田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

“ほっとステイ”エコな生活は如何だったのだろうか

2007年05月24日 | ほっとすていたてしな
5月14日(木)晴れ 一日中薄い雲が高く広がる 夕方から冷たい風が吹く
9時30分にR254出会いの待合場所へ向かう。
今日は大阪、枚方第一中学校の生徒が“ほっとステイ”で約5時間を我家で過ごすために来るのだ。
当初は5名の予定だったがM君が具合が悪く、不参加とのことで4名となった。
バスは定刻の9時45分に到着して、N君を先頭に降りてきた。
初めての出会いは予想通りの少し緊張した雰囲気があったが、家まで向かううちに打ち解けて話が出来るようになった。
途中宇山の諏訪神社に立ち寄り、ご神木である巨大杉を見て自然の大きさを感じてもらった。

我家に着いたの10時、家に入り妻・Mの手作り「ガレット」と五輪窪のリンゴ・ジュースで双方の自己紹介を済ませた。
彼らには我家で実践している「エコな生活」を見て体験して貰うことを話した後に外へ出た。
畑で枝豆を一畝、蒔いてもらった次は、「ダンボール式の生ゴミ堆肥作り」を体験した。
昨日、生ゴミダンボールの中へ生卵を入れておいたのを取り出し、割ると温泉タマゴになっていたのを試食して貰った。
彼らは微生物の醗酵する熱が60℃以上になって調理まで出来るのには驚いたようだ。
次には太陽熱を利用する調理器具(きらピカ)でお湯を沸かす実験をした。
http://w2.avis.ne.jp/~amane/

12時少し前に家の中に入り、昼飯の準備をして弁当を広げた。
Mの作った手作り味噌を使った汁と立科町特産の「アスパラのチーズ焼きとシンプルに焼いたもの」を副食として出して、野沢菜漬けと野菜の塩もみを添えて出したのがいけなかったのか?
弁当の残り物は生ゴミ堆肥の食材として利用させてもらった。
http://garbageate.exblog.jp/i3(エコ体験としてのURL)
食後の休憩の後、大深山集落を廻るウオーキングに出発した。
始めに歩き出した大内道では馬頭観音が多く見られ、その歴史や嘗ての街道を垣間見る話をしながら一気に急坂を登りきった。
頂上から右へ行き、白衣に似せた腹かけと帽子を被った地蔵尊は子どもを疫病から守るために建立されたことを話した。
次に立ち寄ったのは谷を挟んで水を運ぶ方法としてサイフォンを用いている場所で水の音を確認した。
モーターで水を揚げるのではなく自然の力で水を通水する方法を見てもらった。
爽やかな風の中を歩き最後は集落で一番古い「茅葺屋根の家」で写真を撮った。

一通りのスケジュールを終えて、庭で反省会を催したが生徒は事前に立科町のことを学んできたわけではなく、また、何をしたいか?があるわけでもなかったようだ。
次回は目的を持ってきて貰うと、短い時間で思いで深い体験となるのではないだろうか!!
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 道普請の前倒し、全ての草を... | トップ | 雨が降ると 瞬が ゆっくりと... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご苦労さまでした (浅間の煙)
2007-05-25 00:15:37
ほっとステイの受け入れ、素晴らしかったですね。
生徒たちも大変良い思い出になりますね。
ほんとに有難うございました。
返信する

コメントを投稿

ほっとすていたてしな」カテゴリの最新記事