田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

静かな一日 クリスマスらしく食べて過ごす 

2010年12月25日 | 日記

12月25日 (土) 雪    強風に雪が舞う  度々からは晴れるが 風が冷たい

昨日は昼過ぎまで社協の歳末慰問で軽井沢の施設へいった。辺りは白く、問から施設目では綺麗に雪がどけてあった。町内から入所している人を訪ね、ささやかながらプレゼントを差し上げる。 

昼には久しぶりに蜻蛉の湯、村民食堂へいったが、夏のように人は多くないのがよかった。数組のカップルと二組の家族、それに俺たち男三人での食事は村民食堂に相応しい「銀鱈定食」だ。

http://www.hoshino-area.jp/sonminsyokudou/

ノンビリした環境でのそれぞれの生活に基づいた、農業の話、家畜の話と社協の仲間ならではの話題なのだろう。

夕方からは立科も雪、夜に降った雪が更に降り積もっているかと恐るおそる東の障子を開けた。東の空は朝焼け、霧でもなく朝靄でもない、曇りだ。曇りながらも明るく太陽が裏から照らしているようだ。

午前中にはりんご園で木を切ることを頼まれている。雪のために軽トラが入れるか電話をしてみると、無理だと云う。今日は晴れるから明日の午後なら大丈夫だろうと云う。そう言うことで急にテンションがさがり午前中は安息日とした。

昼飯は料理の名前を忘れたが、ポテトを細く切りホンの少しの粉を振りかけてフライパンで焼いた。この焦げたところが旨く、数十年前横田基地近くに住んでいた頃のアメリカンな味を思い出した。出来上がるまで夢中でフライパンをニギッテいたので写真を撮るのも忘れ全て腹に収めてしまった。

昼飯のあとは外へ出て薪の移動、生ゴミの堆肥化と寒さより厳しい猛烈な風を防ぐのにヤッケのフードを取り出して被った。家の入り口と集落の花壇に植えてある風知草を刈り取る予定だったが、しばし、躊躇する程だ。そこへ集落のHさんがラクータで坂を登ってきて揚げ餅を持ってきてくれた。そして、風知草刈っといたよ!!と云うではないか。申し訳ない思いだが ・ ・ ・ 昨日の作業だったのだろう。

少し休憩していると再び雪が横殴りになって降ってきた。

    

やがて陽がでるが、風が強い。まるで北風と太陽のように誰かの外套を脱がそうとしているのだろう。樋から落ちていた雪解け水も凍り付き風が吹くといつもはゆらゆらと揺れる鎖も今日は直線で僅かに斜めになるだけだ。

夕方になり、隣の集落のYさんが餅をついたと持ってきてくれた。包みを開けると緑のずんだ豆、茶色の胡桃味噌、そして納豆でくるんだ餅も入っていた。早速、ずんだ豆と胡桃味噌をいただいたが、旨い。ずんだ豆の自然の甘さと薫りが更に美味さを感じさせた。

結局、今日のクリスマス、一日中食べてばかりだった。

口にモノが 入っていれば シズカナ ワケダ メリークリスマス

 

コメント (4)
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