田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

準備万端・備えよ常に、花丸な一日だ

2007年05月10日 | 田舎暮らし
5月10日(木)晴れ 曇り 雷雨(雹) 小雨
目が覚めると何となく気配が湿っぽい、雨と思い東の障子を開けると、浅間山の裾野が薄らと見える。
空の上のほうには雲間が朝焼けの赤味をもった薄い雲が見える。
庭に出てひと廻りすると、北の空には黒い雲とその後ろに青空がぐんぐんと南に広がってくる。
今日の天気予報はハズレ?と嬉しくなったが・・・・・・・・
やがて青空も濃いグレーの雲に隠されてしまった。

妻・Mが起きてくるまでには時間がありそうなので、コーヒーを淹れカフェオレにして新聞を読む。
見出しには大きく『ふるさと納税創設へ』とあるが、選挙対策に田舎を大事にしているようなパフォーマンスなのだろうか!!
実際には田舎は高齢化と経済の疲弊により、道普請でも材料だけを役場が提供してコンクリート舗装は集落の住民で行うやり方が主流になっている。また、都市部との格差では、田舎では集会所(コミュニティー・センター)の建設費を住民が積み立てたり、年賦で多額を支払ったりしている。「ふるさと納税」も実際に上手くいくものか、諸手を挙げて喜べるものではないだろう。

朝飯を済ませた後に、薪を積み上げたものが傾いているので積み替えの作業をする。
リンゴの樹の薪も乾燥してきてだいぶ傾いてきた。
今日の天気予報では寒冷前線が通過するため、突風と雷雨があるようだ。
前にも、積んである薪が軽トラの荷台に崩れ落ちた。
シートは破けるし、薪の積み直し作業中のアクシデントでメガネを壊して散財したことがある。
田舎暮らしは常に準備万端でなければいけないのだ!!
下から積みなおして確りと組み合わせた、次に乾燥するのは夏の終わりくらいだろう。
薪が積んである場所は北側にもあり、確認をすると陽が当たらないのに乾燥して、中段に積んである薪が引き抜けるくらいゆるくなっている。ここでも通路側に弓なりに傾き、触るとユラユラしている。
危ないところだった!!全てを積みなおして終了した。
既に12時を過ぎていた。

レタスの種を蒔いた畑に藁を細かく切ったものを多めに載せて、水をやり突風と降雹に備えた。
苧環の芽を出した植木鉢にも芽が隠れるくらいに藁を被せた。
寒冷前線の通過で突風にさらされれば、苧環の新芽も千切れてしまうだろう。

Mがボランティアから戻り、昼飯となる。
食事をしていると風が強くなり、雷が鳴り出した。
だんだんと稲光と雷鳴の時間が短くなり上空に雷雲が来ているのが判る。
風が強い、隣の小屋の屋根がまた、千切れて飛んできそうだ・・・・・
庭の芝生では雹が跳ねて踊っている、天気予報的中だ!!

準備万端・備えよ常に、花丸な一日だ


コメント (1)
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