習得するべき英語数を制限することの可否

2005-12-23 08:15:02 | Weblog
公立中学では、約1,000、高校では、約4,000。従って、英検2級では、
約5,000の英単語数を、土俵としている。
しかし、英語圏の国で、日常的に使われている単語数が、20,000語~30,000語ある現実に対して、少なすぎる。
熟語や慣用句も、単語の組み合わせで無数近くあることを考慮すれば、わが国の英語教育では、言語使用上のベースとなる、習得するべき英単語数を、特に記憶力の盛んな中学時代に、最低、現状の3倍くらいには増やすべきだ。
多くの単語や慣用句を知らないから、外国の友人もできないし、手紙も書けないし、本も読みづらい。
単語は、数多く知れば知るほど、相互のつながりも分かり、記憶も強化され、面白くなって、益々英語への興味も増して行くからだ。
いわゆる文法事項も、仮定法だって未来形だって、日常の会話に自然に出てくるものは、制限しないで使えばよい、と思う。
子供たちを、馬鹿にしないで、より豊かな表現の中で、会話や読書を楽しめるように、思い切って、語数や文法についての、文科省の押し付けている様々な規制を撤廃できないものだろうか?










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