのコンサートが
行われる代々木第一体育館へ向かうのだが、今回は反対側の
明治通り方面へ出る。しばらく来た事が無い場所なので方向を
間違えて、表参道を青山方面に向かって歩き出してしまった。
表参道ヒルズの前まで来てやっと間違いに気づき、原宿駅方面
に引き返す。途中で携帯のメールが鳴る。
真砂さんの「まだ来ないのか?」という問い合わせだった。



アメスタは表参道の通り沿いのマンションの1Fだった。
スタジオは道路に面していてガラスの窓から中を見ることが
出来るようになっている。番組に出演したタレントのポラ写真
が沢山飾られている。モーニング娘。、℃-ute、Berryz工房の
写真もあった。
壁にはカメラが設置され、歩道の様子を映している。映像は
リアルタイムにネットで中継されている。
今この瞬間も、スタジオの外の様子が映り続けているのだ。

休日のショッピングを楽しむ人が行きかうオシャレな通りに、
ヲタが集まっている。なんとも場違いな光景だ。
とはいってもその数は少ない。知り合いは真砂さんと海龍さん
の2人だけだ。

麻琴復帰後初めて「都内で」「休日に」行われるイベントだ。
今まで平日のイベントや地方のイベントばかりでなかなか参加
出来なかったファンも今日のは大丈夫。
しかもFC会員限定などではなく誰でも参加できる。
そんなイベントなのに、整理券を配る時間が迫ってきても人数は
20人ほどしかいない。これはどうしたことだ?

折角の生で小川麻琴を見るチャンスだと言うのに人が集まらない。
それなのに、10月29日に行われる麻琴の誕生日パシイベは
ほとんどの小川ファンが落選しているのだから皮肉なものだ。

整理番号配布時間となり、スタジオから少し離れた路上に並んで
整理券を受け取る。あらかじめスタッフが人数を数え、その人数
の枚数分の整理券をシャッフルして配る方式だ。人数は最終的に
30人弱になったようだ。
ちなみにモーニング娘。や℃-uteなどの時は配布枚数の上限
となる400人が集まるらしい。

女性スタッフがババ抜きのように広げて持った整理券から1枚
選んで引いた。


「19番」

この人数ではあまり良くない番号だ。

整理券を入手したのでいったんアメスタから離れる。
海龍さん、真砂さん、後からやってきた味噌人と一緒に
とりあえず久しぶりにハロショ原宿店に行ってみた。
この店に来るのは2年ぶりくらいではないだろうか?
札幌店や名古屋大阪よりも縁が無いのが原宿店である。

なんと先日渋谷店で買いそびれていたバースデーグッズがまだ
在庫しているようだ。早速購入する。
奥から店員さんが「これでラストです」と声をかける。
どうやら最後の1つだったようだ。

続いて海龍さんがメログリのライブ写真を購入。
何枚か買ったようであるが、おかげでメログリのライブ写真も
海龍さんの分を最後に売り切れとなった。

ジョナサンで少し時間を潰したあと、再びアメスタ前の歩道に
集合する。整理券の配布はあの後も行われており、最終的に
40人弱になったようだ。

スタッフから2チームに分かれることが告げられる。
一度に観覧できるのは20人程度とされている。そのため
2チームに分けて前半後半の入れ替えにするのだ。

だとするとモーニング娘。のように400人も集まった場合は
何チームに分かれることになるのだろう?
番組の放送時間が30分だとして、その間に400人の観客が
20人ずつ交代で観覧するのだとすると、単純計算で1~2分見たら
次のチームに交代することになる。
「アメスタの観覧はあまり面白くない」という噂はなるほど
そういう事情だったのね。
それに比べたら2チームしかできない今日はかなり恵まれてる。

問題は何番で区切るかということで、俺の番号は19番なので
18番くらいで切ってくれると2回目の最前となる。
ちょっとそういう展開を願ったのだが、スタッフは俺の後ろで
ここから分けますと宣言。

ああ、1回目の最後だよ。

ちょっと残念に思ったが実はこれが大正解だった。

番組の開始時刻になったが最初のうちは小川麻琴が出演して
いないため、ちょっと間をおいてからアメスタの正面へ移動。
一番最後だったので真ん中へは行かずに一番右端に立つ。
あまり人がいない場所で気づけば2列目の好位置であった。

スタジオでは司会のエレファントジョンの2人と篠原楓さんが
オープニングトークの真っ最中。麻琴はまだ出てこない。
出演者までは意外と近い。距離は2mくらいしかないかも。
ハロショイベント以来の近距離だ。パシイベよりは確実に近い。
ただし間はガラスで隔てられている。
向こうの音声はスピーカーから聞こえてくるが、こちらの声は
向こうには届かない。

ちょうど俺の目の前にディスプレイが置いてあって、番組の
ネット放送が流している。目の前のトークよりも10秒ほど
遅れて映像が流れているのが面白い。その画面の隣にチャットの
画面があってネットで見ている人たちが実況書き込みをしている。
そのチャット画面はネット放送よりもさらに遅れている。
3つの時間が混在する不思議な空間だ。

やがて中央の扉の向こうに人影が登場する。
マコだ!

扉のガラス越しにスタジオの外に並ぶヲタめがけて煽るように
手を振る麻琴。それに答えて必死に手を振る歩道のヲタ。
ネット放送を見ていた人はヲタの姿しか見えてないのでキモイ
映像になったであろうが、麻琴が登場したことは分かってくれた
と思う。しばらくはスタジオのトークが進行していて、麻琴は
扉の向こうから見物している。

やっとお呼びがかかった。麻琴登場!
久しぶり(2週間ぶり)に会った麻琴であるが今日も可愛い。
服装はアニマルプリントの洋服にジーンズ。
服の胸元がちょっと開いていてセクシーマコである。
本来は胸の谷間が少し見える服なのだろうが麻琴には難しい。

観覧にいるヲタから「29日のイベント落ちた」などという
ボードや写真などが見せられる。司会の2人が拾ってくれる。
そこで先ほどハロショで買ったばかりのバースデーグッズを
振ってみたところ、司会とマコからレスをもらえた。
やってみるもんだね。


出演の篠原楓さんと麻琴。(篠原さんのブログより)

真ん中に座った麻琴のトーク開始。
俺の立ち居地は右端なのであるがちょうど目の前に司会の2人が
座っている。そのため中央に座った麻琴がこちら側を常に向く
形となるためかなり視線が来る。なんどか目が合った(気がする)。

番組の内容はこの後テレビで放映もされるようなので詳しくは
触れないでおくが、やはりNZの留学ネタを披露していた。

留学以外の話では、今でも仲の良いハロプロメンバーと言うことで
(ていうか仲の悪いメンバーいるのか?)、辻ちゃんと石川さんと
カラオケに行った話を紹介していた。
今まで同期メンバーや吉澤さんとの絡みは報告されていたが
ついに石川さんとプライベートでの付き合いが発覚した!
カラオケ店ではテーブルなどを全てどけて、自分たちの昔の
曲を歌いまくるライブモードだったとのこと。
乙女組とかも歌ったりするのだろうか?

あと髪の色をやたらと変えてきたという話で、昔黒髪に青い
メッシュを入れてみたところマネージャーさんに怒られて
直す羽目になったとのこと。卒業前のラジオで麻琴はどんな
髪型をしても何も言われないと言っていたのだが、必ずしも
野放しではなかったようだ。

実は最近も髪をアッシュに変えてみたとのこと。たしかに
パシイベで見たときより少し色が違っている。
「次は何色にしようか?」という話題になり
「ピンクは?」
「グリーンは?」
などと麻琴が言うたびに「ダメダメダメ!」と首を振る
ファン一同。なかなか面白い。
個人的には麻琴には昔のショートで黒髪っていうスタイルを
もう一度戻してもらいたいと願っている。

あと気になったのが、今日も「私は話をまとめるのが下手で」
と言っていた。
先日のGyaoやパシイベでは同じことを冗談っぽく言ってたのだが、
今日はなんか悩んでいるような言い方をしていた。
もしかして真剣に気にしているのかもしれない。
麻琴はそういう悩みをネガティブな方に向けちゃうことが
あるんだけど、そもそも話しを上手くまとめるのは難しいし
誰もが簡単に出来ることじゃないんだからあまり気にしないで
少しずつ身に付けていけばいいと思う。

その割には司会の2人と話す時はちょっと上から目線な麻琴。
芸人さんと軽妙なトークをしようとしてのことなんだろうけど、
もっと普通の喋りでいいんじゃないだろうか?

ちょうど中休み(テレビではここでCMがはいるんだろうな)の
ところで我々第1グループの持ち時間は終了。
手を振りながら去っていく我々に、麻琴はストローで水をすすり
ながら手を振り返してくれた。

続いて第2グループが観覧しているのだが、この部分では
VTRを見ながら進めるコーナーになったので麻琴のトークは
あまり聞けなかったようだ。第1グループの方が内容的には
面白かったと思う。

あと第1グループはもう自分たちの番は終わったのであるが、
スタジオの前を通れば第2グループ越しにスタジオの麻琴を
見ることが出来る。もちろん立ち止まったりするのは禁止で
スタッフに注意されるのだが、とりあえず何往復かして麻琴の
姿を目に焼き付けておく。次はいつ会えるか分からないし。


第2グループが観覧中

もちろん一般の通行人も「何やってるの?」とばかりに
覗き込んでいく。
彼らからも麻琴の姿は見えたはずだが
「わー!おがわまことだぁ!」
「きゃー可愛い!」
という反応をした人は俺が見ていた中ではいなかった。
でも少しは興味持ってくれるといいな。

やがて麻琴出演時間が終了。
第2グループに手を振られて麻琴が退出した。
番組が終わってしまうとあっという間にみんないなくなる。
うーん、あんまり良くないけど「出待ちしようぜ」みたいな
人はいないのかね?
まあ我々もそこまではしたいと思わないのでさっさと撤収。
海龍さんがラーメンを食べに行くということで、渋谷まで
歩いて移動。ところが目当てのラーメン屋は休日は営業して
ないということが判明。

そこでなぜか渋谷の王将へ。
まだ昼の14時だというのに飲んでしまった。
今年の麻琴のバースデーオフ会はやるべきなのか?
やるならどうしたらいいのか?
そんな話もしたのだが結論はでないままであった。


小川麻琴ファンクラブイベント その3

2008-10-10 00:42:29 | 小川麻琴
周りを見回すとパシフィックヘブンのスタッフさんたちが
笑っている。当たり前だが彼らは毎回パシイベを見ている
ある意味一番目の肥えた観客だ。
過去何回かパシイベに何度か参加したことで、スタッフさんが
笑っているかどうかで客観的なパシイベの面白さが分かる
と言うことに気づいた。
ベリキューの回などはニコニコ見守ってるだけだった。
それが今日は大笑いしている。さすがは麻琴である。

なお、自分が参加した回の中で一番スタッフが大ウケしてた
のは06年にあった辻希美&あさみコンビのパシイベだった。
辻ちゃんが天才だということを改めて思い知った回である。
バラドルにありがちな計算されたボケやリアクションは一切
見せず、それでいてどんなバラドルよりも面白くてかつ可愛
らしかった。カウンター内で見守るスタッフさんたちも爆笑
また爆笑で、つんく氏が彼女について「空気を一瞬で変える」
と評したことの意味がよく分かった。


スタートして1時間近くが経過してるが麻琴のマシンガン
トークはますまる勢いを増している。

(http://www.jp-r.co.jp/gallery.php)

続いてはアンケートのコーナー。
始まる前にヲタが記入した麻琴への質問である。

最初の質問
「こういうイベントで落ち着いてしゃべれるようになりましたか?」

会場が笑いに包まれる。なんてタイムリーな質問だろう。
今日の展開を予想したかのような見事な質問と言えよう。

麻琴「悪気があって落ち着いてないわけじゃないんですよ。
もうすこし長い目で見て欲しいです。あと2、3年くらい」
司会「長いな!」

「お気に入りの英語はなんですか?」

麻琴「パンプキンです!」

麻琴はNZでもカボチャ好きを発揮したそうで、現地の
ホストファミリーにリトルパンプキンと呼ばれ、麻琴は
カボチャ食べさせとけばいいんだという扱いだったそう。

ここでいつものデパ地下で食べ物に見とれるネタ。
麻琴「今はモーニング娘。の時みたいに運動してないんで油断
するとプクって行っちゃう」

(でもモーニング娘。の時も・・・イヤなんでもない)

麻琴「ですから甘いものは1日1個に決めてます」
司会「それでも1日1個なんだ!」
麻琴「1日1個は甘いもの食べないと死んじゃいます」
司会「自分に一番甘いじゃないかよ!」

「日本に帰ってきて変わったと思うことは何ですか?」

麻琴「ハロプロメンバーはあまり変わらないんですけど、
ガキさんは昔はホテルで同じ部屋になると部屋に入った途端
服を全部脱いでベッドにあがってポテトチップを食べ始めて
私が片付けて!っていっつも怒ってたのに今サブリーダーに
なって娘。をまとめてるのが凄いなぁと思います。」
司会「小川さんが変わったことはありますか?」
麻琴「髪が伸びたかな?」
司会「それは生物としては当たり前の現象ですね」
麻琴「『もっとしっかりしてくると思ったらそうでもないね』って
よく言われます」

「ファッションショーの感想は?」

麻琴は先日ファッションショーに参加したのだ
実はこのブランドは以前から興味があったブランドだったそうだ。
麻琴は髪の毛を爆発させて行ったら衣装のフードを被ることが
出来なくなって、仕方なく髪の毛とフードを縫い付けて出演した。

モデル歩きをさせられるのかと思ったら「普通に歩いてください」
と言われたんで普通に歩いたそうだ。

ここでタイムマシンの2人から「やってみせて」とリクエスト。

ステージでのキメポーズをやってくれた。


麻琴「℃-uteの子とかいるのに私がこんなポーズしていいのかな?
と思いながらもやっちゃいました」

次のコーナーは麻琴のお笑いコーナー。
麻琴はお笑いが大好きなのだ。ハロモニ時代はコントキャラ
としてお笑いをやっていた自負もあるとのこと。
そこで麻琴と司会のタイムマシン3号でお笑いをやろうという
コーナーである。

麻琴「私はレベル高いですよ悪いですけど」
司会「そういえばレッドカーペットもバカにしてましたね」
麻琴「だって私が出た方が面白いと思いますもん」

司会「そこでですね、私たちがこれからショートコントを
1回やりますんで、そのあとまこっちゃんにはどちらかの役を
変わりに演じていただきます」


∬∬´◇`)<え?

司会「どうしたんですかw急に弱気になって?」

∬∬´◇`)<だだだってどっちどっちをやればいいんですか?

司会「狼狽しすぎですよwww」

∬∬´◇`)<どっちを覚えたらいいのか分からないと困る・・・

司会「なんで後ろに下がって行くんですか?」

タイムマシン3号がショートコント「となりのトトロ」を披露する。
トトロの形態模写をメインにしたネタである。
さすがプロは上手いね。

そしていよいよ麻琴の番。トトロの模写をやるボケ役だ。

やり始めるが、麻琴とタイムマシン3号のメンバーが交互に
笑ってしまうのでNG連発。

それでも最後は結構綺麗に決まった。

麻琴「この3人でお笑いやりたいですね。レッドカーペットに
出るつもりでチーム名も決めてやりましょう」

早速銚子電鉄に乗る麻琴である。客席からのアイデアで名前は
「タイムマシン4号」に決まった

勢いに乗って漫才をやってみようと言うことになった。

今度もタイムマシン3号が手本を披露する。

「秋といえば○○の秋」という定番ネタなのだが、早速
「何食ってんだよ」
「ポテチ」
「ガキさんかよ!」
というさっき麻琴が話たことをアドリブで挿入してくる辺り
さすがプロである。

今度はツッコミに挑戦する麻琴。

麻琴「ポテチかよ!ガキさんかよ!」
司会「それじゃ酔っ払いだよw」
  「新橋の酔っ払いって感じでw」
  「べらんめぇ漫才という新しいジャンルですね」

さすがの麻琴も

な状態(http://www.jp-r.co.jp/gallery.php)


さて、ここら辺で麻琴から意外な告知があった。

麻琴「みなさん!来月は何の月ですか?」
客「まこっちゃんの誕生日!!!」

麻琴「20歳の誕生日はニュージーランドにいて皆さんと
過ごすことが出来なかったんで、今年こそは皆さんと
一緒に誕生日をすごしたいと思います。
10月29日にまたイベントを開こうと思います!!!」

まさかの第2段パシイベの決定である。これは予想外だった。

麻琴「実はそこでチャレンジがありまして、あと1ヶ月なんですが
それまでにギターを練習して弾き語りを披露したいと思います。」

なんと!ギターマコの登場だ。

麻琴「最近始めたんですけど、最初はやれば出来るだろうと簡単に
考えてたら凄く難しいんですよ。でも頑張りますので是非次回の
イベントにも来てください。お待ちしています!」

演奏する曲はもう決まっているが今はまだ言えないとのこと。
これは楽しみだ。

ギターもさることながら、誕生日イベントとは思い切ったことを。
マコヲタは毎年麻琴の誕生日を盛大にお祝いしていた。
2004年の娘。コン大阪城ホール。
2005年の娘。コン千葉県民会館。
2006年の屋形船オフ会。
2007年の誕生日オフ会。

娘。コンではハッピーバースデーも歌ったりしたが
誕生日当日に麻琴のイベントが開かれたことは無かった。
今年、ついにマコヲタの積年の夢が叶うのである。

参加者はイベント終了後「29日って何曜日だっけ?」
「有給とれるかな?」などとそわそわモードであった。
まさに今日一番のサプライズであった。


続いては○×クイズコーナー

なんと勝ち残るとカボチャの置物に名前を入れてプレゼント
してもらえるとのこと。全員立ち上がって○×するのだ!

第1問:血液型はA型である。

これは×。みんな分かるだろう。誰も座らない。

第2問:娘。加入時の年齢は14歳だった

これも×。これは間違えた人もいた。

第3問:5期メンバーである。

これ、間違える人いるの?と思ったら間違えた人がいた!
どうして?

第4問:ピアスの穴は7つである。

ぎゃああああああっ
これは分からない。
右耳はたしか4つくらいだと思うが左はどうだったか?
これはカンで答えるしかないな。
てことで×を回答。

麻琴「正解は、○でーす!」
・・・・・終わった。俺終わった。

麻琴「前は8つあったんですけど1つなくなっちゃった」
え?それじゃ正解×じゃないの?うそー!

第5問:「ウィアラの衣装は赤である」

これは×。マコは普通の制服だもんね。

第6問:「子供の頃ピアノを習っていた」

これは知ってる。マコはいろんなの習ってるんだよね。

第7問:「子供の頃ガングロギャルにあこがれてた」

これも有名な話。
麻琴「田舎者は東京にあこがれるんですよ」
ということでガングロギャルにあこがれてマネしてた
そうで「いいセンまで行ってたと思う」とのこと。

第8問:「学校ではテニス部だった」

これもサービス問題。水泳部だから×

第9問:「好きなキャラクターはスポンジボブである」

これも新潟で最近聞いた話。
ここで残り4人となり、全員が当選となる。

終わってみればあのピアス以外の問題は全て正解する
事ができた。それだけにあの失敗が悔やまれる。
舞台に上がった当選者を恨めしく眺める。


さて最後の締めである。
最後に1曲を歌うことになる。といってもまだ2曲目だ。

麻琴「私が卒業する時に歌った曲をこの機会にまた
歌いたいと思います。青空がいつまでも続くような
未来であれ」

実は会場前にリハーサルの音が漏れてきたのでこの曲を
歌うことは知っていたが、改めて聴くと本当に感動する。

なんと途中のLaLaLaのところで
麻琴「みなさんも一緒に歌ってください」
パシイベでヲタ合唱なんて普通はやらないよね。
もちろん大声で歌いましたよ。
上で仕事してた人ゴメンナサイ


最後に大いに盛り上がってイベントは盛大に終了。
麻琴「みなさんと一緒に過ごせて本当に幸せでした」
司会「皆さん次回も来てくださいね!」
麻琴「来月10月29日にまたお会いしたいです」


そして握手会。2列目なので早めに順番がくる。

俺「今までのイベントで一番面白かったです」
麻琴『本当ですか?良かったー」
俺「来月また超えるように」
麻琴「頑張ります!」


イベント後はいつもの餃子屋さんでオフ会。
○×クイズ当選の方にカボチャの写真を撮らせて頂いた。



皆様へ
今回の記事の通りパシイベで華々しく発表された麻琴の
記念すべき誕生日イベントは、申し込み抽選の結果
敢え無く落選という次第になりました。

つきましては、7月のメログリ以来復帰後の麻琴の活動を
追いかけ続けてきた当ブログでは、誕生日イベントの模様を
紹介することが出来ません。
抽選ですので仕方の無いこととはいえ、自分のヲタとしての
力不足を痛感しております。

当面記載すべきイベント予定などはありませんので、
常日頃停滞しがちなブログではありますが当面休止とさせて
頂きます。また機会があれば再開したいと願っております。


小川麻琴ファンクラブイベント その2

2008-10-05 23:28:46 | 小川麻琴
今日の衣装はグリーンのチェック柄。丈が腰のあたりまでなので
飛び跳ねたりすると(普通はパシイベで飛び跳ねたりしないが
麻琴は飛び跳ねた)お腹がチラっと見えたりする仕様。
下は地味目のジーンズだ。

さっそくではあるが非常に緊張してテンションが高い。
ベリキューパシイベのときの徳永千奈美や有原栞奈も
「はじめてのソロイベントなですっごい緊張してます!」
などと言っていたが、麻琴の緊張はそんなもんじゃない。
なめんなベリキュー。

司会のタイムマシン3号も「マコっちゃん落ちついて!」
と何度もなだめていた。

「私とりあえず良く喋りますけどまとめることが出来ないので
何いってるのかわからないことがありますのでそういう時は
分からないと言って下さい」などとあらかじめ注文が出た。

そのまま歌へ行く。司会の2人が一旦退場するので
ステージは麻琴一人だけになる。
ハッハッハッと何か産まれるんじゃないかと思うほど高かった
テンションを落としながら「これは私の思いやりのある曲です」

すかさず
「思い入れ」
「思い入れだよ!!」
「思い入れ!」
と自分のファンからの総ツッコミに遭う麻琴。
またテンションが上がったようだ。

「私が初めて参加したユニットの曲です。WOWWOWWOW」

「初めて参加したユニット」などというから一瞬ハッピー7の
「幸せビーム!好き好きビーム!」だと思ってしまった。
せっかく「あいぼーん!」と叫ぼうと思ったのに。

保田圭の卒業式があった03年SSA以来の麻琴が歌うWOWWOWWOW。
一人では歌割に無理があるから「♪WOWWOWWOW」の部分は
ヲタが歌う。麻琴も煽る。
上のフロアで仕事をしている人たちは迷惑な話だろう。

歌い終わって会場の外にいたタイムマシーン3号の2人が
戻ってきたがWOWWOWWOWの部分で警備員が音量にビックリして
いたとの事。

この後は写真を見ながらあーだこーだ言うパシイベでは
定番のコーナー。

今日見る写真は麻琴が留学中の秘蔵写真だ。
麻琴の留学中の写真はほとんど公開されてないので、
これは貴重である。

大型テレビをステージの真ん中において「後ろ見えますか」
などとやってるとき、会場の右側の事務所との連絡口の所に
怪しい人影が現れた。
すぐに吉澤ひとみ先輩だと気づく。
最初吉澤さんは扉の向こうからこちらの様子を伺うような
仕草をしていたが、そのうち扉を開けて首を突っ込んできた。
そして「後ろの人(大型テレビ)見えますかぁ?」などと
麻琴が呼びかけるのにあわせて「見えなーい!」などと口を
挟んできた。

麻琴は吉澤さんの姿が見えないためか、
「あれ見えないですか?」と普通に返事をしてしまうが、
客席のみんなが「よっしー」と呼びかけると
「えー!いるの!」と素っ頓狂な声を出す。

拍手に迎えられてサプライズゲストの吉澤さん登場。

「全然聞いてないよ!」と驚く麻琴であるが、聞いていたら
サプライズゲストではない。
「もっと早く来ればWOWWOWWOW一緒に歌えたのにさぁ!」
と子供のように腹を立てる麻琴。
まあサプライズゲストといえども登場のタイミングとかは
あらかじめスタッフが決めているだろうから、吉澤さんに
文句を言っても始まらない。
でも急に甘えんぼモードに入る麻琴が面白かった。

WOWWOWWOWをもう一度(一緒に)歌って!という客席のコール
には「ゴメン今どスッピンだから」と断る吉澤さん。
「スッピンでも可愛いじゃん」と口を挟む麻琴。
そういう問題ではないんだけど。

確かに吉澤さんのスッピンは間近で見ても本当に綺麗。
ベタベタ塗りまくってるワンダメンバーよりも綺麗だろう。

麻琴の留守中の話としては、しょっちゅうメールとかで
連絡を取り合っていたとの事。メールも「今何してんの?」
「学校から帰ってきた」といった他愛もないものだった。
(でも中には緊急重大なメールもあったはず)

「麻琴がいなくなってどうでした?」という質問に
「あぁ、せいせいしたね」と答える吉澤さん。
そんな吉澤さんも
「私が卒業する時には麻琴は飛んできた」と満足そう。
2人でしっかりと抱き合った。
もうそのままキスしちゃえよっていうくらいの抱擁。

麻琴は一緒にNZ写真見ようと引き止めたが吉澤さんは
「この後バイトだから、焼き鳥焼くんで」
「場所は新橋だし」などと笑いを取りながら退場。

さて改めてNZ留学中の写真を見ちゃおうコーナー。


1.麻琴乗馬中
NZに行って最初のホストファミリーに乗馬に連れ出された
時の写真で、当時はまだ着いたばかりで言葉も分からず、
とりあえず馬に乗せられて、すぐに終了かと思ったら
なんと山の中を延々と移動するホーストレッキングだった。
「落ちたら死ぬ!」って崖の上を歩くなど恐ろしい内容。
しかも慣れない馬でお尻がどんどん痛くなってギブアップ。
言葉が分からないのでなんとかお尻が痛いことを訴えて
ようやく戻ってきたって時の写真だそうだ。
それにしても普通に乗馬姿がサマになってる。
タイムマシン3号からも「G1出走前みたいですね」などと
言われていた。

特に乗馬とかをやったとは聞かないけど、昔ハロモニでも
器用に馬乗ってたし運動神経がいいんだろうな。
何か道具を使ったり飛んでくるものに対してはからきしダメ
な麻琴であるが、自分の体で勝負できるスポーツは強いのだ。
多分、相撲とかもやってみたら強いと思う。


2.パーティー準備
乗馬のすぐ後がクリスマスということでパーティーの会場を
映した写真。テーブルには皿が並んでいる。
説明によれば親戚の家に招待されたのだという。
この後色々なご馳走が出てくるのだそうだが、それらが並ぶ前の
皿だけの写真を紹介するのが麻琴流。
NZはさすがにクリスマスが盛り上がるそうで、プレゼントを
もらったりツリーが飾られてたりして楽しかったらしい。


3.マザーとクリスチャンと麻琴
NZ滞在中に麻琴が一番長くお世話になったファミリー。
これまでも散々ネタにされてきた一家であるが、この家の
ホストマザーとその息子のクリスチャン君と麻琴で撮った
3ショット写真である。
クリスチャン君の誕生日ということで、麻琴とマザーが
ケーキを持ってニッコリ。真ん中に立つクリスチャン君は
なぜか浮かない表情。その理由は・・・・

なんとこのクリスチャン君に麻琴は超嫌われていたというの
である。麻琴は比較的みんなから好かれるタイプなので、
嫌われるというのはよっぽどのことなのだろう。
13、4歳の思春期の少年なので、見知らぬ異国の美少女
(一応美少女だよ!)に緊張したのかな?とも想像できるが、
家の中でクリスチャン君が部屋を出て階下に降りる音がした時は
麻琴は自分の部屋から出ないようにしていて、麻琴が部屋から
出て階下に行く時はクリスチャン君の部屋の前を通るが、
クリスチャン君はその音が聞こえると自分の部屋から出てこよう
としなかったというのだから尋常ではない。

そんな2人だが、一度だけ、ある日麻琴が洗濯をしてた時に
クリスチャン君が「Hi Makato!ペラペラペラ」と話しかけて
きたことがあった。
麻琴は突然話しかけられたので何を言われたのか全然分からず、
曖昧な生返事をするとクリスチャン君は初めて笑顔を見せて
くれた。思えばそれが最後の笑顔だった。

この一家はお母さんが大の親日家でホームステイの子も
日本人ばかりを選んで何人も受け入れていたのだそうだ。
でもその息子はそうでもないのかもしれない。


4.海岸でホストマザー、ホストファザーとと麻琴
同じくホストファミリーと一緒に別荘にバカンスへ行った。
別荘ということで優雅なリゾートを期待してたのだが、
なぜか水なども持参するサバイバルモード。
そんな旅の途中に立ち寄った海で、ホストマザー、ファザー
と一緒に撮った写真。さすがに麻琴の笑顔は表情がいい。
撮られるプロの写真だった。

コレはどこの海岸ですか?と聞かれた麻琴は
「えー、ニュージーランド近辺の海です」と曖昧な答え。
「本当にニュージーランドなの?佐渡島じゃないの?」
などとツッコミを受けていた。


5.日本食パーティーの写真
家族と一緒に市内の日本食レストランでパーティー。
写真にはお父さんの従兄弟らしい叔父さんと、
同じく親戚という女の子が映ってる。
みんな一緒に住んでいたらしい。麻琴も家族構成の
全体像を掴みきれなかったそう。
お父さんと叔父さんは凄い勢いで食べるので、麻琴は
自分の料理を確保するのに必死だったそうだ。
親戚の女の子はお通しのサラダが好きでお代わりしまくって
いたが、その理由は日本のマヨネーズが美味しかったからだ
と推察される。麻琴によれば日本のマヨネーズはNZの人たち
にとってはものすごく美味しく感じるのだそうだ。


6.親戚の子供と麻琴
また知らない子がいるが、親戚の子で一時期一緒に住んでいた
とのこと。なかなか複雑な家庭っぽい。
この子の誕生日ということで麻琴はディズニーのDVDを
プレゼント。そのときの写真である。
DVDのパッケージには「9$」の値札が付いたままだ。

この子は麻琴が勉強中に入ってきて遊ぼう遊ぼうと言うので
勉強に集中したい時にはかなりウザイ存在だったようだ。
「お願いだからもう少し待って」と言うと、ベッドの上で
ジャンプしているのでイライライライラしていた。
でも疲れたときには癒してくれる存在だったというのだから
麻琴も勝手である。
「日本に行って見たいとか言ってたけど私のこともう忘れて
るんだろうなぁ」と寂しそうな麻琴であった。


7.学校の仲間たちと麻琴
小さい子供に英語を教える資格をとるための学校でクラスの
仲間と一緒に撮った写真。メンバーは半分日本人で半分は韓国人。
他の生徒さんたちは地味な服なのに麻琴だけアニマルプリントの
派手な服。「先生になるための学校なので大人しいめの服を着る
べきだろうが持ってなかった」とのこと。
友達の誕生日に先生も協力してサプライズパーティーをやった
ときの写真で、仲の良いクラスだったとのこと。


8.初めてのコーヒーと麻琴
初のソロ写真。バリスタ学校で初めて自分で入れたコーヒーの
カップを持ってご満悦な麻琴の写真なのだが、ものすごい
いい写真である。とにかく可愛い!この写真売ってくれ!

なんか明らかにレフ板とか使ってちゃんとしたカメラで撮影
したような写真だった。学校の宣伝用に撮ったのだろうか?
「フロムエーの表紙に使えそう」と司会のタイムマシーン3号。

タイムマシン3号の人たちはバリスタについて知らないようで
バリスタって何?どうやってコーヒー入れるの?と問いかけると
「ウィーンとやってうぃーんとやってガチャ」と説明する麻琴。

もちろん「分かるか!」と総ツッコミである。

器具の名前も良く分かっていない麻琴。そういう器具類の名前を
ちゃんと覚えなくても取れる資格だったようだ。
名前を覚えるよりも作れることが大事なのだそうで・・・

スターバックスやタリーズコーヒーは温度計でミルクの温度
を計ってるが私は温度計なんて使わなくても分かるんだよ!
と自慢する麻琴であった。

麻琴はコーヒー大好きだそうで、タイムマシーン3号に
「次のイベントとかでみんなにサービスしたら?」
と言われてかなりその気になっていた。
考えてみればこの会場にだってキッチンがあるのだから
そういうことは可能なはず。次回のパシイベに期待。


9.着物姿のホストマザー、ホストファザーと麻琴
もうすぐ日本に帰るというときに3人で撮った写真。
着物は麻琴が日本で買ってプレゼントしたもの。
着物は着れたのだが下駄は一番大きなサイズを買って行った
のにそれでも小さすぎてお父さんは履けなかったそうだ。
本当の家族のような雰囲気の写真だった。

なんとここでスタッフからストップがかかりコーナー終了。
まだまだ紹介してない写真があったそうだが、そもそも
1枚1枚について麻琴が長々と語るから時間がなくなったのだ。
この時点でベリキューのパシイベの30分はもちろん、
予想していた40分を過ぎて50分が経過している。

にもかかわらず、小川麻琴のソロパシイベ、
まだまだ続くのである。

小川麻琴ファンクラブイベント

2008-09-29 00:53:21 | 小川麻琴
小川麻琴のFCイベントに行って来た。
夏のハロショイベントに引き続き、今回はパシイベである。
麻琴のパシイベは2005年6月以来3年ぶりとなる。
自分は前回の麻琴と大谷さんのパシイベに参加している

始まる前はそれほどテンションは高くなかった。
その理由の一つは、この日記には記載してないけどパシイベは今年4回目ということ。
今年はBerryz工房と℃-uteメンバーのパシイベが企画され、DDといわれる
俺はいそいそと申し込んだ。
結果、春の徳永千奈美と有原栞菜、秋の徳奈千奈美の回に参加することができた。
3公演申し込んで全部当選。われながらすごい的中率である。
(秋の有原に申し込まなかったのは単に忘れていたからであり他意はない。)

そんなわけで都営大江戸線赤羽橋駅から会場のパシフィックヘブンまでは
すっかり通いなれた道である。

数メートルだけどね。

もう一つの理由は小川麻琴のイベントであるということ。
ここに書いてきたとおり、復帰してからの怒涛のイベントラッシュは凄まじく、
それに全て参加した俺は毎回羊が多かっただのボクシングさせられただの
蚤に刺されただのNZは遊ぶところがないだのといった同じネタを聞かされる。
ありていに言えば、飽きたといってもいい状況だ。
「ああ、また今日も蚤の話か」という思いで列に並んでいた。

さすがにパシイベとなると知り合いのマコヲタが大勢集まってくる。
最近は「ヲタこれだけ?」ってイベントが多く寂しい思いをしてたんだけど。
入場整理番号は30番。それほど早くも無いけど遅くは無い。

入場すると2列目のやや中央から外れたあたりに空席があったので座る。
ちょうど海龍さんの斜め後ろなので色々弄りがいがある席だ。
席に座るとアンケート用紙が。
これもパシイベのお約束だけど、普段はワープロで作られてるアンケート
用紙が麻琴の手書きだ。折角なので予備を1枚貰ってきた。



「私に質問があったら」という設問だったので、何を書こうか考える。
普通に質問をしても面白くないので、トークの話題に使えるようなネタ
を書いたほうがいいだろう。ということで
「こういうイベントで落ち着いてしゃべれるようになりましたか?」
と書いてみた。
おそらく麻琴はやたらめったら緊張して変なテンションになってるだろうから
そのタイミングでこのネタが出れば盛り上がるだろうという計算だ。

海龍さんは何書けばいいか分からないと途方にくれている。
そこで「おがわっしょい!」をやってくださいと書くように提案する。
デビューしたころにMCでやっていた「おがわっしょい!おがわっしょい!
おがわ、おがわ、おがわっしょーい!」という三三七拍子だ。
本人も忘れているかもしれないけど。

アンケートを提出すると、その隣で写真を売っている。
パシイベで写真なんか売るのは初めて見た。



写真の画像はまころだより拝借。

さて、どんなイベントになるだろうか?
今年行ったベリキュー関連のパシイベはどれも1日2回公演で
時間は約30分。30分で歌を3曲歌ってトークして握手会も
やるのである。結構あっという間だ。

それに対して今日は1日1回公演。値段もベリキューのが2500円なのに
対して300円高い2800円だ。
だから時間も30分ではなくて、40分とかそれ以上あるかな?と期待する。
あと司会者も気になる。

以前、麻琴とメロンの大谷さんがやったパシイベや、辻ちゃんとカントリの
あさみが一緒にやったパシイベでは自分たちで司会進行をしていた。

春のベリキューパシイベではメンバーが初めてのソロイベントということで
シャ乱Qのまこと氏が司会として動員された。
俺が参加した徳永千奈美の回はシリーズの最初のイベントということで、
千奈美よりもまこと氏の方が緊張していた。

秋のベリキューパシイベでは司会を設けず、タレントがたった一人で
進行していた。これは結構新鮮だった。
徳永千奈美が自分で進行表を書いたノートを持って現れ、
「えー、カメラ、携帯電話などは使用禁止です」などと自分で前説をし、
自分でマイクをセットして「じゃあ歌います」などと言って歌を歌う。
なんかすごい粗末な地方営業みたいなノリだった。

今日は司会がいるのか?
いるとしたら、初のまこと麻琴コンビ結成なのか?

良く見ると目の前にマイクが2本ある。これは誰か他に出るぞ。
そんな期待を込めて開演を待つ。

ホワイトボードにはこれまた定番の本人直筆のメッセージが書かれている。
「今日はワイワイしましょうねんっ」というメッセージ。
その下にはカボチャ君だのわけのわからないキャラクター。
真ん中にはいつも書いてるオバQのニセモノみたいなキャラクター。
このキャラクターは05年のパシイベでも描かれていた。
3年たってもまったく変わらない麻琴である。

ついに開演時間となった。
BGMに流れていた4thいきまっしょいが狙い済ましたように
「好きな先輩」に変わる。かすかに会場のヲタが沸いた。
それと同時に、ちょっと場違いなテンションの2人組みの男が

「はいどうもー!」

と言って走りこんできた。誰だ?

どうみてもお笑いコンビであるが、誰なのかは分からなかった。
そんなにお笑い芸人に詳しくないしね。
「こんにちは!タイムマシーン3号です!」と挨拶する。

ああ、タイムマシーン3号か。M1で決勝に行ったんだよね。
アップフロントのお笑い部門所属の芸人さんで、ツッコミの
山本さんは新潟出身なんだよね
などというのはもちろん後で調べた知識。
その場では「前にハロモニ出てたな」くらいしか分からない。

とにかく彼らが今日の司会なのだ。
同じ事務所とはいえわざわざまこと氏以外の司会者を立てる
とは贅沢なイベントだな。

タイムマシーンの2人はパシイベというのを理解してないようで、
「このスペースにこんなに人が集まるのは初めてじゃないですか?」
などと言ったりする。いつもやってるイベントなんだけど。

そして「じゃあみんな声出しましょう!」などと言って客を煽って
大声を出させる。前説ならどこでもやることであるが、ここは
パシフィックヘブン、というよりUFAビルの1階である。
上は普通にオフィスがあるだろうから、あんまり大きな音を立てて
はいけないことになってるという話を聞いた。

まあ彼らが出せというのだら、遠慮なく大きな声を出しましょう。
そんなわけで場が暖まって、そろそろ麻琴を呼びたいところ。
「本人さっきめっちゃ緊張してましたよ」
「みなさんをカボチャだと思うそうです」
などとタイムマシーンの2人が話す。

それでは登場していただきましょう!
ということで、拍手とともに騒々しい声を出しながら麻琴が
飛び込んできた。
(つづく)

2008年8月31日 24時間テレビ万代シテイトークショウ その3

2008-09-05 23:19:43 | 小川麻琴



万代シテイの外れにあるBP2にやってきた。
以前はゲーセンだった建物である。中に入るとすでに1Fの
オークション会場特設ステージにはヲタが集まっている。

とりあえず2列目の真正面をキープ。ここは結構ステージ
まで近い。
このオークションは、BP2に入っている色々なショップが
商品を提供しており、それでオークションを行う。
落札金額は24時間テレビに寄付される仕組みだ。

司会は先ほどと同じTeNYの内田拓志アナと奥田麻衣アナの
2人である。先ほどの24時間テレビ本編よりも崩した感じで
「いやー、先ほどの小川麻琴さん可愛らしかったですねー」
「そうですねー、もうすぐこの会場にも来てくれますよー」
などと話している。
冷静に見れば奥田アナの方が絶対かわいいよね。


(万代シテイ会場を取り仕切る内田アナと奥田アナ)

「もうすぐ来ますよー」などと言われたもののなかなか来ない
麻琴。開始予定の時刻を過ぎてしまった。
化粧でも直してるのだろうか?
間をつなぐために「新潟市に来るのはお久しぶりだそうで、
柏崎には成人式で帰られたそうですが」などと麻琴がヒミツ
にしている出身地をバラしてしまう内田アナ。
彼が「まだ来ないですかね・・・」と多少イラついた頃に、
ようやく麻琴がぴょこぴょこと登場してきた。
Tシャツは先ほどのピンクTで、髪を縛っている。

アナ「いかがですかこの会場の熱気は?」
麻琴「すごい・・・盛り上がれる・・・ます」
アナ「だいぶ暑さにやられてしまったようで(笑)」

アナ「先ほどはパフォーマンスも見せてくれまして」
麻琴「え?・・・ああ私のですか?ハイハイ」
アナ「他に誰がやるんですか!(笑)」

この頃になるとアナ2人も麻琴の弄り方を理解したようで、
てかこの子は弄ってあげたほうがいいということを理解した
ようで積極的に絡んでくるようになった。

最初の商品はSHIPS(名前に反応してはダメ)からオリジナル
ノベルティグッズ。

アナ「バックの中にバスタオルが入っております。
麻琴「活用的な感じですね」
アナ「実用的な感じですね」

アナ「バスマットとタオルが入っております」
麻琴「これは温泉セットですね」
アナ「温泉にバスマット持ってかなくてもいいですよ」

アナ「水筒も入っております」
麻琴「これは遠足セットですね」
アナ「なんにでも使えますけどね」

この変のマコのやり取りはちょっと里田さんっぽかった。

このような感じで参加ショップからグッズだのジーンズだの
スカートだのが出品される。落札するとステージに上がって
麻琴から直接商品を手渡ししてもらえる。

商品はほとんどが2000円とか5000円で落札される。
会場にいるのはヲタがほとんどなのであまり麻琴に関係のない
商品には手を出さないのだ。かなり不当な安値で買われていく
商品もある。
麻琴から手渡ししてもらえるし、これは参加したいなと思ったが
あいにく手元の現金が1万円札しかない。落札金額は募金となる
ので、まさか「おつりをくれ」とはいえない。相場が安すぎて
参戦できないのだ。細かいお金を用意しとくべきだった。

そんなオークションで大活躍だったのは黄色い0914と書かれた
どこかで見たようなTシャツを着た見知らぬ人。ていうかなんで
そんなTシャツでマコイベに来る!?
彼はなんと3回も落札に成功し、3回麻琴から商品を受け取った。

そんな彼も食指を伸ばさない商品がある。入札の声が上がらないと
麻琴が正面中央の階段に陣取る一段に「わかってんだろ?」という
視線を送る。そこにいるのはマコの親戚一同だ。
そこに親戚がいることにしばらく気づいてなかった麻琴だが、
途中で気づくと「あの辺親戚なんです」と自ら紹介。
その親戚が見事商品を落札すると、受け取るためにギャル風の女の子
が2人してステージに出てくる。「従姉妹なんです」と麻琴が紹介。
一緒に自転車で海に行っていた同い年の従姉妹なのだそうだ。

そんなわけで、以降なかなか買い手のつかない商品の時は、
麻琴が「お前ら参加しろ」と目配せするようになった。
なかなか面白い展開だ。

麻琴はスカートが出品されると
「これ、レギンスと合わせるといいですね!」と食いついてくるが、
キーホルダーが出品されると
「鍵をまとめるのにいいですね」などと適当コメントだ。
興味あるなしで態度が大きく変わるのが麻琴流。

ワインが出品されると必死に落札する人が・・・
海龍さんである。
くそっ、海龍さんだと分かってたら阻止したのに!

全部で15品のオークションが終わるといよいよお待ちかね。
小川麻琴さんの商品だ。
全部で3点。

1.NZで買ったTシャツ(サイン入り)
  麻琴が大好きなキャラクターであるスポンジボブのTシャツだ。

2.日本で買ったキャップ(秋っぽいもの)

3.ミニーちゃんの扇子(NZで使ってたもの)

これを、「セットで」1名様。

セットと聞いてヲタが「え?」とどよめいた。
3点あるのだからバラバラに出品してもいいじゃん!
どういうわけか「時間の関係」だとの事。
これは競争率上がりそうだな。

アナ「いくらからにしますか?」
麻琴「じゃあ、500円から」
アナ「控えめですね(笑)」
麻琴「だって使ったものですし・・・」
アナ「それが価値があるんじゃないですか」

緊張のオークションが始まる。

アナ「では行きましょう。500円から」
ヲタ「1万円!」


この瞬間、オークションは終わった。2秒もないだろう。
なんとこの1万円が上限金額だということで、同じ値段を
出せる人全員でのじゃんけん大会になってしまったのだ。

なんか1万円って安すぎないか?もうすこし上げてもいい
気もするが、まあそれはTeNYの判断だから仕方ない。
にしても、500円からいきなり「1万円!」はないだろう。
1000円、2000円と上げていこうよ。
空気読まない人のせいで、ほとんどのヲタは何も出来ず、
一言も発しないままこのイベントを終了することになった。

ただ、じゃんけん大会のときは参加者は客席とステージの
間のエリアに入れたので麻琴を間近で見れた。
今池のハロショイベ以来の至近距離麻琴である。
じゃんけんは、あっさりと敗北した。

終わってしまうと、なんとも虚しい。こんなことなら
最初の15品のうちどれかを落札しとくんだった。
なんか最後の最後で脱力感に襲われてしまう。

ちなみに「時間がない」というのは本当のようで、
このじゃんけんが終わるとまだイベントが終わったわけでは
ないのに麻琴は帰ってしまう。この後別な会場行く予定とか
なさそうなので、どうやら出演時間があらかじめ決められていて
それ以上は出られない契約なのかもしれない。

麻琴がいなくなった後、今度はBPで買い物できる1万円分の
商品券があたるじゃんけん大会となる。
じゃんけんをしてくれるのは奥田アナだ。本来ならこの部分も
麻琴がじゃんけんしてもいいはずで、やはり出演時間の関係で
後ろが切られたんだろうな。
このじゃんけん大会は2回あり、2回目は惜しいところまで
いったが負けてしまった。

さて、お昼でも食べよう。
久しぶりに会った新潟組と一緒に、伊勢丹の7回にある長岡小嶋屋
へぎそばを食べに行く。
へぎそばは新潟の名物の一つ。
四角い器に1口分ずつ盛られたそばが特徴で、大勢で食べる時も
1つの器にどっさりと盛られて出てくるのを分け合って・・・・
と思いきや、5人前で注文すると「別々の器にしますか?」と
聞かれた。へぎそばを1人分ずつ別々の器で出してもらうことも
出来るとは初めて知った。


(1人分ずつ別の器だと、見た目ふつうのざるそばに見える・・・)

バスセンター2Fのイベント会場に戻った。
せっかくなのでみんなで「レインボータワー」に乗ることにする。

レインボーダワーとは、新潟の万代シテイにそびえる回転式の
エレベーター型展望台で高さは100mである。
開業は昭和48年というから、もう35年も前からあるのだ。
俺も子供の頃に乗った。そしてそれ以来乗ってない。
だいたい、新潟に住んでる人はこんなものに乗らない。
麻琴も先ほどのトークショーで「アレ乗ったことないですね」
と言っていた。

20年くらい前、すでにレインボータワーは閑古鳥が鳴いてた。
一人で乗ってみたことがあったが、客は俺一人だった。
近いうちに潰れるんじゃないか?と心配になった。
しかし現在、元気に動いている。そして20年前は万代シテイで
一番客が多かったダイエーが潰れてしまった。

約20年ぶりに乗るレインボータワーは嬉しいことに結構混雑
していた。子供たちがキャーキャー言いながら乗っている。
この子供たちが親になり、自分の子供をつれてまた乗りに来る
まで存続していて欲しいなと思ってしまう。


(レインボータワーの内部)


(新潟駅方面を望む)


(信濃川と古町方面、奥は日本海、その向こうに佐渡島)


(新潟港方面)


(イベント会場を見下ろす)

なにか去りがたい気がして夕方近くまで万代シテイをぶらぶらしていたが、
することは残ってない。会場では高校生によるダンスが行われていたが、
ものすごい参加者の数だ。こんなにダンスが盛んだとは思わなかった。
先ほどへぎそばを食べたばかりだというのに、みかづきで「イタリアン」など
食べてしまい、もうこれ以上は何も食えないだろう。


(イベントも終盤の万代シテイ)

このあとイベントのフィナーレが行われるようだが、
見送って東京へ帰ることにした。
新潟駅で新潟組とはお別れ。
夕方の新幹線はどの列車も満席だったが新潟始発の列車なので
自由席に3人で仲良く座った。

とりあえず、今日でイベントラッシュは終了だろう。
とんでもない1ヶ月だった。
2年分の鬱憤を晴らすかのように全てのイベントに参加したのだが、
おそらくこれからはそうはいかなくなると思う。

一つ気にかかるのは、いわゆるマコヲタの数だ。
復帰後に行われたメログリ、ハロショイベント(4回)、赤坂の
パラリンピックイベント、福山のシャープファミリーデイ2008、
そして今日の万代シテイ24時間テレビ。

全てのイベントに参加したと思われるのは、我々が見た限り、
今この新幹線で一緒に座っている我々3人だけである。
もしかすると我々が気づいてないだけで全てのイベント会場へ
行った人がいるのかもしれないけど・・・

もちろんそれぞれのイベントはいつも突然情報が入ってきて対応
するのが大変だったし、平日だったり地方だったりと参加しにくい
イベントばかりだ。普通の人は全部参加なんて無理だ。

だがそれでもなお困難を乗り越え、カードローンを利用し
会社をズル休みして全てのイベントにやってくる少し頭の
イカれた必死なヲタが、せめて10人くらいはいて欲しい。
いつも必ずいるメンバーが3人というのは余りに少ない。
麻琴を入れても4人である。

マコヲタというマーケットがもう少し広がってもらいたいと
思いながら、麻琴と過ごす夏が終わった。

2008年8月31日 24時間テレビ万代シテイトークショウ その2

2008-09-02 23:11:32 | 小川麻琴
気がつくと真砂さんや海龍さんが24時間テレビの黄色いTシャツを
着込んでいる。マコとお揃いのTシャツというわけだ。
悔しいので俺も買いに行く。近くにあるグッズ売り場で1600円を
払ってTシャツ購入。ハロプロのヲタTと違って安いなと思ったが、
良く考えると1度買えばイベントのたびに使えるヲタTと違って
24時間テレビのTシャツは今日しか使えない。あとは部屋着にする
くらいしか出来ないわけだ。

トイレに行って黄色いTシャツに着替え、会場に戻ろうとすると
目の前に麻琴がいる。
控え室となっているリターナの外に出て知人らしい人たちと話を
しているのだ。24時間テレビのTシャツ姿である。

向こうに気づかれてるかは分からないがとりあえず知らん顔を
しながら脇を通り過ぎる。万代シテイはいつ麻琴と鉢合わせするか
わからないデンジャラスシテイなのだ。

席に戻り再び炎天下で耐える。今日一日でかなり日焼けしそうだ。
暑いなか、会場は結構人で埋まった。先ほどの中継をみてやって
来た人もいるのだろうか?

いよいよお待ちかねのトークショーが始まる。
司会を務めるのは先ほどのアナウンサーではなく一番最初に登場
していた女性司会者の人である。
このトークショーはテレビ中継されないのだ。

司会が前説しているうちに、麻琴がステージの脇に現れた。
なんと、先ほどまでの黄色いTシャツを脱ぎ捨てて、24時間テレビ
のピンク色バージョンのTシャツに着替えているではないか。
黄色いTシャツに着替えたヲタはとんだお馬鹿さんである。

紹介されて「よろしくおねがいしまーす!」と麻琴が入場。
席に座ると「暑ーい!」と叫ぶ。

最初の話題は留学について。
これは今までも話していたことと同じ。
羊がいっぱいいたとか、最初3ヶ月くらいで喋れるようになると
思っていたらとんでもなかったとか、NZはのほほーんとしてて
自分にはあっていたとか、家でボクシングやったりラグビーの
練習に連れ出されたりしたとか。

麻琴によるとNZは遊ぶところが何もなく、店は夕方5時には
閉まってしまい、金曜日だけ夜7時まで開いてる。みんな働く
よりも家族と過ごす時間を大事にしている。

こういう話は日本と外国の文化の違いという意味で話題として
もっと掘り下げて話したほうがトークショーらしくて良いと
思うのだが、麻琴はさらりと流してしまう。
評論家のようにあたかも分かったような事は言わず、自分が見聞き
したことしか語らないという欲のないトークだ。
司会者はなかなか面白い話を引き出せないので困ってたかもしれない。

トークショーの途中で麻琴が自分でも言っていたが、ときどき「食う」とか
乱暴な言葉が飛び出してしまうのは要反省点。
友達と喋ってるわけじゃないので、「あとねー」などと言うのもダメ。


24時間テレビのテーマでもある「誓い」については、留学を
決めた時の決意について。
ホームシックになって何度も帰りたくなったけど自分で決めた
ことなのでつらくても勉強を頑張った。自分を待っていてくれる
人がいると思ったから頑張ることができたそうである。

〆〃ハハ
∬∬´▽`)ノ<私ファンレター読むのが凄く好きなんです!

↑この発言にはあとで「ホントかよ!?」と多くのマコヲタが
ツッコミを入れていた。

ファンレターは一時帰国時にまとめて受け取っていたようだ。

ちなみに先ほどの中継の時の「誓い」は
ファンのみんなに「必ず帰ってくるよ」と言った誓い
であり、トークショーの時の「誓い」は
勉強を頑張って語学を物にする
ということになっており、僅か1時間足らずの間に
微妙に言うことが違ってるのが麻琴流だ。

ところで麻琴は汗だくだ。
麻琴「汗だらだらなんですが大丈夫ですか私?」
司会「大丈夫!小川さん汗かいててもキレイですよ」

近距離であるが双眼鏡でみてみると汗がポタポタ落ちている。
見かねたスタッフがタオルを持ってきてくれた。

グルメレポーターになりたいという麻琴の夢の件で、
新潟の食についての話となる。
麻琴は山菜とか大好きで、新潟弁で言う「やまごっつぉ」が
好きなんだそうだ。
「新潟の人は『やまごっつぉ』って言いますよね?」と麻琴は
言うが、俺はそんな言い方は知らない。意味は分かるけど。
ごっつぉは「ご馳走」って事だね。


「小川さんにとっての新潟は?」という質問について、
長岡、三条、新潟とだんだん田んぼの面積が大きくなって
行くのが安心感があって好きなんだそうである。
ていうか麻琴は長岡で降りるだろう?
「新潟の夏といえば?」という質問には
従姉妹とチャリで二人乗りして海に行って遊んでいたのが
思い出だそうで、やたらと日焼けしていた。
あと夏祭りに行って「ぽっぽ焼き」を買うのが好き。

「やまごっつぉ」と「ぽっぽ焼き」が東京で通じなくて
寂しい思いをしたそうだ。


この後のチャリティーオークションについての予告が
あってこれで終わりかと思いきや、
「久しぶりということで歌声を」と司会者が言う。

気づいたらステージ袖には新潟パフォーマンススクールの
メンバーが集まっている。これから、先ほどリハでやった
「でっかい宇宙」を歌う体制だ。
「でっかい宇宙」はフィナーレ用だと思っていたのだが、
実はトークショーの締めの出し物だったのだ。

パフォーマンススクールの子供たちがステージに並ぶと

〆〃ハハ
∬∬´▽`)ノ<じゃあ若い力を借りて

などといい「小川さんもまだ若いでしょう?」と司会者
から突っ込まれるお約束。でもたしかにみんな麻琴よりも
はるかに若いけどね。

          ちょっとここ通りますよ
       /⌒ \
       (´▽`*ヽ
       |     |
       ヽ/ /
         | /、ヽ
        U U

と言いながらパフォーマンススクール生の間を抜けて
ステージセンターに立つ麻琴。

「でっかい宇宙に愛がある」を歌う麻琴。パフォーマンス
スクールの生徒たちもサビの部分はコーラスとして参加。
今日の麻琴はちょっと声が擦れてピッチも不安定。
でもこの曲はTBSよりも24時間テレビの方が似合うね。

最後の部分でパフォーマンススクールが麻琴を取り囲んで
手をヒラヒラさせて盛り上げるというサプライズ。
麻琴はどうしていいのか分からずひたすら恐縮。

このあとオークションへ向かう麻琴。会場はここから
離れたBP2だ。我々も移動することにする。
このあとNegiccoのステージがあるのでそちらも見たかった
のだけどね。
移動する際、控え室のリターナの前で出番待ちしている
Negiccoさんたちをチラリと見れたので良しとしよう。

2008年8月31日 24時間テレビ万代シテイトークショウ その1

2008-09-01 01:27:12 | 小川麻琴

今回24時間テレビのテーマは「誓い」ですが
小川さんの誓いを伺ってもよろしいでしょうか?


私、一つ誓いを果たせました。
卒業する時にいつまでに戻ってくるって言ってなかったんです。
だから待っててくれた人は「何やってるんだろう?」って思ってたと
思うんですけど、今年帰ってこれて誓いを果たせたと思います。
「帰ってくるよー」って言って旅立ったんで。

                (24時間テレビ新潟版より)


先週と同じく午前4時に動き出す。
始発電車で出発し今日は始発の上越新幹線に乗る。乗り込むと
一つ後ろの列に味噌人がいる。こんな所で会うとは・・・

待ち合わせたわけではないが改札口を出る頃には真砂さんも合流。
先週と同じトリオがそろった。通いなれた新潟駅西口コンコースを
抜けて一路万代シテイに急ぐ。
急ぐのは今回も行って見ないとどんな状況か分からないからだ。
いつから会場に入れるのかとか、全然わかんないからな。

バスセンター上の会場につくと意外に大きなイベントステージが
組まれている。ただし会場はいまだ設営中といった感じ。
特に入場列など出来ておらず、ヲタらしい人も見かけない。



場内ではちょうど高校のダンスチームがリハーサルをしている。
中には俺の母校のチームも出ている。俺が通ってたころもダンス部
というのがあって文化祭で創作ダンスの発表などをやってたけど、
今日十数年ぶりに見るダンス部は人数も増えていて壮観だ。
他校の生徒さんも気合いれてチアダンスの練習などをやっている。
先生らしい方が厳しい調子で指示を与え、リアルAngel Heartsだ。

今日のスケジュールは、公開されているものとしては12:40からの
「小川麻琴トークライブ」 だけだ。
だがチャリティーオークションにも出演するという情報もある。
そこでオークションの会場である少し離れたBP2を下見する。
中を覗き込んだが特に情報は得られなかった。

(近くの信濃川の河べりで萬代橋を望む)

バスセンターに戻りステージ脇のベンチで休もうとすると、
ベンチに先客が。海龍さんであった。毎週会うなこの人。
「小川さんのファンの人ですか」と声をかけられた。
みるとNegiccoのTシャツを着ている。NegiccoのTシャツは
なかなかカッコイイのだ。
ALP(麻琴が通い、Negiccoを生んだスクール)出身者の
競演ですね、とすこし話をする。
今日はさらに、新しくできた新潟パフォーマンススクールの
生徒さんたちがイベントに参加するそうだ。

多分その出演者たちだろう。
女の子がやたら目の前の部屋に出入りする。レインボータワーの近く
にあるリターナという小ホールだ。さらにステージ設営のスタッフや
関係者が大勢出たり入ったり忙しい。小さなホールのようだが、
ここが彼ら全員の控え室のようだ。


(この狭そうな部屋が全員の控え室)

そんな光景を眺めていると、男性マネージャーに連れられて
突然麻琴がやって来た。
先週福山でも突然現れたがそのときはまだ隠れる余裕があった。
今日はいきなり現れたのでどうしようもない。我々の目の前を
我々には目もくれず通り過ぎた麻琴は、周りにいたスタッフに
「おはようございます」と挨拶しながら先ほどの部屋に入った。
麻琴もこの部屋を控え室にするのだ。

時刻は09:30。
最初の出し物「ヤッターマンショー」は10:00からなのでそろそろ
会場に座ろう。なぜか縦連番などという座り方をして遊ぶ。
最前列は子供たちのために空けておこう。
それにしても暑い。気温はさほど高くないが日差しがきついのだ。
先週の福山はたまに雲が出てくれたが、今日はその雲がない。

 

30分前には誰もいなかった会場が親子連れでぎっしり埋まった。
女性司会者が登場して、今日のイベントがスタートする。
簡単なスケジュールの説明がある。どうやら麻琴はトークショー
だけでなくその前の中継のときも出演するようだ。

女性の専属司会者に交代してヤッターマンショーが始まる。
「みんなー、ヤッターマンを応援するよー!」と司会者が言う。
先週のゴーオンジャー司会者もそうだが、みんな異様にテンション
が高く、そしてやたらと高圧的だ。子供に言うことを聞かせるには
すこし怖いくらいの方が有効なのだろう。

さて実写版の戦隊物ではなく、アニメのヤッターマンのショーって
どんな風にやるの?と思っているとこんなのが出て来た。
 

みんな着ぐるみである。

なんか見た目はすごくアレだけど内容は面白い。
ていうか声優さんがアニメ版の人たち。悪役3人組が面白いのだ。
「アニメじゃないだから本当に爆発したらクレームくるでしょ!」
「どうせあの幕の後ろにヤッターワンが隠れてるんだろ?」
「ヤッターマンは出番少ないのにギャラは同じ」
などとギャグも連発で大人でも笑ってしまう。
炎天下での着ぐるみショーは大変だと思うが面白かった。

その後例によって握手会が行われ子供たちがみんなそっちへ
行ってしまうと会場に残ってるのはヲタ数名という有様である。
この後しばらくステージの出し物は中断。この時間を利用して
TV部分のリハーサルが行われる。

ここでNegicco登場。1曲だけテストする。
中オケもっと大きくとか、どこまでマイクレベル上げると
ハウリングが起こるか、とか細かい調整をしている。

その後も次々と出演者のリハーサルが行われる。
ちょっと買い物に行って戻ってくると、ステージ上には
新潟パフォーマンススクールの生徒らしい女の子たちが
集まっている。

そして麻琴がやってきた。最近は気配を感じるようになった。
麻琴がステージに上がると、パフォーマンススクールの生徒
たちがキャーを歓声をあげる。
「カワイイ!!」「カワイイ!!」の連発である。
麻琴は「いえいえいえそんな・・・」と恐縮しまくりだ。

「これより小川麻琴さんのリハーサルでございます」

流れてきたのは「でっかい宇宙に愛がある」。
この間TBSで歌ったばかりだね。
麻琴が歌い、パフォーマンススクールのみんなが後ろで踊る。

歌いながら音量やマイクの調整をしている。ディレクターが
調整室のスタッフにアレを上げろこれを下げろと指示を出す。

いきなりオケが止まり

∬;´▽`)<あ?


と麻琴が間抜けな声を出したところでOKですということに
なってリハ終了。
とりあえずトークライブだけでなく、歌もあることが分かった。

24時間テレビ新潟版のリハーサルが始まる。
司会を務めるTeNYの内田拓志アナと奥田麻衣アナが登場。
同じく長岡に設けられたイベントステージとスタジオとの
3元中継を行うので互いに呼びかけあったりして回線の確認を
している。その合間を使って
「みなさん暑いので水分補給をしてください」
「今日はなんと小川麻琴さんが来て下さってます」
などと客さんに説明をしていく。
一時ガラガラになった客席が少しずつ埋まっていく。

そしていよいよ放送開始が近づく。
「小川麻琴さんです」と紹介があって、24時間テレビの
黄色いTシャツに着替えた麻琴がステージに上がる。

麻「雨降らなくてよかったですね」
ア「小川さん晴れ女ですか?」
麻「私は曇り女です(笑)」
ア「新潟市の印象はいかがですか?」
麻「新潟市に着たのは本当に久しぶりです。
  自分の地元より全然都会ですよね。」

レインボータワーを見ながら
麻「アレ乗ったこと無いんですよね」
ア「万代に来た事はありますか?」
麻「何回かありますけど、古町の方が多いですね」

などと会話をするうちに秒読み開始。生本番スタート。

スタジオから「万代会場を呼んで見ましょう」と呼びかけが
あって、中継がスタート。

麻琴の紹介があって、少しトークをする。
ア「新潟に帰ってきたのは久しぶりですか?」
麻「今年頭に帰ってきたんです。成人式のために」
ア「おめでとうございます!」
ア「新潟に帰ると食べるものはありますか?」
麻「私は山菜が好きなんで山菜を食べます」

そのあと中継が切り替わって最初の出番終了。
いったんステージを降りた麻琴が再び戻ってくる。
ア「小川さん24時間テレビの思い出は?」
麻「モーニングのときはパーソナリティーをやったり
  東京の方へ出演したりしてましたね」
富士登山には触れない麻琴である。

ア「新潟へ来るのは初めて?」
麻「初めてです」
ア「一人でやるのも初めて?」
麻「初めてです」
ア「じゃあそういうお話を・・・・」

長岡からの中継の音声が会場に流れている。
長岡にはお笑い芸人の「我が家」が出ている。
麻琴も知っているとの事。
昼間から下ネタなコントをやっているが麻琴も
微妙に笑っていた。

「中継来ます!皆さん大きな拍手でお願いします」
と指示があって、万代会場からの中継が再開する。

ア「元モーニング娘。小川麻琴さんでーす!!」
麻「はーい凄い盛り上がりですね」
ア「どうですか新潟に来て見て」
麻「モーニングにいたときは東京で歌ったりしてたんですけど
  今回は地元なんで凄い嬉しいですね」
ア「モーニング娘。を卒業したあとはNZに留学されてたそうですが
  どんなところですか?」
麻「田舎間はこんな(新潟な)感じです」
ア「どういう意味でしょうねw」

麻「NZはのほほんとしてて自分には合ってました」
ア「ホームステイされてたんですか?」
麻「一度一人暮らししようとしたんですが寂しすぎて2日で挫折
  しました」

ア「今年の6月に復帰して、これからやってみたいことは
  ありますか?自分に向いていることはありますか?」
麻「自分的には食べるののレポーターがいいかなと思ってます。
  自分で言うのもなんですがいい表情をしますよ!」
ア「ホンジャマカの石塚さんみたいですね」
麻「デパ地下とかいるとテンション高いですね」

ア「今回24時間テレビのテーマは「誓い」ですが
  小川さんの誓いを伺ってもよろしいでしょうか?」

麻「私、一つ誓いを果たせました。
  卒業する時にいつまでに戻ってくるって言ってなかったんです。
  だから待っててくれた人は「何やってるんだろう?」って思ってた
  と思うんですけど、今年帰ってこれて誓いを果たせたと思います。
  「帰ってくるよー」って言って旅立ったんで。」

(会場)「おかえりー!」

ア「この後トークショーが行われます。小川麻琴さんでしたー」

これで中継は終了。てか今のトークショーじゃないのか・・・
この後のトークショーはテレビ中継が無いのでテレビじゃ言えない
話でもとびだすのかな?

(つづく)

2008年8月24日 FamilyDay in SHARPその3

2008-09-01 01:13:08 | 小川麻琴
本来ならここからライブ本編のレポになるところなんですが、
ここから先は画像や音源が多く出回っているので書きにくいと
いうのが事実なんです。。

Youtubeやニコニコに上がっているのでそちらを参照して。
と言ってしまいたいところですね。
まあ書くかどうかは今後の気分で決めます。
ここはそれまで、予定地ということで。

2008年8月24日 FamilyDay in SHARPその2

2008-08-30 02:01:34 | 小川麻琴
マコ登場4時間前


グラウンド会場に戻ると、海龍さんも到着していた。
サンダル履きの軽装だが、大門駅から歩いてきたとの事。

リハーサルが始まるはずと、フェンスのところで待ち構える。
やがて、ステージ上に人影が現れ、スピーカーから
「よろしくおねがいしまーす」などと声が聞こえてくる。

「リハーサルだ!」と列に並んでいたヲタが色めきだつ。

ピースのイントロが流れ始める。
そのイントロに合わせてステージ袖から3人が登場する
というところのリハーサルをやっている。

麻琴はシンプルな黒いパンツに黒いジャケット。
髪の毛は右頬の位置で一つに縛るという赤坂イベントのリハと
同じスタイルだ。里田さんが珍しくロングスカート姿。

ピースのあと、2曲目はなんだろうか?

なにやら聞きなれないイントロが流れてきた。
ヲタも?状態でる。
何人かが、「えー!」と叫び声をあげる。
流れてきた曲はアラジンの「陽は、また昇る」だった。
これを3人で歌うのか。てかこの曲はハロプロじゃないじゃん!

ステージからいったんみんな姿を消すが里田さんだけ
出てくる。

まさか!
ソロコーナー?!

流れてきた曲は、これは良く知ってるPaboの「恋するヘキサゴン 」
これはまあ予想できるけど、これだってハロプロじゃないもんな。
でもソロコーナーがあるというのはうれしいね。麻琴にも期待。

歌った後、里田さんはそのまま一人でステージに立っている。

まさか!
1人2曲?!
流れてきた曲で、ヲタがまた「えー!」と声を上げる。
これは羞恥心の「羞恥心」だ。ヘキサゴン3連発かよ!
なんか混乱してきた。

次はどうなるか?
全員にソロコーナーがあるのか?
それとも「里田ショー」だけ特別に設けられたのか?

固唾を呑んで見守っていると、里田と入れ替わりで別の
メンバーがステージに立つ。あれは・・

マコキタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(  )━(゜  )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!

麻琴にもソロコーナーがあるのだ。
わおっ!
ソロで歌うなんて始めてまね?FCイベとか除いたら。
何を歌うのかドキドキドキ

イントロが流れ始めた
ぱららぱらぱらぱらっぱ
ぱららぱらぱらぱらっぱ


「ズルい女」だああああああああああああああ
おいおいおいおい!
どこがハロプロライブだ!?
金かえせ!

まあ無料の公演なんだが。

みんな唖然としている。ここまで5曲あって、ハロプロの
曲はピース1つだけだ。

ところで、このズルい女を歌うまこたん。
普段の歌声の音域とは全然違うので歌いづらそうではあるが
なかなかカッコイイのである。これは来たかいがあったな。

歌い終わって、まだマコがステージにいる。
麻琴も2曲もらえるのか!

次は何か、期待して耳を澄ましていると、
ぱららぱらぱらぱらっぱ
ぱららぱらぱらぱらっぱ

またズルい女である。なにか気に入らない点があったのか
ミスったのか、もう一度練習していた。

それが終わって、今度こそ次の曲。流れてきたのは・・・

「BABY!恋に KNOCK OUT!」

「WOWWOWWOWじゃないのかよ!!!」と一斉に突っ込むのは
マコヲタではなく里田矢口ヲタのみなさんである。
たしかになんで2期プッチの曲なんだろ?

もっとも一般人向けのイベントなので、ヲタしかしらない、
てかマコヲタしかしらないWOWWOWWOWなど歌うべきではない
という判断だったのだろう。
だったらいっそ「ちょこっとLOVE」でもいいんじゃないの?
とりあえずハロプロの楽曲に戻ったのはめでたい。
麻琴の歌うベベ恋は、結構ソウル入ってる(身びいき)
カッコイイよマジで。

麻琴が下がって、いよいよ矢口が出てくる。

「プッチが出たんだから、タンポポだろう」
周りのヲタがみんなそう予想しているなか、流れてきたのは

「恋をしちゃいました!」

ほら来た!
これは懐メロだね。一般人は覚えてるかな?

矢口の2曲目は「渡良瀬橋」
松浦後藤も歌っていたが、一般人には森高バージョンの方が
浸透してるんだろうな。

ソロコーナーは終わり。
「ラブマで締めだろう」とみんなが予想している。
ステージに3人現れて、中央で固まる。
ほらラブマだ。

3人で歌うやや忙しいラブマシーンが終わった。
これで終了かなと思ったが続けざまに恋レボが流れる。
おお、恋レボもやるのか、とヲタが驚く。
残念なのは「この星はー」「美しいー」の部分が矢口里田に
割り当てられていて麻琴じゃなかったこと。冬ハロに期待。

恋レボで全て終わりのようだ。
ステージではもう一度ピースのリハをやっている。

見てしまってから言うのもなんだが、これは本番までセット
リスト知らないほうが面白かったかもしれない。
なんかもう十分堪能してしまって、このまま帰ってもいいかな?
と思ってしまう。始まるまでまだまだ時間があるのだ。


マコ登場3時間前

いつの間にか人が多くなってきた。
ヲタの後ろに大勢の一般客が並びだしたのだ。100人、200人と
どんどんその数が増える。ほとんどが親子連れだ。

会場入口からちょっと変わった人たちが出てくる。
炎神戦隊ゴーオンジャーのみなさんだ。
子供たちが集まってくる。
ゴーオンジャーは移動のため出てきたのかと思いきや、
集まった子供たちを抱っこしたりして写真を撮るではないか。



この人たちの出番は16;15~16:45のショーのはずだが、
こうやって開演前に並んでいる家族連れにサービスをするために
出てきているのだ。もちろんそういう契約になっているのだろうが
ハロプロファンからみたらうらやましいサービス。



サービス精神旺盛な彼らはヲタのカメラにもポーズを決めてくれる。
ゴーオンジャーのおかげですこし待ち時間を短く感じることができた。

マコ登場2時間前

開場時刻である。長かった。

係員から、「前の人を追い越さないでください。」
「走らないでください。」と注意が繰り返される。
今日集まったヲタは矢口ファン、里田ファン、そして少数の小川ファン
であるので、そんなに酷いことにはなるまい。

いよいよ開場。入口で抽選券を貰う。イベントの最後に抽選会があり、
なんとアクオス42インチが当たるのだ。凄いぜシャープ。
抽選券を握り締めてステージへ急ぐ。結構距離があるがみんな走らない。
さすが大人のヲタは違うね。みんなでゾロゾロとステージに向かって
歩いていく。

と、後ろから何かが猛然と追いかけてくる。
なんだ?と振り向くと、なんと子供たちが全速力で走ってくるのだ。
このままじゃ追いつかれて、最前列をあの子供たちに全部とられて
しまうだろう。何時間も前から並んでいたヲタの立場はない。

子供たちに抜かれてしまったので、仕方ないこちらも走る。
そして大人げないスピードでたちまち子供たちを抜き返す。
結局この競争はヲタの勝ち。大人をナメんじゃないって事だな。
我々はステージ正面の2列目を確保。
マコヲタで固まりましょう。と言っていたのに海龍さんは隣の
ベンチにいる。「だってこっちの方が真ん中に近いもん」との事。

最前の位置からステージまでは結構な距離がある。10m以上かな。
ちょうどそのスペースがピッチャーマウンドになっていて、会社の
グラウンドを使ってるんだと実感する。

やれやれと座っていると、信じられない事が起きた。
最前列とステージの間に広く開いたスペース。
そこへ、後からやってきた一般人がレジャーシート広げて座りだした
のである。レジャーシートではなく、キャンプ用の折りたたみ椅子を
持参する人もいる。最前のさらに前、そして列の間の通路に勝手に
座り込んでステージを見ようというのだ。

ヲタはあまりのことに言葉もない。
早くから来た人が前の方に座り、あとから来た人はその後ろという
基本的なルールが存在しない。
ステージの近くに開いているスペースがあれば、そこが通路だろうが
座席のない場所であろうが、勝手に座れっていいのだ。

要するにこれは村祭りなんだね。ものすごい大規模な村祭り。
ルールとか堅苦しいことは言いっこなし。
空いてる席を探すのではなく座っている人に調整してもらって自分の
席を空けてもらう。そういう「譲り合い」こそが尊いのだ。

早くから来たヲタにとっては面白くないが、そもそも地元の一般向けの
お祭りでヲタの方こそ異質なのだからガマンするしかない。
ただ主催者側も配慮したのか、アイドルのステージが始まる頃になると
そういう「勝手最前列」の人たちは移動を命じられた。
それでも通路には大勢人がいたし、ヲタのいる席の間にも子供が入り込んで
ウロウロするからウザかった。

さていよいよメイン開場のイベントスタートだ。
女性の司会者、そして男性2人が元気良く出てくる。
男性2人は見るからに営業にきたお笑い芸人というノリであるが、
なんとこの2人はSHARPの従業員なんだそうで、しかも司会を
務めるのは初めてとの事。たしかに時々素になって恥ずかしそうな
顔もするし、ギャグは古いし洗練されてないんだけど、十分司会と
して勤まっている。
たまにイベントの司会をするUFA社員とは比べ物にならない。

司会陣から今日のイベントについて案内がある。
「18時からはお待ちかね、ハロプロスペシャルライブです」
というとヲタが「ひゅー」という。
「今日ははるばる東京の方から来た人もいるみたいですよー」
「ほんとですかー!」
などと喜ぶ司会陣。だが遠路はるばる駆けつけたヲタはざっとみて
50人もいないかな。

とりあえず最初の出し物が始まる。
先ほどのゴーオンジャーのショーだ。

専属司会の女性にバトンタッチ。専属司会は「みんな出ておいでー」
と子供たちに呼びかけ、最前列とステージの間のスペースに子供たちを
集める。結構人数が集まった。200人はいるだろう。
「みんなー、ゴーオンジャーを応援しようねー」と司会者が言う。
ハーイ!と元気よい子供たち。

「じゃあみんなでゴーオンジャー呼ぼうねー」ということで、
子供たちがみんな「ごーおんじゃー」と叫ぶ。
なんか似たようなシーケンスがハロプロのコンサートであったような
気がする。なんとか仮面とかなんとかレンジャーとか。。。

ゴーオンジャーのショーが始まった。
こういうショーは、あらかじめテレビ版の俳優が吹き込んだセリフを
流しながらステージにいるゴーオンジャーが演技をするわけだ。
映像に合わせてアテレコをするのと逆で、あらかじめ録音されたセリフ
に合わせて芝居をしなければいけないので大変だ。

だがゴーオンジャーたちは凄く自然にこの芝居をやってのける。
短い脚本ならいいが、このショーは結構長い脚本で、普通の30分の
テレビ番組1つ分くらいの長さだ。アクションよりもドラマシーンが
多いうえにセリフの一つ一つに微妙な芝居が必要となる。
このショーでは客弄りのコーナーもあって、3人の選ばれた子供たちが
ステージに上げられて年齢を聞かれたりする。もちろんみんな21世紀
生まれの子供たちだった。



ショーが終わるが、ゴーオンジャーの仕事はこれで終わりではない。
ショーの後はステージからすこしはなれた場所で撮影会なのだ。
「並んでくれたお友達は全員撮影しますから」ということで、場内の
子供たちはみんなそっちへ行ってしまう。すこしがらんとした。

この後は空手演武だ。
シャープ空手道部の人が地元の子供たちに空手を教えているのだ。
ステージには可愛い子供たちがずらりと並ぶ。
最初に子供たちが正座をして「誓いの唱和」などを始める。
「私たちはー、いつも進んで体を鍛えます」
「私たちはー、いつも進んで勉強します」
「私たちはー、世のため人のために、立派な人間になります」
などとヲタにとっては耳の痛い誓いである。
ごめんな、おじさんたちこんな人間で。

子供たちがカッコよく構えや型を披露したあと、大人の演武者による
板割り瓦割りが披露される。生でみると結構迫力あるのだ。



マコ登場1時間前

せっかくなので何か食べようと思う。
屋台村に行って、焼きそばとから揚げを購入。それぞれ250円ずつ。
これは安い。しかもボリュームもあって美味しい。
ジュースも100円だし、儲けるためではなく地元サービスでやってる
イベントだということが良く分かる。

自分の席に戻ると、すでに次のショーが始まっている。
広島のロコドル(ローカルアイドルのことらしい)の「まなみのりさ」の
ライブだ。ここからはステージの撮影は禁止となる。

ロコドルは各地にあるが、このまなみのりさはアクターズスクール広島に
所属している。つまりPerfumeの後輩に当たるわけだ。
事前の紹介でも、本人たちのMCでも「Perfumeの妹分なんです!」
などと強調しまくり。「Perfumeの七光り」って感じだな。
同じロコドルでも新潟のNegiccoは「小川麻琴の妹分なんです!」
なんて強調しないけどね。

そんなまなみのりさ。
まなみ、みのり、りさの3人の名前から取ってるんだって。
東京でもよく石丸電気などに来るらしい。ポッシボーあたりとは絡むことが
あるようだ。もちろん俺は見るのは初めて。
印象としては、ルックスは「まあロコドルだなぁ」という印象。
もしハロプロエッグに混じっていたら人気は出ないほうだと思う。
3人のなかで気に入ったのはりさ。
なぜか他のマコヲタも、一人選ぶならりさ、という人が多かった。

さすがにスクールで練習しているせいか、歌とかダンスについては普通に
できている。技術的にはベリキューなどより上だろう。
気になるのは振り付け。すごくハロプロっぽい。振り付けのバリエーション
なんてそんなに無いだろうし、流行っているパターンはみんな使うから
似通った動きになるのは想像つくんだけどね。
もっとも最近はハロプロだって定番の動きを使いまわすような振り付けが
増えてきている。オリジナリティのある振りは減ったよね。
振付という目線でみると、やっぱり夏センセは偉大だったな、と思う。


この後はクイズ大会。ラッキーな人はまなみのりさと握手できる。
そんなにラッキーかな?

途中で拍手が起きるから何かと思うと、ゴーオンジャーがようやく写真撮影
を終えたのだった。まだやっていたのか!
今日一番働いたのは間違いなく彼らである。

クイズ大会が終わると、いよいよいよいよ、ハロプロの出番だ。


開場の後ろまでお客さんがいっぱい。

2008年8月24日 FamilyDay in SHARPその1

2008-08-28 21:16:38 | 小川麻琴
マコ登場12時間前
羽田空港行きリムジンバスは信号待ちばかりでなかなか進めなかった
一般道をようやく抜けて、第三京浜を走り始めた。小雨混じりの天気で
横浜を通過する時はランドマークタワーのてっぺんが見えない。

こんな朝早くから出かける必要は無いのだが、この後の便よりも
若干値段が安いことから、朝イチの飛行機を選んでしまったのだ。
今日の目的地は広島県福山市。
シャープの工場で行われるSHARP FamilyDayに行くのだ。
工場を地域の人たちに開放し、バザーなどをやる何の変哲も無い
工場祭らしいのだが、何の間違いか、ここに小川麻琴が出演するのだ。
しかも矢口真里、里田まい2名と一緒にスペシャルライブをやる。

ただし所属事務所はこのイベントについて一切発表してないし、
シャープのサイトなどにも情報はない。
ネットに出回ったチラシの画像が唯一の情報源というあやふやな
イベントなのだ。どんなイベントなのか、どんな場所なのかも
詳しいことは現地に行かないと分からない。
先行き不安な1日の始まりだ。

マコ登場11時間前
俺、味噌人氏、真砂氏が乗った広島行き全日空671便はほぼ定刻通りに
動き出した。
B767の機内は空いていて中央の3列シートは無人の列も多い。
しかし客室乗務員は大勢いて2人1組で行動している。
どうやら研修というか実習をやっているようだ。
そのせいか非常に細かい。
ベルトがねじれているので直せとか、離陸するからシートの背もたれ
を戻すようにとか、もちろんはじめからシートなど倒していないが
本当に倒れてないか確認させて欲しいとか、色々とうるさいのだ。

売店で買ったメンチカツサンドを食べていたら、食べ終わると同時に
「お済みでしょうか?」といってゴミを持って行ってくれる。
ゴミくらい自分で捨てますよ。なんか監視されてる気分。

通常は離陸すると右旋回して窓から羽田空港が見えるのだが、
今日は離陸するとほぼ同時に雲の中に入って何も見えない。
関東地方は非常に天気が良くない。広島は晴れているだろうか?



備え付けのヘッドホンでBGMを聴こうとすると、突然MilkyWayの
「アナタボシ」が聴こえてくる。
もう何年も前から機内放送の邦楽チャンネルからハロプロ勢が
消えているが、キッズ向けのチャンネルにはこうして残っている。
Buono!の「Kiss!Kiss!Kiss!」も入っている。


マコ登場10時間前
広島空港に到着する頃には雲も消えて青空が広がった。
山の中の滑走路に着陸。この空港に降り立つのは2006年の春、
モーニング娘。のレインボー7ツアーの広島公演に出かけた時
以来である。あの時は娘。メンバーも同じ飛行機に乗っていて、
羽田空港で麻琴の姿を見かけた。
たかが2年ほど前なのだが、ずいぶん昔のことのように思える。
麻琴がいなくなるなんて夢にも思っていない頃であった。


到着ロビーの片隅にあるレンタカーのカウンターへ行く。
各社のレンタカーが同じ場所に固まっている。
今日はマツダレンタカーを予約している。広島だからマツダと
いう単純な選択であった。

「代表の方1名で」と言われたので、俺一人で迎えの車に乗る。
ここから実際に車を貸す営業所まで連れて行かれるのだ。
ところが俺が乗った後、若い女性のグループがゾロゾロゾロと
乗って来た。6~7人はいるだろうか。
この人たちは「代表の方1名」と言われなかったのだろうか?
10人乗りの小さなワゴン車で男性は運転手と俺だけである。
ハロプロの移動車はこんな感じなんだろうな。

女子高状態の車は空港を出て少し離れた駐車場に停まった。
ここに小屋があって、中に入ると各レンタカー会社の営業所に
なっている。空港のカウンターと同じように営業所も各会社が
共有しているのだ。つまりどこのレンタカー会社を選んでも
同じカウンターと同じ営業所で手続きするわけだな。

車はいかにもレンタカーです、という感じの白いデミオ。
最新モデルじゃなく一つ前の型。新型のデミオはすこし車内が
狭くなっているらしい。予約するときに人数を3人と申告したので、
広めの車を用意してくれたのだろう。
とりあえず車は手に入れたので空港ビルまで戻って味噌人さんと
真砂さんを回収。一路東へ、福山へ。


マコ登場9時間前
広島空港から福山までは50kmくらい離れている。
高速道路を50kmなんて楽勝じゃんと思ってたが、山陽自動車道の
この区間は登坂車線があるほどの急坂の連続だった。
急カーブも多くて走りにくい。それなりに時間がかかる。

帰りはこの道を飛ばさねばならない。
わざわざレンタカーを借りた理由は、ミニライブを見た後に
最終の飛行機を捕まえるためなのだ。
予定ではライブ終了が19:00。広島発最終便は20:40。
車を返却したりする時間を考えると20:00頃までには空港に
たどり着きたいところ。
イベント会場から50km以上離れた広島空港まで1時間で移動
というのは相当リスキーであるが、これをやらないと東京へ
帰れないのだ。

福山東ICを出て福山市内を走る。初めて来る福山市だが、
4車線の道路沿いには洋服の青山だのYAMADA電機だの
松屋吉野家すき家などどこにでもあるチェーン店が並ぶ。
典型的な日本の中都市で珍しいものは何も無い。

JR山陽線沿いに国道2号線を東へ進む。
福山駅から岡山方向に向かって2つ目の大門という駅が
シャープ福山工場への最寄り駅だ。ここからイベント会場まで
シャトルバスが走るという。
その大門駅を通り過ぎてさらに2kmほど先、丘の上に
SHARPの看板をつけた2、3棟のビルが見えた。福山工場だ。
国道から工場の方へ曲がると道路が続いているがここはもう
工場の構内である。
「関係車両以外お断り」の看板も立っている。
怖気づいて検問所のようなゲート前でUターン。

一旦退散。
今日はイベントで一般開放されるはずだが、開場は15:50。
今はまだ10時前である。
こんな時間に入ってくるのはさすがに非常識だろう。

マコ登場8時間前
大門駅周辺まで戻って来た。まず最初の課題は駐車場を物色
することだ。工場内にも一般客用の駐車場があるようだが
数に限りがあるそうだし、終了後は混雑して出るのに時間が
かかる恐れがある。もし工場の近くにコインパーキングなど
があればそっちへ停めたほうがよさそうだ。というのが事前
の計画であった。ところが工場の周辺は民家と田んぼだけ。
コインパーキングなんてシャレたものは無い。

それでは大門駅はどうだろうか?
大門駅の駅舎は線路の反対側にしかないようなので、
狭い路地と踏み切りを通って駅まで行ってみた。



大門駅の駅舎は小屋といっても良いほど質素かつ小さい。
券売機の路線図を見ると岡山は乗っているが広島はない。
この辺は県都広島市よりも岡山市の方が近いのだ。
改札口にはIKOKA対応の自動改札機が置かれている。



駅前に喫茶店とかないのかな?と期待していたのだが
そんなものがあるような駅ではなかった。
なぜか理容店が2件とタクシーの営業所があるだけで
コンビニすらない。
開場まで6時間あるが、すでに行く場所が無い。

「もう1回工場へ行って開場時間とか聞いてみるか」

そういうことになり、もう一度SHARPヘ向かう。
先ほどUターンしたゲートの手前に車を停め、味噌人を
ゲートに派遣する。ゲートには制服の警備員が待ち構える。
何かあったら味噌人を置いて逃げるつもりだ。

ゲートのところで少し話をしていた味噌人が戻って来る。
心なしか元気がない。怒られたのだろうか?
それとももっと悪いニュースか?

車に戻った味噌人は

「昼頃まで来ないでくれってさ」

という。やはりあまりに早すぎる来場は迷惑なのだ。
そうかお疲れさん、とねぎらうと。

「これくれた」

と1枚の紙をさしだす。


チラシである。ネットでしか見たことの無いチラシなので
もしかしたらこのイベントにハロプロが出演するという情報
自体がねつ造なのではないか?という心配すらあった。
ここに実物のチラシが存在することで、ようやく今日この
工場に麻琴がやってくることが確定した。
なんだかホッとする。


マコ登場7時間前
どうやって時間を潰そうか?
別に意味は無いが福山城へ行ってみよう。
福山の見所がどこだかわからないので、とりあえずはお城だ。
国道を西に向かい福山駅に到着。
さすがに駅前は整然とした町並みが続いている。
福山駅があって、そのすぐ後ろが福山城となっている。


とはいえ別にお城に立ち寄るほど見たいわけではない。
再び大門方面へ。
先ほど通りすがりに真砂さんががっついていたJoyfulという
ファミレスに入る。関東人にはあまりピンと来ない店名だが、
西日本では有力なチェーン店らしい。
このJoyfulでハンバーグなどを食べて時間つぶし。
値段の非常に安いファミレスだ。ガストみたいなものか?

時刻は11:30となった。
言われていた「お昼」にはまだ早いが、今度こそSHARPへ
乗り込もう。

ゲートの前に車を寄せて、今日のイベントに来たことを告げる。
若い警備員さんが出てくる。
「まだちょっと早いと思いますよ」
「お昼頃には来ていいって聞いたんですけど?」
「うーん、イベントは15:50からなんですよ」

丁寧な応対だが要するに「うぜーまだ来んなよ!」って
事なんだろう。

「2時ぐらいに来てもらえませんかね?」
「駐車場に停めておくことはダメですか?」
「あ、それなら構いませんよ。駐車場は後ろです」

ゲートをくぐった中に駐車場があると思っていたのだが、
その手前の坂を上ったところが一般向けの駐車場だった。
お礼を言って引き返して駐車場に入る。
まだ時間が早いので車はまばらだ。出口に一番近い位置に
車を停めた。ここなら帰るときもスムーズなはずだ。

マコ登場6時間前
車の窓を全部開けてゴロゴロする。風が入ってくると結構
涼しい。ただし直射日光が当たると暑い。味噌人は神聖な
マコのマイクロファイバータオルを車の窓にはさんで日除け
にしている。
駐車場は時折イベントの準備らしい社員の人が出入り
するくらいで静かである。

目の目にビルがあるのだが、そこに1台のマイクロバスが
やってきた。ゾロゾロと人が降りてくる。
見覚えのある顔・・・

マコだ!隠れろ!

あわてて車の中に身を低くして隠れる我々。
もちろん、別に隠れなくてはいけない理由などない。
悪いことをしているわけでも入っちゃいけない場所にいる
わけでもない。でもやっぱり隠れちゃうのがヲタの習性。
3人ともちょっと秋っぽい服を着ていた。

車の目の前のビルに麻琴たちが・・・

マコ登場5時間前
目の前のビルに麻琴がいるとなると落ち着かない。
それに急遽買い物が必要になったため、コンビニまで行く。
最寄のセブンイレブンは車で5分ほどかかる。

買い物をして戻ってくると、先ほど停めていた場所は
すでに別の車に取られてしまっている。まあ当たり前か。
すこしずれた別の場所に停車。
もうそろそろいい時間だ。会場へ行ってみようと思う。
歩いて先ほどのゲートを通過する。
先ほどの警備員さんがいた。
「まだ早いです」と止められるかと思ったが
「いらっしゃいませ」と言わんばかりに会釈して通してくれた。

ファミリーデイのメイン会場は、チラシによると工場の
一番奥にあるグラウンドだ。そこそこ広い工場の中を
進んでいくと、テントが張られたグラウンドが見えてきた。
あそこだ。

到着してみて驚いた。
入口の前にはすでにヲタの列ができている。
20人ほどいるだろう。もちろんみんなマコヲタではなく
矢口さんと里田さんのヲタの皆さんだ。いつから並んで
いたのだろうか?
まだシャトルバスは運行してないし、駐車場に他のヲタ車は
見かけなかったので駅から歩いたりタクシーで来たのだろう。

おそらく福山にやってきたのは我々が一番先だったのでは
ないかと思われる。にもかかわらずファミレスや駐車場で
のんびりしているうちに列の先頭を他の人たちに取られて
しまったわけだ。
なんとも間抜けな話ではあるが、仕方がないので列に並ぶ。

気がつくと携帯電話がない。車の中に忘れたようだ。
一人駐車場まで取りに戻る。駐車場の入口まで来たとき、
先ほど麻琴たちを乗せてきたマイクロバスが走っていくのが
見えた。さらに車のところまで戻ると、ビルの前にいた係員
の人たちが「矢口さんたち、リハのあとまた戻ってくるから」
などと会話しているのが聞こえた。
つまり、これからリハーサルが始まるのだ。車内に落ちてた
携帯電話を拾うと、大急ぎでイベント会場まで戻った。

ところで、あの3人のユニット名は「矢口さんたち」
いいのかな?