12月12日(日) 晴れ 霜は強いが 温かい一日
早朝から準備に動き回り、昼どきに間に合い料理が並ぶ。
恒例の大深山の収穫祭が快晴のなか開かれた。快晴ということは珍しく、ここ数年毎年氷雨であったり雪だったり天候に恵まれなかった。今回は 参加出来なかった人がいるが、彼が雨男と云うわけではないだろう。
昼どきに合わせて料理を揃えるということで、朝八時には集落全戸からでて準備に当たった。若妻会の面々は各戸から提供された根菜類を調理に合わせて切り分ける作業。
今年はMさん自ら種を蒔き、鹿の食害を防ぐ囲いを設けた麦を粉にいたという。その地粉でうどんを作ろうと作業が展開された。昨年は蕎麦打ちを徹底的にやったために、うどんは簡単だと云う。
折角の地粉だからと打ち上げたうどんを切り、伸ばすのは手でやった方が美味いと云う。しかし、この手延べが難しい。引っ張りすぎれば千切れるし、上下に振ってだましだましの手延べ、伸びすぎたうどんはドンブリに何本入るのだろうか?
呑んべぇ~ からは焼き鳥が欲しいというリクエスト。これには女性陣も加勢に加わり、地鶏を切り分け串に刺す。間にはネギを入れて文字どうりのネギマをつくる。
串に刺された食材は直ぐに表の焼き方に託される。ここではどこから外してきたのか定かでないが、U字溝を使い炭も手作りの物。 焼き加減を見ながらの焼き仲間はビールと共に空串が並んでいます。
収穫祭も数年前の食材と比べると少なくなりました。大根やかぼちゃ、葉もの野菜は獣たちの胃袋が優先されています。
2時間の大宴会も片付けを済ませたあとは新年を迎える行事の打合せを済ませてお開きとなりました。
家に帰って来るとSalaとArgoは正しい留守番をしていたようです。
夜の会議に向けて俺も一休みしていると彼らも留守番で疲れたのか、それとも俺が帰ってきたことで安心したのか、一つベッドで眠りに入っていました。