絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

絵話塾20周年記念 早期特典とガイダンスのお知らせです。

2022-12-13 12:40:31 | 絵話塾からのお知らせ

絵本とイラストが学べる「絵話塾」からのお知らせです。


開講20周年を記念しまして、2023年1月31日までにお申込みの方に早期特典があります。
また申込者全員にオリジナルトートバッグをプレゼント!


●ガイダンス(説明会)もあります。
2023年
1月8(日)・9日(月・祝)・1月14日(土)p.m2:00~
1月22日(日)p.m6:00~
1月29日(日)p.m6:00~



詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。



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2022年12月7日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2022-12-08 16:03:57 | 絵本わくわく塾

本日のテーマは「ぶたの絵本」です。

『三匹のこぶた』は有名ですが、他にも沢山紹介していただきました。

 

高科先生が上野瞭さんに薦められた本『シャーロットのおくりもの』E・B・ホワイト 1952年

映画やアニメーションにもなった有名な物語です。

主人公が少女のファーンから、子ぶたのウィルバーの視点に移行します。

この物語は、子ぶたとクモとの友情のお話で、生きる喜びと幸せ、勇気が書かれています。

 

『どろんこ こぶた』アーノルド・ノーベル 1971年

こぶたは、どろんこ遊びが大好きです。

こぶたは、子どもそのもので、子どもの特性がこぶたで表されています。

 

絵本にはこぶたがよく出てきますが、こぶたは子ども自身なのですね。

 

日本で出版されている『三びきのこぶた』は、こぶたとオオカミが仲直りする創作されたストーリーに、

絵も鮮やかでおもちゃ屋で売られる絵本が多いですが、

60年前に描かれたイギリスのレズリー・ブルックという画家の『三びきのこぶた』は、

「むかし、あるところに、おかあさんぶたと、三びきの こぶたが いました。

おかあさんぶたは、びんぼうで、子どもたちを そだてきれなくなって、じぶんで くらしていくように、三びきを よそに出しました」

と どうして三匹のこぶたが家を建てることになったのか、理由が書いてあります。

『瀬田貞ニ 子どもの本評論集 絵本論』 福音館書店 1985年 には、

子どもだましはやめましょう。子どもによい絵本をという気持ちが綴られています。

 

他に紹介いただいた絵本

・『こぶたのまーち』    村山桂子 作  堀内誠一 絵   (福音館書店) 2009年

・『もじもじこぶくん』  小野寺悦子 作  きくちちき 絵  (福音館書店) 2019年

・『こぶたちゃん どーしたの』       飯野和好     (福音館書店) 2022年

 

 

【課題】

「短いお話を作る」

一人称 

わたし(ぼく)は、○○ です。(だ である。)

書き出しが、わたし(ぼく)から始まるお話を考えてください。

例えば、わたしは、タコである。 から始まるお話。

 

・ひらがなで書きます。

 ひらがなが読めるようになった子ども(小学1、2年生)向けのお話

・○○は、人が思い付かない意外性のあるものがいい

・主人公が活躍する・冒険・行動するお話

・枚数は数枚あるといい(5枚程度が理想ですが、2、3枚でもいいですよ)

 

*2月1日提出です。

 

次回が「鬼の絵本」がテーマです。


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2022年12月4日(日)絵本ゆっくりコース・はやしますみ先生の授業内容

2022-12-04 19:12:03 | 絵本ゆっくり塾

はやしますみ先生の2回目の授業は、ダミー本の発表でした。

前回に出た課題、「絵本のラフを描いてくる」の発表です。

1人ずつ前に出て発表していきます。

他の方は感想を書き、最後に本人に渡します。

 

感想を書くルールがあります。

・良いところを見つけて感想を書く

・ダメなところは書かない

・気になるところを書くときは、具体的に書く。さらに良いところを褒める

・自分だったらこうするというのは、自分の中に留めておく

・発表者の視点と自分の視点の違いに気付こう

感想を書く勉強にもなります。

では発表していきましょう。

 

一人一人に はやし先生がアドバイスしてくださります。

・一番伝えたいことを、より焦点を当てるといい

・一番伝えたいことはページ数を増やす

・なんでも出来ちゃう設定だと面白くない。制限がある方がいい

・やりたいことに素直に向き合って作ってみよう

いろいろな角度からのアドバイスがあり、今後の絵本作りに大切なことを教わりました。

今期は人数が少ないので、皆さんが思う意見を出し合え、全員で話し合えたことが良かったです。

皆さんが書いた感想も作者に渡しますので、これからの制作への励みになりますね。

皆さんからいただいた感想を読んでみて、自分が伝えたいことについて何も書かれていなかったら、伝えきれていないということです。

その場合は、もう一度 練り直した方がいいですね。

 

後半は視点の移動のワークショップをしました。

 

素敵な絵の秘密を探る、素晴らしいワークです!

秘密を知りたいなら模写してみるものいいですよ。

 

次回のはやし先生の授業では、今日発表した絵本のダミーを “煮詰めてくる” という課題が出ました。

冬休みがありますので、じっくり作っていってくださいね!

 


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2022年11月19日(土)イラストレベルアップクラス・駒井和彬先生の授業内容

2022-12-01 16:16:46 | イラストレベルアップコース

今日はイラストレベルアップコース、今期第1回目の授業です。
この授業では、3名の先生が授業ごとにローテーションで1名ずつ、または合同で授業を行います。
初回の授業は、デザイナーの駒井和彬先生です。

駒井先生の5回の授業では、『描く』『見せる』『稼ぐ』をテーマに授業を進めていきます。
「プロを目指す、目指さないに関わらず、10か月後に絵を描いているのが楽しくて、絵を続けて行きたいなと思える授業にしていきます」

まずは全員で自己紹介。最初は駒井先生からです。

駒井先生も、絵話塾の卒業生で、現在メインのお仕事はブックデザインをされています。
今までのお仕事をまとめた冊子を生徒の皆さんに配って、携わった本も実際に持ってきてくださいました。今後やってみたいお仕事についても教えて頂けましたよ。

駒井先生の作品



「皆さんもどういうイラストを描いているか?どんな画材を使っているか?今後どういうイラストの仕事をしていきたいか?などを教えてください」

生徒の皆さんの中には、今まで描いたことがなかったけれど、これから描いていこうと思っている方、イラストレーターを目指そうと思っている方、現在イラスト制作をされていて、もっと自分の絵と向き合いたい方など様々です。
描かれているイラストをそれぞれ見せ合って、質問や感想も飛び交い、和気あいあいと自己紹介が続きます。

授業の後半では、今後の課題について説明します。
1つ目は、『描く』のテーマで、次回までに年賀状を作ってきて下さい。
どういった用途か、受け取る方はどういう方か、何を見せたいのか、を想定し、ラフから完成までの流れで大事にしたポイントを含めて発表してください。
文字(フォント)も絵柄に合うものを選んだり、手描きで描いたりしたものを入れてくださいね。

2つ目は、『稼ぐ』のテーマで、来年の7月までにイラストで売り上げてみましょう。
方法や金額は何でもOKです。展示で原画を販売する、クライアントワークやストックイラストなどもありますね。
売り上げに向けてやってみたアプローチや流れなどを発表してください。

実例として、駒井先生がイラストを発注した際、SNSで素敵なイラストを見かけ、その後、編集部を通してそのイラストレーターの方へお願いしたこともあるそうです。

次回は年賀状の発表をします。皆さんの作品を楽しみにしています。
では、次回の授業まで チャオ!


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