絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

11月5日(水)絵本わくわくコース・tupera tupera先生の授業について

2014-10-23 15:44:36 | 絵本わくわく塾
11月5日(水)ツペラツペラ先生の授業は、ツペラツペラ先生のお仕事のお話と絵本の紹介です。

絵本の制作だけでなく、テレビ・舞台・ワークショップなど、多方面で活躍のツペラツペラ先生。
どんなお話が聞けるのか楽しみですね!

よろしくお願いします。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、?随時受付しております!?興味のある方はギャラリーvieまでお問い合わせ下さい。




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10月22日(水)絵本わくわくコース・松田素子先生の授業内容

2014-10-23 15:24:58 | 絵本わくわく塾
本日は、編集者の松田素子先生の授業です。
前半は松田先生が編集された絵本が出来るまでのエピソードをお聞きしました。

松田先生が編集された絵本で、ふじもとのりこさんの『ケーキに なあれ!』に続き『おかおに なあれ!』 も先月出版されたそうです!
ふじもとのりこさんは、絵話塾生なんですよ!すごいですね!

20141022mashuda2

長谷川義史さんのデビュー作『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』
なかや みわさんの『そらまめくんのベッド』
ひがし ちからさんの『ぼくのかえりみち』
などが誕生するまでのダミー本を見せていただき、完成されるまでの貴重なお話もお聞きしました。

どの絵本も完成するまで、読者をどう絵本の世界に引っ張り込むのかを、何度もダミーをやり直し時間をかけて完成されたそうです。

急いで結果を出さず、作品の根の部分(見えない部分)をしっかり持たせてあげることが大事と、松田先生はおっしゃっていました。

20141022matsuda

後半は、ダミー本の発表と講評をしました。
初めてダミー本を発表する方も多く、緊張しながらの発表です。

松田先生は、私たちや作者が気付かなかった部分(人の気持ち内面の部分まで)を指摘されます。

足したり引いたり、絵本にはクールな計算がいる。
大人の概念を子どもに投げつけない。
読者(子ども)」は、納得しながら読みたい。
何度も自問自答して、自分が納得する絵本を作ってほしい。と、松田先生。

松田先生の言葉は、絵本作家を目指す方、沢山に聞いていただきたいといつも思います。

次回の授業は、来年3月25日(水)
絵本のダミー発表と講評になります。







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2014年10月19日(日)絵本ゆっくり(B)スズキコージ先生の授業内容

2014-10-20 18:55:11 | 絵本ゆっくり塾
20141019kojiゆっくりコースはスズキコージ先生の初回授業です。

コージ先生の授業は毎回ワークショップ形式でひとつのテーマに沿って自由に制作します。本日のテーマは「イカス帽子をつくろうぜぃ!」です。
前半のAクラスが地べたで授業を行っていたので後半のBクラスもこのままで行うことになりました。

20141019koji2コージ先生自ら選曲して下さった、珍しい異国の音楽を聞きながら作業開始。
手を動かしながら先生の展覧会のエピソードや異国の想い出などお聞きしました。
3時間は瞬く間に過ぎていきます。
無心になって制作に没頭できるのは、なかなか貴重な時間なのでは。
「僕より皆の方がすごいんじゃない?!僕がまともに見えてくるよ」とコージ先生。
わぁ!皆さん、イカス帽子が完成していました!


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2014年10月19日(日)絵本ゆっくり(A)WAKKUN先生の授業内容

2014-10-20 18:27:46 | 絵本ゆっくり塾
前回は大きな正方形の紙に絵を描きましたが、今回は細長い紙に絵を描きました。
これは次の「じゃばら本」制作の前段階としての練習です。
20141019wakkunまずはWAKKUN先生のデモンストレーション。以前にされた個展の「ポカンポカン」を描いていただきました。
墨で絵を描く時は、机を片付けて地べたで行います。靴を脱いでいつもより低い目線で制作するのは子どもの頃に戻ったような新鮮で自由な気持ちになります。
さぁ、皆も描いていきます。
最初の一筆は、ドキドキしてなかなか踏み出せないですが、いざ筆を下ろすと覚悟を決めて!描き始めます。考えている時間も大事、と急かすようなことはせず見守って下さるWAKKUN先生。それぞれのタイミングで描いていきます。

20141019wakkun2描き終わったら一人ずつ発表します。墨の濃淡で変化を付けたもの、長さを生かしたもの、言葉をたくさん描いたもの、皆さんの日頃抱いている気持ちを墨で表しました。
先生からは、文字と絵どちらも描く時は、先に絵を描いておき、その後で文字を入れてバランスをとると良いとのアドバイスがありました。

<WAKKUN先生から展覧会のお知らせです>
10月21日(火)~11月30日(日)まで、京都府南丹市美山町の美山かやぶき美術館・郷土資料館にて「WAKKUNの美山で遊ぼ!」展覧会を開催中です。11月8日(土)はライブペインティングとワークショップを行うそうです。


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2014年10月18日(土)イラストコース・寺門孝之先生の授業内容

2014-10-20 17:38:00 | イラストじっくり塾
寺門孝之先生の2回目の授業は、課題「ヤケーノヤンパッチ王子」の講評を行いました。
物事が上手くいかずやけになることを人名のように言う「自棄のやんぱち」に「王子」をプラスした今回の課題。この言葉の意味を知っていた人とそうでない人との間で、捉え方が大きく違い、結果的に面白い絵が登場しました。
20141018terapikaまず、知らない方は「ヤケーノヤンパッチ」という語感からイメージした人がほとんどでした。
例えば
・「ヤケー」を夜景として夜のイメージ
・「ヤケーノヤンパッチ」を鹿の赤ちゃんとイメージ
・「ヤケーノヤンパッチ」を花火と考えた人
次に意味を知っていた方は、
・王国の王族で、ヤケーノヤンパッチ王子は次男。王族としては初めて写真集を出版した後、「YAKE」というアパレルブランドを立ち上げ、その王国での「ヤケ」とは「注目される」という意味。作品としてはその王子が自信たっぷりにポーズをとっている絵でした。
・ヤケーノヤンパッチ王子を「象」と見立てて、一見幸せそうだけど、王子も歯車の一つとしての悲しい運命を絵にしている。
20141018terapika3
20141018terapika2今回の課題を振り返ると意味を知っている人知らない人の差はあっても、「王子」という単語が入ることで絵の表現の幅が拡がったように思います。先生の予想を遥かに上回る作品が多数あったことは驚きでした。
次回11月29日の課題は「猿に似ている」です。立体でも工作でも平面でも良いです。
次回も頑張って下さい!


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