絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2014年10月18日(土)イラストコース・寺門孝之先生の授業内容

2014-10-20 17:38:00 | イラストじっくり塾
寺門孝之先生の2回目の授業は、課題「ヤケーノヤンパッチ王子」の講評を行いました。
物事が上手くいかずやけになることを人名のように言う「自棄のやんぱち」に「王子」をプラスした今回の課題。この言葉の意味を知っていた人とそうでない人との間で、捉え方が大きく違い、結果的に面白い絵が登場しました。
20141018terapikaまず、知らない方は「ヤケーノヤンパッチ」という語感からイメージした人がほとんどでした。
例えば
・「ヤケー」を夜景として夜のイメージ
・「ヤケーノヤンパッチ」を鹿の赤ちゃんとイメージ
・「ヤケーノヤンパッチ」を花火と考えた人
次に意味を知っていた方は、
・王国の王族で、ヤケーノヤンパッチ王子は次男。王族としては初めて写真集を出版した後、「YAKE」というアパレルブランドを立ち上げ、その王国での「ヤケ」とは「注目される」という意味。作品としてはその王子が自信たっぷりにポーズをとっている絵でした。
・ヤケーノヤンパッチ王子を「象」と見立てて、一見幸せそうだけど、王子も歯車の一つとしての悲しい運命を絵にしている。
20141018terapika3
20141018terapika2今回の課題を振り返ると意味を知っている人知らない人の差はあっても、「王子」という単語が入ることで絵の表現の幅が拡がったように思います。先生の予想を遥かに上回る作品が多数あったことは驚きでした。
次回11月29日の課題は「猿に似ている」です。立体でも工作でも平面でも良いです。
次回も頑張って下さい!

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