「300」のザック・スナイダー監督、2009年の作品。80年代後半に発表されたアメリカの人気グラフィック・ノベルを実写映画化したヒーロー・ミステリー。
映像がすごいです。
あとアメリカの歴史を追いながら、
かつて歴史の裏側で監視を続けてきたヒーロー達の姿を描く見せ方がとても面白い。
時は1985年。かつて活躍した超人たちは1977年のキーン条例によりその活動を禁止され、ある者は一線を退き、ある . . . 本文を読む
ロバート・ダウニー・Jr主演でヒットした前作の続編。監督は引き続きジョン・ファヴロー、2010年の作品。
前作を観て、これは絶対観ないと、と劇場へ。
まぁ、やりたいことはわかる。
前作で受けた部分はしっかり引き継いで、
今回の敵役のミッキー・ロークもなかなか馬鹿な役を真面目にこなし好感が持てる。。。しかし、どうも乗り切れない。
なんか、前、評価された、馬鹿さ加減とか、
ダウニーJrのうさんく . . . 本文を読む
「リンダリンダリンダ」の山下敦弘監督、2009年の作品。
auのケータイ動画として配信された連続ショートドラマがDVD化された。
主演は栗山千明と森山未來。
主人公の幸子はここぞという時に運が悪く、
片思いの人と結ばれずに、相撲に打ち込む同姓のおデブと付き合うはめになってしまった。
その始まりは小学生のとき。そして中学、高校と幸薄いエピソードが続く。。。
栗山千明はもうコメディエンヌとしての演 . . . 本文を読む
「マルコヴィッチの穴」「アダプテーション」の脚本家チャーリー・カウフマン、初監督作品、2008年制作。
いい評判の劇作家だけど、
実生活は控えめで、
面白みのない主人公ケイデン・コタードを、
フィリップ・シーモア・ホフマンがきっちりと演じ、
作品の持つ不可思議さを見事に体現している。
ストーリー自体は、主人公の妄想も介入し、
さびしさと悲哀が漂うファンタジーといった感じ。
いつも何かでまぎらわ . . . 本文を読む
園子温監督、2008年、237分怒涛のB級超大作。
まぁパンチラ盗撮変態、カルト教団とか
テーマからすると、ちょっと手にとりにくいかもしれないけれど、
古き良き熱きドラマを見たいなら、最適な1本(レンタルDVDで2本組だけど)です。
(なんとなく昔の大映テレビドラマ「少女に何が起こったか」の石立鉄男の名台詞、「やい、薄汚ねぇシンデレラ!」が記憶に甦ります)
安っぽくも熱きドラマをどれだけ真剣に . . . 本文を読む
「時をかける少女」の細田守監督が、再度、脚本に奥寺佐渡子、キャラクターデザインに貞本義行のチームでおくるSF冒険アニメ、2009年の作品。
「時をかける少女」のときもそうだったけれど、
ちょっとくさい感じがあって、
この作品でも、それが鼻につかないわけではなかったが、
それでも丁寧に作っている誠実さは感じられ、好感は持てた。
舞台となるインターネットの
OZショッピングモールの世界観が卓越して . . . 本文を読む
三木聡監督、2009年の作品。
三木監督で、麻生久美子が主人公でということから、
「時効警察」アゲインを期待して借りたのだが、、、、
ちょっとイマイチだった。
なんか勢いがたりん、ギャグも滑ってる感じ。
作品レベルでいうなら、
「ダメジン」より少しいいくらいかな。。。
インスタント沼 予告編
. . . 本文を読む
ショーン・ペン監督、2008年の作品。ベストセラー・ノンフィクション『荒野へ』の映画化。
ショーン・ペンは脚本もしているみたいだけど、
演技派でキャリアも長くて、さすがいい世界観をつくります。
不満をぶつけても効かない。
政治の不正、社会の矛盾を正そうとしても、
結局、独り相撲になってしまう。
いつしか対話は成立せず、若者は荒野に向かう。
甘さもある、若さ故の無謀さもある。
しかし若者は、自 . . . 本文を読む
「ツォツィ」のギャヴィン・フッド監督、2009年の作品。「Xメンシリーズ」の人気ヒーロー、ウルヴァリンの誕生を描いた作品。
原作は読んだことないけれど、人気シリーズだから、
作品の世界観の掘り下げは、すごく緻密に進んでいるのだと想像する。
この作品も、うまく詳細設定や、関係組織の実体を明らかにしながら
飽きさせない内容になっている。
Xメンシリーズは安定しているというのが僕の持論だったが、
う . . . 本文を読む
「ザスーラ」のジョン・ファヴロー監督、2008年の作品。「シャーロックホームズ」の流れで、もっとロバート・ダウニー・Jrを! の思いでレンタルしてみました。
僕は以外にアメコミの映画版を見ているので、
こいつも見ていて不思議ではなかったのだけれど、
どうもアイアンマンのパワードスーツの形がダサく感じで駄目だった。
しかし、こいつは不覚でした。
この作品は、なかなか新しい感じでいい。
しかも嫌ら . . . 本文を読む
ティム・バートン監督、2010年の作品。
ずいぶんと宣伝されてたし、おなじみのキャストが揃って、というところで、押さえておかないとと、劇場に足を運びました。
見てないけれど、「アバター」以来、
3D映画がけっこう台頭してきているイメージ。
バートン監督のアリスも多くの劇場が3Dの上映だった。
自分的には、目が疲れるので、3Dは嫌だったけれど、
ちょうどいい映画館が3Dとのこと。。。
仕方ない、 . . . 本文を読む