No.16 フナ・ナマズ・シラサギを守ろう!

2007-05-25 14:11:31 | Weblog
No.16 フナ・ナマズ・シラサギを守ろう!

悲劇:河川の(廃液)汚染
2007年4~5月
姫路市大野川の生態系が破滅の危機
「世界遺産・姫路城の象徴・シラサギ」の
餌場消滅の危機
姫路市大野川を守る会
代表・岡村寛三郎 姫路市北ハ代1-7-2
  Tel.090-9097-7613
自然と子供に優しい「美しい故郷を作りましよう」

第16号通信・・・「長年の生活廃水が主原因」
5月25日〔金〕・・・一日、激しい雨
今日は、朝からの雨のために、川の汚濁状況は不明でした。

その代わり、偶然、上大野の更に奥の「大寿台」に20年以上前からお住まいの主婦の方から、次のような貴重な話を聞かせていただきました。
『20年ぐらい前に、大寿台でも下水施設が整備されて、それまでは、白い泡が町内の排水路に浮かんでいたのが、その後は、すっかりと綺麗になりました。』
「その当時から今日に至るまで、20年以上にわたって、大寿台の自宅と姫路の中心部との間を自転車で行き来していていますが、途中の北平野の墓場の前の、3つの流れの合流点では、いつも、白い泡が浮いたり、固まっているのに気づいてきました。
とりわけ、西方からの住宅街の裏を通る山沿いの流水路からの流れにおいてそうでした。更に、東方からの北平野を源流にしている流水路でも、黒く濁った水の流れを頻繁に見てきました。そこで、これらの地区では、下水施設が、未だ全家庭には行き渡っていないのだなと思い続けてきました。

このお話から推測すれば、40年以上も前になる昭和38年の集中豪雨をきっかけとする、大野川上流のコンクリート化後、もう20年以上どころか、30年以上にわたって、北平野の墓場の前の合流点では、西方・真北・東方の三方向、どちらからの流れであるかを問わず、白い泡が浮き、塊を作り続けてきたことになります。
即ち、原則的な下水施設の整備にもかかわらず、一部住宅や施設などからの生活廃水が、長年にわたり、直接、大野川に投棄されてきた模様である。
以上

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