一戦共闘 ~羽ばたけ!若鴎たち 翔破への記録~

スポーツ全般・政治・生活に関わる事・・・好き勝手に書いてます。
辛口ありの、甘口ありの、疑問ありのという感じです。

繰り返されるデータ偽装の建物

2015-10-31 | 日記
大手がこんな事をしてるのだ↓

<傾斜マンション>「青田売り」がデータ改ざんの遠因に

 工期制限の言い訳は、これまでの施工不良で多く使われてきた。さらに「工事費用が少なくて」という言い訳も多い。「工期の制限」と「工事費用の不足」は日本のマンション分譲が抱える構造的な問題だ。もっと分かりやすく言えば、「青田売りをするから生じがちな問題」である。

 日本の分譲マンションは、「青田売り方式」で販売される。建物ができる前に販売を開始し、購入者は別棟の販売センターで模型や完成予想図、モデルルームを見て購入を決める。その後、金融機関に住宅ローンを申し込み、審査に通ると、売り主の不動産会社と売買契約を結ぶ。

 その時点で払うのは、分譲価格の1割程度に当たる手付金。残りの代金は、建物が完成し、引き渡し時点で支払う。住宅ローンを組む人は、建物の引き渡し時点でローンが実行される。建物引き渡し日に向けて、金融機関を巻き込んだ流れが粛々と進むわけだ。

 総戸数が数百戸の大規模マンションであれば、数百の金融取引が建物引き渡し日に向けて進行する。そのため、日本のマンションでは「建物引き渡し日」はしっかり守られてきた。逆に言うと、この「建物引き渡し日が正確」であることを前提に、「青田売り」が可能になっている。

 ところが、日本を除く世界の国々では「青田売り」は行われない。建物の外枠ができ、後は内装や設備を入れるだけ、の状態で分譲されるのが主流である。内装や設備は購入者が決まってから工事される。この方式を「青田売り」に対し、「スケルトン売り」と呼ぶ。

 「スケルトン売り」の背景には、「建設工事は、当初予定より遅れるのが当たり前」という社会認識がある。予定通りにいかないことが認められているのだ。このやり方であれば「工期の制限」を受けることはない。くい打ちに失敗すれば、やり直す時間があるわけだ。

 「スケルトン売り」には、もうひとつ別の利点がある。それは、建物完成時の相場価格で販売されるので「工事費用の不足」を補いやすい、という利点だ。逆に日本で一般化している「青田売り」方式では工事費用が不足しやすい。

 なぜなら、不動産市況が上昇しているときは、工事の途中で建設費も上昇するからだ。

 今よりも1年後、2年後のほうがマンション価格は上がるだろう……そう考えられる時期、建設費は上昇する。すると、1年、2年、場合によっては3年がかりで建設する大規模マンションは、工事の途中で工事費用や資材価格の上昇にみまわれる。

 しかし、元請けである建設会社は、建設が始まる時点で建設請負契約を結び、工事費用の総額も決めている。そうしないと、「そのマンションをいくらで売り出すか」という分譲価格も決められないからだ。工事費用は最初に決めなければならないし、その後も変えにくい。

 工事費用を先に決め、工事中に職人の賃金や資材価格が高騰し始めると、「工事費用の不足」が生じ、そのしわ寄せが下請け、孫請けに及ぶ。安い賃金で工事を請ける下請け・孫請けは複数の仕事を掛け持ちするようになり、結果的に仕事の質低下に結びつきやすい。「青田売り」はこのように、マンション建設にいくつかの無理を生じさせるのだ。

 一方で、「青田売り」には景気変動のリスクを抑えるメリットがある。

 たとえば、不動産価格上昇時は、「建物完成時の相場より安く買える」メリットが生じる。「青田売り」で分譲価格が決められるのは、建設工事が始まるころ。その後、景気が上向き、土地価格・建設費が上昇すると、建物完成時の相場価格も上昇する。3000万円で分譲されたが、建物完成時には相場が4000万円以上になっている、という状況も生まれるわけだ。

 逆に、不動産価格が下落したときは、完成を待つ間にマンションの価値が下がる。購入を決めたときに4000万円だったマンションが、完成のころには3000万円程度の価値しかなくなってしまう事態が生じるわけだ。平成バブルの崩壊時には、半値まで下がった例もある。

 その場合の救済が「手付金」だ。完成を待つ間にあまりに大幅に下がったときは、手付金(正確には、解約手付け金)を放棄することで、契約を一方的に解除できるのだ。4000万円のマンションの手付金は1割の400万円程度。それを放棄すれば、損失は400万円だけ。相場価格が3000万円まで下がり、1000万円損するよりはマシなのである。

 「青田売り」には、意外なメリットがある。そして、長く日本に根を下ろしている方式でもある。それを一気に「スケルトン売り」に変更するのは簡単ではない。

 だが今後、日本では中古住宅の取引が増え、新築マンションが徐々に減ることが予想されている。その動きのなかで、「青田売り」から「スケルトン売り」への転換を図ることはできるだろう。そのような転換で、今後「工期の制限」や「工事費用の不足」といった問題がなくなることを期待したい。

(紙面より)

10年前に姉歯事件が起き、そういう事が無くなるように業界全体が危機を感じてやってきた筈だ。
しかし、同じ悲劇は繰り返されていたのである。
これは建設業界全体がもっと危機を感じていかない限り、無くならない問題なのかもしれない。
2011年に起きた東日本大震災。
あの大きな地震で本当に震えた会社もあったのではないだろうか?
そして今回、データ改ざんというのが表面化し、大きな社会問題になっている。
大きい改ざん、小さい改ざんを含めると、相当数出て来るだろうし、今問題になっている会社以外の所からも出て来るだろう。
住まいというものは、大きな額を出し、信用を買うという事だと思う。
しかし今回の件で、そういった信用は完全に崩壊した。
10年掛かって積み上げてきた信頼回復は、一瞬で吹っ飛んだのである。
これから東京オリンピックという大きなイベントを控えているが、それどころではなくなるのではないか??
どっちを優先しなければいけないかは目に見えている。
国がこの舵を間違った方向に向ければ、あっという間に色々なモノが吹っ飛ぶだろうな。
建築の検査には国や自治体も関わっているし、責任が全く無いかといえばそうとも言い切れないと思う。
これからどれだけの数の違反が出るか分かりませんが、業界が信頼回復出来るのかどうか・・・

何で免許証返さなかったの・・・

2015-10-30 | 日記
痛まし過ぎる事故↓

<宮崎暴走>男性、認知症の治療中 外出を家族気付かず

 宮崎市中心部で軽乗用車が歩道上を約700メートル暴走し、歩行者ら7人が死傷した事故で、宮崎県警は29日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で、車を運転していた鹿児島県日置市の男性(73)の自宅を家宅捜索した。県警は男性が認知症の治療を受け、今月26日まで入院していた他、てんかんの病歴もあったとの情報を得ており、事故原因との関連について慎重に調べている。

 捜査関係者によると、現場には目立ったブレーキ痕がなかった。男性は事故時、意識があったが「歩道と車道を間違えたのか」など警察官の質問には何に対しても「はい」としか答えなかった。男性は28日朝、同居の家族が気付かないうちに自宅を出ていたという。

 男性は事故後に外傷性くも膜下出血で宮崎市の病院に入院している。県警は男性が受診した医師らから治療状況など事情を聴く方針。

 男性の軽乗用車は28日午後、宮崎市のデパート前交差点からJR宮崎駅前まで暴走。6人がはねられ、同市の無職、藤本みどりさん(66)と会社員、高木喜久枝さん(50)の2人が死亡し、17~68歳の男女4人が重軽傷を負った。

(紙面より)

てんかんもあって、認知症の治療中って・・・
事故で被害に遭われた方々がこれじゃあ納得出来ないよ!
同居の家族も何故免許返納したりとか、車の鍵を渡さないようにしなかったのか・・・
もうこういう事故ばかりで、高齢者の免許証交付については考えるべき時に来ていると思う。
こんな悲惨な事故を起こしても、これじゃあ罪に問えないでしょ。
他にも事故を起こしていたというし、警察も何か手を打てなかったのか?
何かが起きないと動かないじゃ無くて、被害者を無くすために先手を打つような事をして欲しい。
今の警察は、何か起きないと重い腰を上げないから。
事前に防ぐ事までやらないとダメだろ。



日本シリーズ雑感

2015-10-30 | プロ野球
まるでCSファイナルを見てるような感じだった。
相手がヤクルトに変わっただけで。
チャンスがありながら、なかなか1点を取る事が出来ずにいたヤクルト。
対して、ワンチャンスで得点を取れたソフトバンク。
その中には、HRという有効な飛び道具があり~の。
トータルして見ると、やはりソフトバンクの強さが際立ったシリーズであった事は間違いない。
1、2戦目目はヤクルトに勝てるチャンスは無かったと思うし。
3戦目で一矢報いた事で、4戦目以降の配球の攻め方をガラッと変えて、相手を惑わした。
高谷、細川、鶴岡とレベルの高い捕手が3人いるのも有効的に使って。
結局、ヤクルトの総得点でタイムリーヒットで取れた得点は、2回だけ。
それ以外はHRか内野ゴロの間に・・・という様なもの。
打線の繋がりで取れなかった事が、最後まで響いたかな。
特に、雄平とバレンティンの所で切れてしまう事が痛かった。
逆にソフトバンクは、シーズンでも出るか出ないか分からない様な選手がHRを打ったり、打線が万遍なく打った事で中軸が活きない試合でも勝ててました。
柳田はそこそこ潰せても、次のイ・デホに完璧にやられ捲ったのも痛かった。
どちらかというと、イ・デホを徹底マークするべきだったのかな!?っていう計算ミスもこのシリーズの勝敗に直結した感があります。
まぁ、それだけ層が厚いという裏返しだと思いますけどね。
それと、先発投手の差がね・・・
ヤクルトは先発に勝ちが付かなかった。
ソフトバンクは、勝ち試合はみんな先発に勝ちが付きました。
今年のソフトバンクは、手強かったという事ですかね。

山田哲人は本物だ!

2015-10-28 | プロ野球
第1戦、第2戦と殆ど良い所無しに終わっていましたが、第3戦では3打席連続HRをかっ飛ばす活躍。
真面目な彼の事ですから、徹底的に攻められ方を研究して、第3戦に活かしてた筈です。
相当ストイックに配球を見ているみたいですから。
それにしても、そんなに体は大きいとはいえないくらいなのに、何であんなに飛ばせるのでしょう??
確かに、神宮球場はそこまで大きい・広いとは言えませんけど、HRバッターである畠山よりも本数も打っているし、1試合で3HRをシーズン中も記録していますからね・・・
年間で1試合3HRなんて、そう打てるものじゃないですよ。
本当にすごいわ~。
ここまで我慢しながら、使い育てた球団の環境もあるでしょうけど、昨年は191安打という右打者の最多安打記録を塗り替え、今年は38HRでHR王。
どこまで伸びるのだろうか・・・
まだ弱冠22歳です。
柳田とトリプル3と騒がれていますが、本当にすごいのは山田哲人の方ですよ。
守備の負担だって内野手の方が大きいだろうし。
投手では日ハムの大谷、野手ではこの山田哲人、この2人を超える選手は30年先まで出ないだろうと思います。

危険なクロスプレーが禁止になる??

2015-10-28 | プロ野球
過去、色々とあった訳だが・・・↓

来季から危険な本塁クロスプレー禁止へ

 NPB(日本プロ野球機構)が、来季から本塁のクロスプレーに関する規則を厳格化し、危険なクロスプレーを禁止する方向で進めていることが27日、明らかになった。

 今月宮崎県内で開催されていたみやざきフェニックスリーグでは、開始前の監督会議で、本塁のクロスプレーに関する新ルールが通達されて、すでに試験的に導入されていた。その際、「野球規則に明記して来季から1、2軍すべてに適用する方向」との説明がされたという。今秋キャンプから審判団は、各球団を回ってバッテリー部門のコーチや選手に講習会を開く方向だ。

 本塁上の危険なクロスプレーの是非については、しばしば問題にされてきた。今季も阪神のマット・マートンが、5月13日のヤクルト戦で危険な本塁突入を行い騒動になった。2回一死三塁の場面で三塁走者のマートンがライトフライでタッチアップ。本塁へのダイレクト送球は、マートンの足より早く、西田のミットに収まった。余裕のタイミングでアウトだったが、マートンは、両手を体の前でエックス字に構えて正面からの体当たりを仕掛けた。西田は、後方に飛ばされながらもボールを離さず得点を許さなかったが、両軍ベンチから選手が飛び出て、あわや乱闘に発展しそうな騒ぎとなり、試合後、真中監督が猛抗議。

 本塁上の危険な突入に対する是非論が再燃したが、現状のルールでは、明確に禁止する規則はない。そのため球宴前に開催された監督会議でも「危険なクロスプレーを規則で禁止すればどうか」という意見が多く出され、選手会も賛同、今回のフェニックスリーグのテストを経て、来季開幕から採用される方向になったようだ。
 
 実は、昨年からメジャーリーグでは本塁上の危険なタックル、捕手による完全ブロックがルールで禁止とされ、本塁上の危険なクロスプレーが消滅した。迫力あふれるダイナミックなプレーがメジャーの代名詞のように捉えられていたが、深刻な怪我を負う選手が続出したことで、現場の監督や選手会から禁止論が噴出。昨年の開幕から導入された。

 ルールでは、捕手はボールを保持していない状況での走者の走路をふさぐブロックが禁止になり、ホームを空けない捕手のブロックは走塁妨害が取られ得点が認められる。一方、走者はライン上で走路を塞ぐ捕手に対しては、タックルすることはできるが、ライン上にいない捕手にタックルをすることは禁止で、もしルールに反してタックルを行えば、審判から守備妨害をとられアウトとなり、悪質な場合は退場、罰金処分も下される。今回、NPBが危険なクロスプレーを禁止するためのルール変更に踏み切った背景には、メジャーでの成功例があるとも見られる。

 自ら現役時代に本塁上の危険なタックルを受けて、3度、肋骨骨折の経験のあるロッテの里崎智也氏は、「ダイナミックなプレーが生まれる環境をとるのか、選手を怪我から守るのか、に議論はあるでしょう。僕は、どちらの意見でもないのですが、もし禁止にするのならば、ルールを明確化するべきです」という感想だ。

「大事なのは、捕手がボールを捕球する前にライン上にたってホームベースを完全にブロックで固めてしまうことを禁止すべきでしょう。走者は滑る場所がないので、落球を誘おうとするのですから、まず高校野球のようにボールを受ける前のブロックの禁止の徹底でしょう。次にそのルールを守っている捕手に対してのタックルを厳格に罰することだと思います。このルールが採用されると、間違いなく各チームの得点増えると思います。スライディング技術、キャッチャーのタッチ技術を高めなければならないでしょうね」
 
 本塁上のクロスプレーが野球の醍醐味であることは確かだが、あのエンターテイメント性を重んじるメジャーでさえ選手生命さえ左右するアクシデントを撲滅するため禁止の流れを作った。ここで、メジャーの“二番煎じ”の批判は、見当違いだとも思う。実際、フェニックスリーグに参加の各チームはキャッチャーに追いタッチのトレーニングを科すなど、新しい技術の習得をスタートさせていた。激突のど迫力シーンはなくなるが、意外とホーム上でスピーディーな新しいスリリングを味あわせてくれるのかもしれない。

(紙面より)

この件に関しては、今季シーズン中にも議論があった訳ですが・・・
来季から禁止となると明記されても、審判各々の見立て1つでどっちにも転ぶと思うので、明確に細かくルール化しなければ守られないだろうと思います。
また、日本のNPBではルールとして作られたとしても、例えばWBCの様な世界大会では適用外となる恐れもある訳で、世界的にルールとして明記されない限り意味の無いものになる恐れもあります。
今年もメジャーでは悪質なスライディングで大怪我をした選手が多く出ました。
見様によっては、ダブルプレーを防ぐ全力プレーという風に見る事も出来ますから、やはりこういう怪我を負わないためにもルールとして明記するべきです。
過去、メジャーに挑戦した日本人選手も餌食になりました。
西岡や岩村は選手生命を脅かされる様な長期離脱となりましたし、日本でも本塁突入の際に悪質なタックルを見まわされて怪我推した捕手は数多くいます。
私が見ている限り、悪質なスライディングをしているなぁ~って思うのは、オリックスの中島。
ベースとは全く関係の無い所に滑って行きますから。
それをしっかりと見ていない塁審もそうだし、どこまでなら良いのかという線引きすらない状態ですから、この様な案件が持ち上がり、しっかりとルール化されるのは選手を守る上で大事な事だとも思います。
主力1人抜けるだけで、大きく戦力が変わるチームが多いのですから。
しっかりと良い悪いの線引きが出来てる事が前提ですが、今回こうして大きく変わろうとしているのは悪い事ではありません。
寧ろ、今までが中途半端だったので、良い事だと思いますよ。