田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

“ほっとステイ”立科の思い出を何時までも持っていて欲しい

2007年05月30日 | ほっとすていたてしな
5月30日(水)曇り・薄日あり 昼一時小雨  夕方 雨
雲が多いが高い、青空も筋状に見えて薄日が差している。
午後4時頃までは雨は降らないで欲しい、できれば太陽が出てくれるとありがたい。
天候を気にするのは、千葉県柏市の酒井根中学校の2年生が“ほっとステイ”で立科へ来ていて、我家には6組5班の6名が来ることになっている。

9:45分に集落の東端、国道まで出迎えに行く。
バスは定刻に到着して3箇所へ分散する生徒が降りてきた。
ひとつの組は隣の集落へ向かい、二つの組は俺の住む「大の字集落」へと向かった。
家に着き中へ入ってもらい自己紹介と小休止、林檎ジュースと妻・Mの作った菓子「ガレット」で始めから打ち解けて話ができた。今日の予定や事前に作っておいた新聞形式の印刷物、ウオーキング・マップを渡した。
ガレットがだいぶお気に入りのようで、昼休みにレシピを渡すことにした。

午前中の作業として、千葉県特産の落花生を畑に蒔いて貰った。
大きい粒と小さい粒の2種類を其れそれ1畝ずつ各10箇所にまいた。
これが全て収穫できれば大豊作になる・・・・・
種蒔きのあとは、庭を一廻りして、白樺の皮を剥ぎ、実のなる木を見てから、北側のハーブが植えてあるところに行きカレーの香りがする草などを手で触りその香りを懐かしがった。
次に、太陽熱を使って湯を沸かすことをした。
しかし、今日は曇天、少々無理があったがそれでも水がぬるま湯までに温まっていた。
天気がよければホットケーキや卵焼きが簡単に作れるのだが残念だ・・・・
昼近くなって来たので、生ゴミ堆肥のダンボールへ仕込んでおいた生卵を取り出して、温泉タマゴになっているかを見て貰った。
6人分として6個入れたが、残念2個は完全に出来ていたが、後は生に近いものがあった。
この失敗の経験を次回は成功させるようにしよう!!

昼飯の時間となったので部屋へ入った。
彼らの弁当はコンパクトながら2段式で見た目も綺麗、美味しそうだ。
我家からは自家製味噌の味噌汁と近所からの頂き物のアスパラガス、文字通りの地産地消を味わって貰った。
食後はゆっくりと歓談してから午後のスケジュールに入った。

降りだしていた雨も止み空が明るくなってきたので歩き出した。
マップのFのコース、六天魔王(地蔵尊)から集落を見下ろす山の中腹を一回りするコースだ。
曇り空で遠くが見えないのが残念、天気の好いときに見える噴煙を上げている浅間山を見て貰いたかった。
一廻りをして我家に戻り、ジュースとMの手作りカステラを食べながら今日の感想を話し合った。
皆が楽しかった、景色が好い・・・・と好印象だったのが嬉しい。
この学校は下準備をしていたので楽しく過ごせたのだと思った。
午後のなれない山道をウオーキングしたため、少々お疲れのようすだ。
何時までも立科町と大深山の思い出を持っていて欲しい。

コメント (3)
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