凄まじい試合でした↓
錦織 壮絶打ち合い 悔しすぎる敗退
アジア男子シングルス初出場で世界5位の錦織圭(24=日清食品)が、壮絶な打ち合いを演じた。年末最終世界1位が決まったノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)とフルセットの大激戦。1-6、6-3、0-6で敗れはしたものの、超満員のスタンドを興奮させ、世界に「NISHIKORI」を知らしめた。錦織はツアー4勝、通算54勝14敗。年末最終世界ランク5位で今季の全日程を終了し、このまま日本に帰国する。
激しい試合は、フルセットに突入した。錦織が第1ゲームのブレークチャンスを逃すと、続く第2ゲームはブレークを許した。深いボールにも下がらず、攻めの姿勢を貫いた。正確なストロークで相手を揺さぶった。しかし、最後は力尽きた。ギリギリの内容だったが、スコアは離された。
第1セットは完璧な相手の前に1ゲームしか奪えなかった。しかし、第2セットは攻撃的なショットで相手のミスを誘い、取り返した。1次リーグ1試合平均3ゲームしか落としていないジョコビッチから、セットを奪った。今季ATP1位の最終セット勝率を誇る錦織。しかし、相手も室内コート30連勝と、室内での圧倒的な強さがあった。あと1歩、及ばなかった。
現在の世界最強選手と、次代の王者候補の戦いだった。ジョコビッチは1次リーグA組最終戦でベルディハを下し、年末の世界1位を確定させた。昨年末1位のナダルから勲章を奪還した。ウィンブルドンにも勝ち、この大会のリーグ戦も3試合で9ゲームを落としただけ。錦織も「世界で最も好調な選手。壁のようでまったくスキがない」と今年最強選手を尊敬した。
しかし、そんなジョコビッチも「世界でも屈指の速さを持つ選手」と、錦織のことを絶賛していた。「間違いなく、将来、男子テニス界を背負って立つ」と高く評価。ともに認め合う同士の対戦は過去2勝2敗。錦織は11年スイス室内準決勝で日本男子として初めて当時世界1位のジョコビッチを破った。そして、今年9月の全米準決勝。再び世界1位を破ってアジア男子シングルス初の4大大会決勝進出。錦織がつくる歴史の前に必ず絡んでいた。
11年3月11日、東日本大震災が起きた。世界のテニス界でも、すぐに支援活動が起きた。ジョコビッチは靴下に「JAPAN」の文字を入れてプレーし、支援をアピール。錦織を誘ってマイアミで慈善サッカー大会も開催した。義援金を、赤十字を通じて寄付した。ともにウエアはユニクロ。錦織は11年から、ジョコビッチは翌12年に契約を結んだ。当初、ジョコビッチはユニクロのブランドを知らなかった。しかし、錦織の推薦もあって「ケイが契約している企業なら」と決めた縁がある。
ベスト4の中で、初出場の選手は、錦織ただ1人。ジョコビッチとの対戦は、来年に向けた大きなステップだった。この試合をきっかけに、世界の頂点に向けた歴史の扉を、錦織がこじ開ける。
(紙面より)
本当に惜しかった・・・
1セット目は、歯がたたない感じしかなかったけど、2セット目に入ると錦織の狙い澄ましたショットが決まり始めてエンジン掛かって来た~という面白い試合になる予感しかなかった。
そして、2セット目をブレークして、セットカウント1-1になった時に、もしかしたらもしかするんじゃ・・・と思ったのだけど、3セット目に入ったら、ジョコビッチがさらにエンジン上げてきた。
これが世界のトップなんだな・・・と見ていて思いました。
しかし、1セットも落としていなかったジョコビッチから2セット目は完璧にセットを奪った訳で、それもまた錦織の凄いところです。
来年早々に、全豪がありますので、そこでリヴェンジ!
来年は錦織君が、さらに世界に名を轟かす年になるのは間違いない!
錦織 壮絶打ち合い 悔しすぎる敗退
アジア男子シングルス初出場で世界5位の錦織圭(24=日清食品)が、壮絶な打ち合いを演じた。年末最終世界1位が決まったノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)とフルセットの大激戦。1-6、6-3、0-6で敗れはしたものの、超満員のスタンドを興奮させ、世界に「NISHIKORI」を知らしめた。錦織はツアー4勝、通算54勝14敗。年末最終世界ランク5位で今季の全日程を終了し、このまま日本に帰国する。
激しい試合は、フルセットに突入した。錦織が第1ゲームのブレークチャンスを逃すと、続く第2ゲームはブレークを許した。深いボールにも下がらず、攻めの姿勢を貫いた。正確なストロークで相手を揺さぶった。しかし、最後は力尽きた。ギリギリの内容だったが、スコアは離された。
第1セットは完璧な相手の前に1ゲームしか奪えなかった。しかし、第2セットは攻撃的なショットで相手のミスを誘い、取り返した。1次リーグ1試合平均3ゲームしか落としていないジョコビッチから、セットを奪った。今季ATP1位の最終セット勝率を誇る錦織。しかし、相手も室内コート30連勝と、室内での圧倒的な強さがあった。あと1歩、及ばなかった。
現在の世界最強選手と、次代の王者候補の戦いだった。ジョコビッチは1次リーグA組最終戦でベルディハを下し、年末の世界1位を確定させた。昨年末1位のナダルから勲章を奪還した。ウィンブルドンにも勝ち、この大会のリーグ戦も3試合で9ゲームを落としただけ。錦織も「世界で最も好調な選手。壁のようでまったくスキがない」と今年最強選手を尊敬した。
しかし、そんなジョコビッチも「世界でも屈指の速さを持つ選手」と、錦織のことを絶賛していた。「間違いなく、将来、男子テニス界を背負って立つ」と高く評価。ともに認め合う同士の対戦は過去2勝2敗。錦織は11年スイス室内準決勝で日本男子として初めて当時世界1位のジョコビッチを破った。そして、今年9月の全米準決勝。再び世界1位を破ってアジア男子シングルス初の4大大会決勝進出。錦織がつくる歴史の前に必ず絡んでいた。
11年3月11日、東日本大震災が起きた。世界のテニス界でも、すぐに支援活動が起きた。ジョコビッチは靴下に「JAPAN」の文字を入れてプレーし、支援をアピール。錦織を誘ってマイアミで慈善サッカー大会も開催した。義援金を、赤十字を通じて寄付した。ともにウエアはユニクロ。錦織は11年から、ジョコビッチは翌12年に契約を結んだ。当初、ジョコビッチはユニクロのブランドを知らなかった。しかし、錦織の推薦もあって「ケイが契約している企業なら」と決めた縁がある。
ベスト4の中で、初出場の選手は、錦織ただ1人。ジョコビッチとの対戦は、来年に向けた大きなステップだった。この試合をきっかけに、世界の頂点に向けた歴史の扉を、錦織がこじ開ける。
(紙面より)
本当に惜しかった・・・
1セット目は、歯がたたない感じしかなかったけど、2セット目に入ると錦織の狙い澄ましたショットが決まり始めてエンジン掛かって来た~という面白い試合になる予感しかなかった。
そして、2セット目をブレークして、セットカウント1-1になった時に、もしかしたらもしかするんじゃ・・・と思ったのだけど、3セット目に入ったら、ジョコビッチがさらにエンジン上げてきた。
これが世界のトップなんだな・・・と見ていて思いました。
しかし、1セットも落としていなかったジョコビッチから2セット目は完璧にセットを奪った訳で、それもまた錦織の凄いところです。
来年早々に、全豪がありますので、そこでリヴェンジ!
来年は錦織君が、さらに世界に名を轟かす年になるのは間違いない!