外国人客が激減した日本、それでも、メディカルツーリズム事業者や医療通訳士にはビジネスチャンスあり!

2011-09-17 19:12:28 | Weblog
外国人客が激減した日本、それでもメディカルツーリズム事業者や医療通訳士にはビジネスチャンスあり!

東日本大震災時に放射能汚染を起こした原発事故が主な原因で、日本に住んでいた外国人も大量に帰国したばかりか、新たな観光客も激減し、半年後の今もなお、半減状態に近い無残な状況が現実となっています。
これは、我が国・国民、とりわけ外国人顧客を主な対象にする産業にとって、正に津波災害同様に1,000年に一度ともいうべき過酷な試練となっています。
この試練をどうやって凌ぎ、復活へと反転させていくか?は、解答を必要とする緊急かつ重要な問題です。

(1) 廃業し、国内で他の産業分野へと「転業」する。
(2) 現事業を縮小しつつ、国内で他の関連産業分野へと進む[=多角化]
(3) 脱日本で、同一業種で外国での拠点づくりに励む。
(4) 廃業・脱日本で、その外国で伸びそうな新規業種に挑戦する。

何れの道も決して容易ではなく、適切な情報・資金・人手・時間・ノウハウ・スキル・・・など、どれを取っても足りないものばかりです。
その中で、お勧めは、(2)か(3)の方策です。(1)や(4)は、大きな賭けになり、実現には思いがけない危険も伴うでしょう。

すなわち、ベターな方策は、現事業と「関連する」業種で、今後、伸びそうな事業分野を見つけ出し、これに挑戦・推進することです。
その場合、国内にとどまるか外国に進出して営業エリアを拡大するかどうかは、次の検討課題です。円高の今は、海外進出のチャンスですが、資金や人材等に余裕がなければ、海外進出に向けてのマーケッティングにすら出かけることができません。

では、個人[事業家]として、メディカルツーリズム事業家や医療通訳士を目指している場合、今日の外国人訪日者数の大きな減少をどういうように受け止め、自己の生活レベルや生きがいを維持し、更に高めていくことができるでしょうか?

ちなみに、メディカルツーリズム事業家や医療通訳士においての得意技は、(a)エキスパートとしては、諸外国で益々盛んなメディカルツーリズムに関する知識やスキル等につき、広く深い能力を持っていることであり、(b)一般的には、得意な外国語能力を生かして、医療や介護分野に限らず、教育事業分野・貿易事業分野など、実に広範囲な産業・商業・生活分野に関わっていけることです。

東京通訳アカデミーでは、現今の深刻な国家的ピンチの折にも、上述のような広くかつ大きなビジネスチャンスに恵まれる人材を養成し、更にこの卒業生たちの人脈とネットワークを最大限に生かし、彼らの就業機会と能力向上を絶えず確保する「事業協同組合」を年内に設立予定で、目下、鋭意準備中です。

その名は、「事業協同組合 クラブ・メディカルツーリズムJapan」になる予定です。
組合は、組合員が平等の立場で、セールス活動から受注活動、仕事の配分、能力向上のための自主研修・・・・などを多面的かつ積極的に進め、活動の成果を分け合い、もって組合員全員の社会的・経済的地位や生活のレベル向上に寄与し、大事な相互扶助の機会を設けるものです。
この民主主義的かつ強力な組合組織を存分に活用し、国内だけではなく、海外市場でもメディカルツーリズム推進や医療通訳士として活躍できる基盤を作っていきます。

かくて、東京通訳アカデミーの卒業生の皆さんにおかれては、現今の苦難の時期を乗り越えるための四つの問題解決策のうち、事業協同組合という強固な集団パワーと資金・情報の集積、広くかつ濃密な人脈コネクション(組織活動)を通じて、(2)番目の国内での近接・類似の事業分野への進出のみならず、海外進出の拠点を創設する(3)の方策[手段]をも、併せて活用できる道がしっかりと開かれることになります。

手をつなぎ、知恵を絞り、心を一つにして未来に挑戦しましょう!

平成23年9月17日 土曜日
東京通訳アカデミー・理事長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観小川町ビル8階電話03-3233-7518、Fax.03-3294-7410、e-mail:okamura3@oksemi.co.jp