衆院代表質問が始まり民主党岡田代表や江田維新の党代表が質問に立った。
両代表ともアベノミクスがもたらす格差問題と安全保障法制等で激しく攻め立てた。
まず岡田代表は安倍政権の経済政策は成長の結果配分が欠落して居ると責めた。
現在日本には年収200万円以下の給与所得者が全体の4分の1に当たる1120万人居る。
ひとり親家庭の子どもの貧困率は5割に達し、格差の許容範囲を超えて居るがどう思うかと
質問した。
是に対し首相は世論調査では国民の中流意識が根強く生活実感で格差が容認できない
程拡大して居るとは思えないと回答。
国民の生活の実態を知ろうとしない首相の傲慢な回答と見るべきか?
アベノミクスなる経済政策は大都市優先大企業優先でそのおこぼれを全国的に広げる
と云うのがその趣旨です。
まず大胆な金融緩和政策で円安株高で忽ち大企業は潤った。
大都市中心の機能的財政政策は一極集中の都市経済で益々大都市は膨れ上がる。
民間企業総動員の経済成長戦略を打ち出したがこれがあまり効果が出ない。
現在政府は地方創生政策を出し大都市一極集中是正に向けて動いています。
民間企業の法人税や税的優遇策等で企業を成長戦略に引き込もうをしています。
安倍政権が目指すのが何かおかしいものになって来つつ有るようですね。
其処の処を野党に糾して貰いたいものです。
次に安全保障法制ですが日本は積極的平和主義を唱えながら自衛隊法を改正し
恒久法で自衛隊海外派遣を容易にしようとして居ます。
テロ集団のISによる邦人殺害事件等でイヤでも紛争に巻き込まれる危険性が増して
きた昨今、徒に欧米と賛同して行動を共にするのもどうかとも思えますしその辺の
シキリはどうなのか?
公明党との内部協議はどの様な結論が出されたのか?
首相は言を左右にして逃げ廻って居る感がしてなりません。
この問題は國の将来が関わっているので是非聞かせて欲しいですね。