絵本ゆっくりコースのWAKKUN先生、今期最後の授業です。
最後は、「じゃばら絵本」の発表です。
皆さん、どんな答えを出されたのでしょうか。
まずは、WAKKUN先生のじゃばら作品を見せていただき、
続いて生徒さん達の番です。
●『つる』
サツマイモのつるを数本分けて描き、どれを選ぶか選択方式にして、途中で色んな動物に会い最後はどのつるを選んでもサツマイモにつながり、スポッと抜いて終わり。
●戦死された父方のお父様とご自身のお父様とのこと。戦死されて70年後、星になって帰って来て、言葉を交わすお話。
●生まれ育った土地に根付く神社の樹齢二千年の木。じゃばら本を縦向きに、そして根っこから始まるイメージで下から始まるように描いた。
●おばぁちゃんが亡くなった後に、幼い娘さんがそれをどういうことか見つめていき、最後には自分の父親を「私がいるから大丈夫だよ」と励ますに至るまでの心の成長を描いた。
●花、昆虫、動物たちを描き、くるっと回って置くと、一輪のお花になるように作った。
このような形のじゃばら作品は初めてでした!
WAKKUN先生からは、
ダミーの段階では、小さいメモ書きでも構わないので、何度も何度も作り、開いて閉じて見ておかしくないか確認する。
何をしている時に自分が幸せか、楽しいかを見つめる。
本当に自分の心に宿ったことをすくい取って形にする。
一冊の作品に仕上がると、この一年を振り返って何か残るものがあったのではないでしょうか。
WAKKUN先生、今期もどうもありがとうございました。
絵本ゆっくりコースは、この日で授業が全て修了しました。
昨年6月から約一年間、皆さん本当にお疲れさまでした。
次回は4月22日の修了式です。
よろしくお願いいたします。