12月27日(月) 快晴 あまり寒くない一日 夕方には冷たい風
昨夜のTVの天気予報では朝の気温が-8℃と云っていた。大寒波が襲来するので「充分に気をつけるように」とのことだった。
本格的な寒さを迎えると何故か嬉しくなるのは東京育ちのためだろうか?大雪と云っても15cmも積もれば交通は麻痺し、学校は休み?だったかの記憶はないが、何故か非日常となると力が湧いてくる。要するに“カジバノノバカジカラ”っとでも云うのだろう。
実際の処、少しだけ期待していたと云うのが正直なところ。陽の出前には具合良く雲が流れてきた。遠く東の上州のタンカーのような荒船山や兜岩など、物語がたくさん有りそうな山々が朝陽に染められた空にシルエットで並ぶ。
太陽は冬至が過ぎたから既に折り返し地点から戻っている。隣の集落とを隔てる山から昇って来る朝陽を見るとワクワクしてくるのは何故だろうか?
山裾の集落の中でも一番に光が届く我が家、目つぶしのような眩しさに感動する。リビングに陽が射し込むと、ストーブで薪が燃える暖かさと交代するように感じた。
この光の暖かさによって今まで堅く蕾を閉じていたセッコクが急に花を開きだした。この花は蕾を開くときに得も言われぬ甘い芳香を放つのだ。外では相変わらず強い風が家の角で唸りを上げている。
太陽が昇ると大気が安定して風が収まるのだろうか ・ ・ ・
昨日の薪材の運び込みで使った筋肉がギシギシ云うが少しだけ、だましながら薪材の並べ替えをした。北側の下屋へ行き今朝の温度を確認してみると最低温度の記録が-10℃となっている。太陽が昇ってから3時間も経っていない10時前、現在の気温が-2℃くらい、ヤハリ今朝の気温は下がらなかったようだ。
-10℃を記録した日は何時なのだろうか?また、最高温度を見ると31℃となている。12月の頭にはリセットしたように思うのだが ・ ・ ・