一戦共闘 ~羽ばたけ!若鴎たち 翔破への記録~

スポーツ全般・政治・生活に関わる事・・・好き勝手に書いてます。
辛口ありの、甘口ありの、疑問ありのという感じです。

結局、ドイツの優勝で終わったW杯

2014-07-15 | ’14W杯
アルゼンチンとの決勝戦、良い部分を消されて苦戦はしたものの、延長後半最後の最後でゲッツェのゴールで1-0の勝利。
最後のプレーでメッシのFKはあったものの、明後日に蹴ってしまってEND。
しかし、盛り上がりに欠ける決勝であった事は否めない。
結局、最後はドイツかよ・・・という決勝であった。
それにしてもですよ、何故MVPはメッシなのか意味が分かりません。
ドイツのミュラーの方が得点も挙げてるし、メッシが特別良かったという大会でもない。
寧ろ、メッシなんか走らずに、消えてる時間の方が長かったのに。
個人で言えば、コロンビアのロドリゲスの方がずっとMVPに相応しいと思います。
FIFAが媚びたと私は思いましたよ。
これも含めて、後味が悪い最後になったなぁ・・・という思いです。

1度壊れたものは簡単には戻らない

2014-07-13 | ’14W杯
これまたショックな試合↓

完敗ブラジルに大ブーイング チアゴ・シウバ「失望」

 ブラジルはオランダに0―3で完敗。ネイマールがピッチを去ってから狂った歯車は最後まで元に戻らず、試合終了後は大ブーイングが浴びせられた。

 立ち上がりから積極的にボールを奪いにいったが、1本目のカウンターで早速守備にほころびが。縦に突破したFWロッベンをDFチアゴ・シウバが倒しPKを献上、開始3分で先制を許してしまう。2点目もショートカウンターからのクリアが中央に入ってしまったことからの失点した。

 その後もボール保持率では上回ったもののオランダの5バックを崩すことはできないまま前半終了。後半に入っても流れを変えることはできず、試合終了間際の後半46分にはサイドから崩されダメ押しの3点目を奪われた。

 主将のDFチアゴ・シウバは「失望しました。こんな形は我々にふさわしくなかった」とがっくり。「これもサッカーです。国民には謝りたい。最後はブーイングでしたが、ずっとサポートしてくれて」と本拠地で声援を送り続けたサポーターへの感謝を口にした。

 ▼ブラジル・スコラリ監督 準決勝も3位決定戦も勝ちたかったが、この試合も負けてしまった。プレーは悪くなかったものの、出だしの失点が痛かった。

(紙面より)

やはり7失点のショックは簡単には拭えなかった。
精神的ダメージは少なからず残っていた。
そして、前半早々に取られたPKでの失点・・・
これでまた崩壊してしまった。
こんな筈じゃない、こんな筈じゃない・・・と思って、空回りしてしまうチーム。
自国開催で何としても3位死守で終わりたい面子も、終わってみれば0-3と完敗。
ドイツ戦の前まではこんな事が起こるなんて、想像もしていなかった。
そして、サッカーを知る国民は大ブーイングで後押し。
これが本来あるべき姿だ。
日本のサッカーファン(ニワカも含めて)は、こういう事が出来るだろうか!?
また、マスコミも厳しい言葉で追及出来るだろうか!?
そういった事が出来なければ、日本のサッカーは成長出来ない。
こういった試合からもみんな学ぶべきだ!
それから、本田に一言言いたい。
「日本全体で盛り上げろ!応援してくれ!!」と自分で語った言葉は嘘だったのか??
終わってから何で1人別行動で一緒に帰って来なかったのだ?
ちゃんと日本に帰って来て、自分の言葉で言うべき事があると思う。
この辺りもブラジルの選手はしっかりしてる。
チアゴシウバは、「最後はブーイングだったが、これまでサポートしてくれてありがとう」という言葉を試合後ブラジル国民に直ぐに述べた。
最後の2試合完全に折れてしまったブラジルだが、最後まで走った姿は残り10分で下を向いて試合を諦めかけた本田の姿とは違うものだった。
ここが世界との差やねん!

つまらない0-0PK決着試合

2014-07-10 | ’14W杯
正直、準決勝でこんな面白くない試合を見せられるとは思わなかった。
オランダもアルゼンチンも、思い切った仕掛けを見せる事も無く、無難に120分終わらせたって感じ。
勿論チャンスはあったけど、入る予感無かったもんな・・・
PKで決着つけるのは、勝ち負けを決める行為なので、正直あまり関係無い。
90分若しくは120分で試合を決めて欲しかったというのが本音です。
驚くくらいにメッシは動かないね・・・
決めに行こうという意識も見られないし。
どうしたんだ!?
それと、オランダのGKはPKになると、キッカーに過剰にプレッシャーをかけようとするが、ちょっとやりすぎ!
あれは見ていて気分悪いわ・・・
アルゼンチンのGKなんか1歩もマウスから動かないで構えるのにさ。
という訳で、このアルゼンチンが勝ったという結果は、私の気分は良いモノになりましたとさ。

地元ブラジルの惨劇

2014-07-10 | ’14W杯
まさかここまでやられるなんて、誰も思わなかったでしょ。
ドイツは確かに強いよ。
ネイマールとチアゴシウバが出場出来ないハンデはあったにせよ、1-7なんてスコアは誰が想像したか・・・
ブラジルのサッカーファンというのは正直で、前半が終わった時点で席を立つ人が多くいました。
試合中に失点を続けると、泣いているファンもいました。
怒り・悲しみをこうやって表現しなければ、チームは強くなれません。
どっかの国みたいに、勝とうが負けようが良くやった!と拍手で迎えられるような国には理解出来ないでしょうね。
やはり、生まれた時からサッカーに慣れ親しみ、国技として国民に認められる競技だからこそです。
それだけ根付いている証拠です。
日本の様に、W杯になると何処からか沸いて出て来る、所詮ニワカサッカーファンとは違うんですよ。
騒げれば良いでは無く、勝たないといけない事を宿命付けられている国はね。
しかも地元開催ですから尚更。
私も今回のW杯はドイツが優勝すると言った手前、ドイツびいきで見ていましたが、余りにも衝撃的な試合である意味ショックです。
強いブラジルですら、1つ歯車が狂うとこんな風になっちゃうのか・・・と。
日本がコロンビアに1-4で負けた試合なんかと比べたらアカンな。
W杯の準決勝で起こった事も、衝撃度を上げる一因になった事は確かだ。

ベスト4決定、ベスト8の戦いを振り返る

2014-07-06 | ’14W杯
時系列順に。

先ず、フランスvsドイツ。
私、ドイツのサッカーは余り好きでは無いのですが、今大会はドイツが優勝するのではないかと予想を立てた一人でもあります。
イメージとして、「固い」というのがあって、見ていても余り面白いと感じないというのが本音です。
寧ろ、フランスのようなサッカーが好きではあるものの、フランスという国がイマイチ好きになれない過去があり・・・
ドイツの強みは、誰が出てもレベルを落とさずに出来るというのがあり、更にメンバーによって色々とポジションを動かせるユーティリティさが良いところでもある。
ですから、対戦相手によってスタメンを変えたり、試合の状況で1番必要な選手を入れて勝負出来る。
このフランス戦もそうでした。
序盤に先制点を取ると、ここからはドイツの見せ所でもある堅い守備という持ち味が活きました。
調子の悪い選手が多いといいながらも、しっかりと勝って来る辺り、やはりなぁ・・・である。

次に、ブラジルvsコロンビア。
実は、ベスト8の中で1番注目していた試合。
ブラジルが扱けるとしたら、ここかも・・・と思っていたので。
しかし、ブラジルの強さを見る試合になりました。
セットプレーで先制し、コロンビアの攻撃もしのぎつつ、ハーフタイム。
ここからコロンビアに劣勢に立たせられるものの、貰ったFKで確実に2点目を取り、優位に試合を進める巧者ぶり。
ネイマールに注目が行く中、DF2人の得点でというのも、ならではだと思う。
コロンビアも仕掛けて仕掛けてPKを貰い1点は返したが、最後は力の差かなと思った。
終了間際にネイマールが怪我で退場し、この後の2試合も出られないという悲しい結果になってしまった。
コロンビアのハメス・ロドリゲスはこの大会で1番記憶に残る選手になった。
パス・シュート・展開力、中盤で試合をコントロールするその様は、まるで大空翼そのもの。
何れCロナウドやメッシ、ネイマールのような選手になるだろうな。

次に、アルゼンチンvsベルギー。
何か、アルゼンチンがこの大会はドイツのような固いサッカーをしているように感じます。
1-0試合も多いし、攻撃力がずば抜けているようにみえるが、攻撃だけでなく守備も考えたバランス重視的な。
この試合もそう。
早い時間に先制したけど、これ以上点を積まない。
これで良いというような試合だ。
そろそろメッシが爆発するような気もするし、このまま我慢して終わるような気もする。

次に、オランダvsコスタリカ。
コスタリカの守りがここまで通用するとは思わなかった。
この大会を通じても、1番の驚き。
攻撃力のオランダも120分封じたのだから、評価されるべきだ。
PK戦での決着というのは不運だったが、コスタリカ良く頑張ったよ!


これで、ブラジルvsドイツ、オランダvsアルゼンチンという欧州vs南米の2カードになりました。
ブラジルは、ネイマール負傷欠場とチアゴシウバのカード累積停止というハンデです。
ホームの力を最大限活かせるか・・・ですね。