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日々好日

さて今日のニュースは

TPP交渉はどうなって居るのか

2014-04-11 08:47:55 | Weblog

TPP交渉は今や個別協議に集中して居る。

主に日本は豪州・ニュージランド・其れに米国等強固な相手と個別協議に入って居ます。

今回予定される日米首脳会談で、大筋合意をつけたいと米国通商代表と日本甘利TPP担当大臣が都内で
会談を開きました。

会談は日本が聖域とするコメ・麦・牛・豚肉・乳製品や甘味作物等農産5項目と早期関税撤廃を拒否して居る
自動車については話し合われた模様。

特に今回の日米会談では自動車や農産物5項目の牛肉が大きな争点になった。

話し合いは平行線で一定の進展はあったとしても両国の合意には程遠いものだった様だ。

そんな中で日本が豪州のEPA協定でオーストラリア産牛肉を段階的引き下げ最終的に冷凍は19・5%に
冷蔵は23・5%にする事で大筋合意した事が影響して、米国が牛肉関税撤廃を断念した。

断念したとは言え現在の牛肉関税38・5%を段階的に引き下げ最終的に数%になれば容認すると譲歩した。

ただ日本は10%台以下の関税は拒否して居るのでまだ合意には程遠いと言えますが、少しは進展したとも
言えるのかも知れませんね。

日本には肝心のコメ・麦等まだまだ話し合わねばならぬ5項目があります。

国民としては安い農産物が入って来る事を歓迎する向きが有るが、食の安全や、将来的国民の食料確保や
日本の農業存続の問題等考えると、そう簡単に歓迎する訳には不可ない様ですね。

牛肉はBSE等の安全性の問題があるので特に配意して欲しいですね。


大丈夫か川内原発再稼動・もんじゅ虚偽報告・信用出来ぬ原子力行政

2014-04-11 06:58:52 | Weblog

九州電力は原子力規制委員会に申請した原発安全審査のトップを切って川内原発は5月末までに審査書類を
作成し審査終了させる、そして國による地元説明8月には再稼動させる事とした模様。

電力事情が逼迫してして居る九電としては電力需要最盛期の夏場までに何とか間に合わせたい様です。

規制委も川内原発の安全審査には人員を集中させて審査手続きを優先させる事を決定した。

果たして予定通り地元の賛意を期限までに得られるか?
近くに活火山を控えて居るので、一部学者は原発の安全性に異をと唱えています。

電力事情に支障を来すのは大変困るが、何か事が起きて命に関わる事は出来れば避けたい。
此が我々利用者の偽らざる本音でしょう。

問題は規制委が行う安全審査への信用です。

何が起きるか判らない今日、完璧で臨むのは無理な相談でも少なくとも納得のいく説明はして頂きたい。

原子力行政では此まで何度も裏切られて来た経緯があるのでそう簡単に信用出来ませんね。

今回日本原子力研究開発機構の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の保安検査をした際未点検機器があるの
にも関わらず原子力規制庁に虚偽報告をして居た事が判明しました。

現在「もんじゅ」は原子力研究のため存続は認められたが事実上の運転禁止状態にあります。

今回高速増殖炉原型炉「もんじゅ」のずさんな管理が明らかになりました。

原発安全神話を、まるまる信じた国民にも責任があるのでしょうが、何か事が起きれば巧く誤魔化して
しまう原子力関係者。

我が国の原子力行政は万事この調子で信用出来ないと言えるのでは・・・