絵話塾だより

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2017年10月21日(土)イラストじっくりコース・たかいよしかず先生の授業内容

2017-10-30 17:24:48 | イラストじっくり塾
たかいよしかず先生は今期3回目です。

前回、オリジナルキャラクターを考えていただきましたので
そのキャラクターを用いて「四コマ漫画」に挑戦してもらいました。
面白い作品が並びました!




<四コマ漫画の講評>
・一つのものを作った時にどれくらい広がりを見せられるか。
展開していけるか、幅を広げられるものを選ぶ。

・一人のキャラクターより、二人、三人と登場人物を増やしていく。

・身の周りに面白いと思う人がいればキャラクター作りに生かす。

・寸前のところでラストを止めて後の展開を読者に委ねるのもあり。

・ネットに1コマずつ配信するのも手。(となりの猫村さんはこの方法でブレイクのきっかけにされた)

絵本のキャラクター作りのヒントにもなる内容でした。

後半は、下記の本を出版されるまでのお話をしていただきました。

『ナゾのいきものUMA(ユーマ)をさがせ!!せかいいっしゅうへん』
作・絵…たかいよしかず/監修…並木伸一郎/学研/2016年5月出版

※UMA(ユーマ)とは、未確認動物、例えばビッグフット、イエティ、ネッシーなど人気のナゾの生き物を言います。

先生は子どもの頃からこの不思議な生き物が大好きで、出版の話があった際に一般公募で誰が絵を描くかを決めると
知って、いろんなキャラクターを描き応募。
ただ描いて送るだけではなく、選んでもらえるようにと、自分に決まったらこんなイベントをする等
勝手にUMAのお話を作り、挿絵を描いたりそういったアプローチを続けるうち、たかい先生に決まったそうです。

並木伸一郎さんというUMAの研究者にも協力いただけることになり、UMAの基礎となるような本を作りたいと奮闘されました。
各ページでは、迷路に探し絵、すごろく、一緒にUMAを探しに行こう!というストーリーも加えました。

UMAの本を売るために
1.スタンプラリー(25カ所)をして集めたらカードをもらえる。
2.サイン会をする
それでも、初回の印刷分の本が全部は売れていないので、東京足立区で
たかい先生が以前キャラクターを作ったことがある関係で、東京でもスタンプラリーをすることができ、
それが大盛況で、来年もしてほしいとなったそうです。

さらに、UMAの小説、5分くらいのアニメも作ってみたい、と知り合いの漫画家さんに描いてもらったりもしたそうです。

このように、思ったことはやっていく。やるためにどうするか考え実行していく。

出来るだけ人を巻き込む。一人で出来ることはたかが知れている。
仲間を作り、人に助けてもらう。

例えば、苦手だと思う人や物からも学ぶことは多い。苦手な人の書いた本なども読んでみる。
自分のテリトリー以外のことも知っておくと、自分の幅が広がる。

そうぞうりょく、には二つある。
1.想像力 2.創造力

また、他にも
3.選択力 4.決断力 5.行動力

この五つがあれば生きていけるのでは?
小学校にお話をしに行かれることがあるというたかい先生。
先生も子どもの頃は勉強が大嫌いだったそう。
でも、なぜ勉強するのか?
それは、学校へ行き、たくさんのことを知り、好きなことを一つ選び、それを一生懸命して仕事にできたら最高!
と、子ども達にお話しされるそうです。



次回は来年2月3日(土)3時間授業です。
課題は分かり次第お知らせします。よろしくお願いします。
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