N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

堪忍袋の緒の長さ

2010-06-17 22:44:12 | 日記
「あ?」

これは独り言かもしくは心の声だったが確実に無意識のうちの咆哮だった
俺の心境は太陽の中心よりグツッていたに違いない
イライラ物質の核融合だ
これはとある電話の後の出来事なのだが―

とある用事でメールを出した

「宛名が存在しません」

む、また俺の携帯の支払いが切れて通信切れたのかな
最近はあまり無いが昔頻繁に自動引き落としようの通帳の中身が
0以下になっていた事が何度もある
ちなみに親の通帳から抜いている
家に電話を掛けてみる

「とぅるるるるる」

鳴る
そういえば、宛名が存在しないというのは相手がもしかしてアドレス変えたのか
メールアドレスを変えたのに俺にそれを報告していない時点で少しイラついていたが
平常心を装って電話をする
メールで済まそうと思っていた連絡ができないので電話をしたわけだが
なぜか1コールも鳴らずに電話にでてきた
どうせ携帯ゲームでもしてたんだろう
ああ、またイライラしてきた
相手が喋る前に俺が喋る

「お前メールアドレス変えた?」

「ああ、まだ送ってなかったか」



「で、あれ無いってさ」

「はいはい」

「ツーッツーッツーッ」

……

会話は15秒で終わった
別に俺もそれ以上何かを話そうとは思ってないが
そもそもアドレスを送ってなかったこと事態で少々きていたのに
なんだこの態度は「はいはい」だ?
既に俺のこいつに対する堪忍袋の緒の長さは全ての人間の中でも残りの長さが一番短かったのだが
これは射程圏内に来たかというほどの切断具合
俺はあの馬鹿と違ってこんな態度の人間といつまでも仲良くしておけるほど人間できてないぞ
ちなみにこれは心頭滅却の修行がどうのというのとは種類が違うぞ
そもそも俺は自分に興味の無い人間には興味が一瞬で消えうせるタイプの人間なのでな

書いている途中でそいつに対する許す気持ちが出て来ているのを感じている俺は
少し複雑な心境ではある
自分自身でもよくわからないが
メールアドレスを変更して教えないという事で、もしそれがばれた時相手に与える精神的ダメージというものが
どれぐらいのものかということを知った俺であった
人の振り見て我がふり直せ、と言うことだな
まあ俺はメールアドレスちゃんと教えますよ、ほんと

最高の

2010-06-17 11:06:43 | キリ番
「おい、帰ろうぜ。」

終了チャイムが鳴り終わる前にいつも一緒に帰っている友達に声を掛けられた

「あ、今日は日直でまだしないといけない事があるからごめんっ。」

いただきますのポーズをしながら僕は言う

「連れねーなぁ、じゃあ俺やりたいゲームあるからまたなっ。」

「また明日!」

うちのクラスは日直が2人制で、しかも何故か毎回男女が2人ランダムで選ばれる
運が悪ければ数日連続なんて事もありえる

「女の子と男の子が仲良くならないとこの世界は絶望のうちに破滅に向かうのよ!」

「人類存続の為に」と、デカデカと書かれた黒板をバンバンと叩きながら言う
女担任の良く分からない陰謀の為に、こうなってしまったのだけど
2人しか居なくなった教室で淡々と日直の仕事を何の話をする事も無くこなしていると

「そういえば、同じ日直になったの初めてだね。」

黒板を念入りに消しながら、明日は誰と誰がペアの日直なのだろうと考えていると
後ろからこう聞こえてきた
焦る心臓に手綱を引っ張りドウドウと抑えながら振り返ると
彼女は向こうを向いて箒で教室の後ろをせっせと掃除している
僕は少し落胆し、また黒板に向き直り

「そうだね。」

と、短く返事をしてまた沈黙の時間
だって、何を話していいのか分からないし
そもそも女の子が興味ありそうな話なんて見当もつかないし
そもそも―
と一人で悶々と話題を探していると

「今年の夏祭りっていつもより大きいらしいよ。」

「へ、へー、そうなんだ?」

どうしてそんな話題を振ってくるのか分からずに曖昧に返事をする

ガラッ

突然開いた教室の入り口に2人同時に目を向ける

「何だ、2人とも、表情が固いぞ表情が。」

担任は僕と彼女の顔を交互に見つつ話す

「んで、日直の仕事は大体終わったか?」

どうも教師の話し方じゃないのだが、いつもこの調子なのでもう慣れた

「はい、大方。」

「ふーん?そうか。」

僕が返事をする前に彼女はそう答えると少し不満そうに担任が僕達を一瞥する
何か気に入らないのだろうか

「それはそうと、さっき英語のあいつが呼んでたぞ。」

僕の顔を見て担任は顎を職員室の方角にくいっと指しながら言う

「えっ…、わかりました。」

そういって僕は職員室にいる英語の先生の所に行く
教室を出てドアを閉めると少しだけ担任の声が聞こえた気がした
英語のノートを新しいのに変えた時にノートに名前を書き忘れてたらしく
僕の名前だけ無かったようなのでそれの確認だった
戻ってきてドアを開けようとした瞬間

ガララッ

先手を打たれ担任が目の前に突っ立っていた

「よう、じゃあな。」

担任はニカッと笑いそのまま廊下へ消えていった
僕は自分のカバンを取りに窓際の自分の机に駆け寄ると机の上に祭りの入場券が置いてあるのが目に入った

(?)

僕が入場券を手に取り、書いてある文字を読んでいると

「今年のお祭りは入場券が無いと入れないんだって。」

彼女の方を見ると彼女は入り口を見ながら両腕を後ろに回し茶色い学校指定のカバン持って立っていた

「お父さんが関係者と知り合いで、友達と行きなさいって2枚貰ったんだ。」

彼女はずっと入り口と喋っていた

「そうなんだ、え、これは?」

推測がジワジワと確信に変わる時間を与えるように彼女は何も言わなくなった

「それって―」

ザアーッ

突然の大雨に言葉をかき消され、自然と外に目をやると彼女も外を見ていた
2人は暫く雨を見つめ、涼しい風に打たれていると
どちらが声を掛けずとも帰る準備をして下駄箱に足を運ばせた

「あっ、今日ばたばたしてて傘忘れてきちゃったんだ、どうしよ。」

下駄箱についた途端に彼女が声を立ててそう言った
僕の気のせいでなければ彼女はチラッと傘置き場を見ていた

「えと、僕、持ってきてるけど。」

大き目の半自動傘をバッと広げながら僕は言う

「ありがと。」

少し照れながら彼女は空いている方にささっと小走りで駆け寄った
今日はいつもと違ってポツンと傘1つ、だけど何やら傘の下は賑やかだった
帰りがけに職員室を見ると担任が窓際でこちらにVサインを焚いていた

(どうやらうまくいったようだが、さて私はどうやって祭りに行こうか。
ま、あんなザルな警備などどうにでもなる、か。)

6月17日、お互い知らないけど今日は2人の15歳の誕生日

夏本番の到来まで、あと少し―


6000HIT!!!!記念(?)です
なんか間隔短いけど流石に5000間隔とかにするとあまりに遠すぎて練習にならないので
1000間隔ぐらいがいいかなーなんて
内容はまあなんというか、なるべく毎回違う感じに書ければそれで満足
今は

THE HOLIDAY OF LAST WEEK 「SUNDAY」 当日編その夜1

2010-06-16 11:14:31 | 日記
雨が止まない
時計を見ると午後8時を過ぎている
天気予報を見ると明日の朝6時前後が一番止むらしい(降水量1mm)
今はというと
ザーッ、だの
ガーッ、だの
ゴーッ、だの
どの擬音語とも取れる暴雨が地面や建物に打ち付けられている
いくらメタルキングフルフェイスを装備したとしても帰る気にならない
・・・・・・
「雨やばいな、なんじゃこれ」
ゆうじろうは半笑いながら外を見る
ドッペルタカは「俺帰るわ」オーラをガンガン焚いている
そして気がついたら帰っていた
俺は今からどうしようと思考を巡らせていたので気がつかなかった
ゆうじろうは明日仕事なので泊まるのは流石にちょっと気が引ける
というかまだ1回目のお泊りなのにいきなり2日連続というのは流石の俺でもちょっと
ゆうじろうに気は使っていないが親御さんにね
俺は何も言っていないのに
「俺、明日仕事に行くの10時ぐらいやから」とか言い出して
「別に泊まってっても良いよ」オーラを線香の様に緩やかに出していた
まあ、外はあの有様だ
原付で滝に突っ込んでいけるほど俺は無謀ではない
というわけで今日も泊まる事になった
晩飯はどうするのかと聞いたら
「今、お母さんが作っとる」
「お前の分を?」
「俺らの分を」
なに?俺の分も作ってくれているのか
時間は9時を回っているのを差し引いてもそれはありがたすぎる
作る前だったらどっかに飯を買いに行くつもりだったのに
流石に作って貰った後になって
「あ、買ってきたのでいいです」なんていうのは一番やってはいけない事の気がする
そこは遠慮するのは不正解、有難く頂くのが正解だ
自分の場合になって考えてみると
自分に子供ができるかどうかはまあ別問題としても
自分の子供の友達が家に来たら俺は確実にちょっかいをかける
もとい、なんか世話をしたくなると思うので
その気持ちは十分分かる
そして「できたよー」という一声が聞こえてきたので
俺はとっくに行ってしまったゆうじろうの後をとぼとぼと遠慮がちに追う
リビングのドアの前まで来ると消えているのを見たことが無い50型ぐらいのプラズマテレビの音が聞こえてくる
部屋の中にゆうじろうしかいないことを確認するとドアを音がでないように開け、音がでないように閉める
バラエティー番組の姦しい音以外は何も聞こえない
俺がドアの前で立ち尽くしていると
「お前ここ」
といい俺の目の前の椅子を指差した、ちょうどテレビの正面に位置する場所だ
先ほどからテレビから引っ切り無しに笑い声が聞こえているが
俺は今笑える状態ではなく、少々緊張気味だ
というか普段からテレビを見ない俺はほぼ興味が無かった

最後に自分からテレビの電源をゲーム以外の目的で付けたのは恐らく3年前
名古屋で一人暮らしをしていた時以来
テレビ番組を見るために自分でスイッチを押した事もリモコンで付けたことも無い

ゆうじろうがキッチンの方に行って何やら母親と喋っている
飲み物は何がいいか、だの
今日はハンバーグだけどこれでいいのか、だの
ご飯の量はどれぐらい食べるのか、だの
そ、そんなに気を使わなくても
俺はなんでも食べれますし、たとえ量が多くても俺は無理をしてでも完食します(自分の家以外)
暫くすると2人の足音が聞こえてくる
ゆうじろうは自分のを
ゆうじろう母は俺の分を
目の前にごとりと置かれたその食器はハンバーグ専門店などででてくる
あの分厚い鉄製の皿?の周りに木製の熱を緩和するために施してある本格ハンバーグ皿
パセリ、茹でたにんじん、茹でたジャガイモという定番のものもある
ハンバーグの量は目算で200g程度か、ちょっと大きい
ご飯はまあ茶碗から少しはみ出る程度、普通かな、多分
いただきますを言わずにゆうじろうは目の前の料理にがっつきはじめた
別に俺も言おうと思ってなかったが何となく言いたくなって誰にも聞こえない声で言う
「いただきます」
手をつけようと橋を伸ばした瞬間
横からゆうじろう母がにゅっと出てきた
「これ、よかったら」
と言いながら梅干やら佃煮やらが入った瓶の蓋を開けて俺に見せる
「食べないか」
と言って閉じようとしたので俺は
「いえ、食べます」
と言い、それを制した
梅干は身体に良いので食べる
その横の佃煮らしきものは正直なにか分からなかったが手を付けてみる
どうやらにぼしの佃煮の様なものだ、まあ普通だった
どこと無く手作り感があったので、それならば良くできていると思う
やはり万人が万人とも聞く友達の親の疑問と言うのがいくつかある
この場合ほぼ100%どんな友達の親でも聞いてくる質問をいつものようにされた
「で、どこに住んでるの?」
この質問はありきたり問題集の第1門にでてくるほどの高確率
この家に来る前の予習もばっちりで、2時間掛けて勉強した甲斐があった
「はい、私はm県s市mtg町から来ました。nktoomです。
好きな食べ物は、クロワッサンとさつまいもです。
嫌いな食べ物は、父の料理で、あれはもう(以下略」
え、違う?
ふむ、まあいい
答えると
「ってことはtyzk中学校?」
「はい」
「ってことはあれじゃない?○○君知らない?」
俺は暫く考えてみた

小学校中学校の同じ学年の生徒とは男女構わずほぼ全員と喋った記憶があるので
名前を忘れるという事はほぼありえないんだが
今でも、写真を見れば苗字ぐらいなら全員分言える自信はある

「いや、知らないですね」
俺は自分が間違っているとは思わないのでゆうじろう母の言っている方が間違っていると勝手に決めた
いつも自分が間違っていると思わないわけじゃないぞ、勘違いはしないでほしい
「そっかー」と言いながらゆうじろうは母台所に戻っていった

山口県10人で3泊4日半の大旅行 2日目 お見舞い編その3

2010-06-15 10:58:13 | 旅行
暫くすると担当の看護師さんがやってきた
みちるさんは千代子さんの元気な頃の写真が詰まっているアルバムを持ってきたようで
それを看護師さんに見せると
看護師さんは「うわっ、凄い!ちゃんとご飯食べてる!」と感嘆の声を漏らしながら暫くアルバムをめくり
凝視していて、次第に瞳を潤ませながら見ていた
「感動しました、私が千代子さんの担当になったときは既に今のような状態で」

この時、逆の場合だと感動するんだな、と思った
今まで元気だった人が衰弱していく様は何とも辛い
が、衰弱した後の人しか知らない人にとって元気な時の映像なり写真を見ると感動するんだ

他の看護師が通りかかるとその人を呼び止めて一緒に写真を見て
その人は涙は浮かばなかったが一緒に感動していたようだった
最後に
「それじゃあ私は仕事があるので、本当に来て貰ってよかったです
ありがとうございます、それでは失礼します」
と言って看護師さんは部屋を後にした
母と祖母が暫く千代子さんに語りかけていると
千代子さんは何かを言いたそうに声を出している
母と祖母は「何?何が言いたいの?」とずっと語りかけていたが
こちらからはなんと言っているのか判断できない
だがここに来た直ぐの時とは確実に何かが違っていた
それは、この場にいた人にしか知る事のできない無意識の変化
空気が変わったといっても過言では無い
冷たく冷え切ったコンクリートの4面張りの密閉空間から
春の日差しが暖かいアルプスの穏やかな草原に様変わりするほどの変化
終始何かを言いたそうだったが10分ほど同じことを繰り返しても状況が変わらなかった
「それじゃあ私達も行きましょうか」と母が言い
最後に千代子さんを見ると、恐らく最初と同じ表情だった筈だが何処か満ちているような表情に見えた
さようなら、おげんきで。

4人で車に向かっていると、誰とも無く「やっぱり来てよかった」と言った気がした
誰がいったのかは覚えていない
もしかしたら皆の心の声が共鳴したのかもしれない
目の前で見ていた俺も、到底他人事には思えなかった
もう少しで俺も目から弱アルカリの液体が―
外に出て緩やかなスロープを下り車椅子から祖母を降ろして
俺は運転席に直行すると
「おい、ちょっと待て」
ギクッ
(な、何ですか、もう)
俺はみちるさんに首根っこを掴まれた気分になった
「あなたのおばあさんでしょ?あなたがやらなきゃいけないじゃない」
と、祖母の傍らで祖母が車に乗るのを補助しながら言う
(じゃあ自分がやる前に俺に言えばいいのに)
と思ったがこれは言い訳だった
祖母は「いいのいいの自分でやる」とか言っているが
それは外から見ている分全然大丈夫そうじゃないの、流石に一人ではできないだろう
で、俺が近づくと既に祖母は椅子に座りきっていた
「あなたね、今度から率先してやりなさいよ」
(はい)
「お姉ちゃん達は自分の子供の面倒みなきゃならないんだから」
(はい…)
「あなたが一番暇でしょう?」
(はい…、ってちょっと待て、おい)
「頼んだぞ青年」
(はい、はい、はい!はい!!)
表面的には、もはやトイレットペーパー並みに小さくなっていた俺だが
内面的にはもやもや感が渦巻いていた
嘘と思うかもしれないが本当にこんな喋り方なのだ
俺は口では何も反応せずに心の中で返事をし、相手のほうをみて首をこくこく振っていた
あとちょっと、喋り方が気に食わない
文字で書くと分からないものなのだが
イントネーションというか、言っている事は正しいのかもしれないが
どうして、不機嫌にさせられる喋り方なのだ
「男に対して容赦しない」という部分が言葉を発している時に十分伝わってくる
最初にそうやって言われてなかったら世界中の男共は明らかにこの人を嫌いになるな
気を取り直して車を―
(んっ?)
鍵を―
(え?)
回―
(あれ?)
らない
刺した鍵が回らない、エンジンがかからない
俺は何度も何度も鍵を回そうとしているがビクともしない
そういえば昔1度同じ現象になったことがある
その時知り合いに電話して、がたぴしやったら10分後に回せるようになった
が、どうしてそうなったのかわからず解決策が分からなかったので教訓にはなり得なかった
そして2度目の邂逅
みんなが車に乗って1分も過ぎると流石に不審がる人が出てくる
「なにしてんの?」と
まあ確かにみんなが車に乗って1分もエンジンをかけないのは明らかにおかしい
俺が変態な事を考えでもしない限り絶対にこんな事はしない
(うーん?)
とりあえず「鍵が回らなくてエンジンがかけれない」ということをここで明かす
とある人物が横にいたら間違いなく罵声、誹謗中傷の竜巻が俺を襲うだろう、溜息交じりで、まったく
しかし回らないものは回らないので、地球が回ろうが世界が俺を中心で回ろうが鍵が回らなくては
どこにもいけない、帰れもしない
三重県が途端に恋しくなる
「ああ、もうあの人には二度と会えないんだ」
と、脳内妄想はこの辺で止めておこう、電車で帰れるしな
そうこうしていると
「お父さんが昔車関係の場所で働いてるから電話してみようか」
と、神の御声が俺の耳に飛び込んだ

ドラゴンネスト 追記

2010-06-14 16:19:32 | 日記
今日も2つ上げてます、長文だと分かりづらいので毎回書いておかないとな

さて、この名前を見てピンと来た人などほぼ0と思われる
2日前まで俺も知らなかったぐらいだ
簡単に言えばこのゲームはMMOアクションRPGでハンゲームという会社が
運営とかしているらしい、多分
ちなみにMMOというのは
「Massively Multiplayer Online」の略で
「多人数同時参加型オンライン」と言う意味だ
まあその後にRPGが来ると「多人数同時参加型オンラインRPG」
と言う風になる、今回の場合「多人数同時参加型オンラインアクションRPG」
という感じになるのだが
まあ今風に簡単に言えば「ネトゲ」ですね

俺はggrks(ググレカス、自分でgoogleでまず調べて来いって意味)という言葉はあまり使わない
なぜかと言うといちいち説明することが好きだから
だが同じことを何度も説明するのは好きじゃないぞ

俺は昔「RO(ラグナロクオンライン)」というMMORPGに
どハマリした時期(中学3年から高校卒業ぐらいまで)があって
だから友達が少な(以下略
っていうのは冗談だけど
ROをやりたいために高校を欠席したのは28日ある
これは今でもよーく覚えている
夏休みに10日連続で毎日10時間やってたら
流石に飽きてやめた事もあった

家の横に家族間で「きょうしつ」と呼ばれる昔小学生から高校生辺りまでの
塾を営んでいたプレハブ小屋みたいなのがある
親は両方とも大学教師なので、小中高生の塾の先生など魚が海を泳ぐ程の行為に等しい
もちろん淡水魚はNG
広さはどれぐらいかしらないが40畳ぐらいはある、気がする
なぜかと言うとそこはもう既にただの書庫―いやゴミ捨て場と言った方が正しいか―
になっていて、長さ2m、高さ2m程度の巨大な本棚が10程度あるにもかかわらず
そこに入りきらない本が床を埋め尽くし、埋め尽くすどころか山ができて
その上に更にダンボールの山があるので更に良く分からない
その本の上を歩かなければどこを歩けというのだ?という程の空間になっている
それが半分
もう半分は本気でごちゃっててもう完全に粗大ゴミ置き場と化して
椅子とかソファーとか椅子とか、良く分からないアルミ製の箱とか
なんか良く分からない物多数
健康器具一式、更にお父さんが購入したと思われる
一度も使っているのを見たことが無い、ジムにあるような本格的な筋トレマシーン
が所狭し、など生ぬるいほど乱雑に放置されている
昔人が本当にここで勉学に励んでいたのかどう見ても誰も想像すらしないような場所だが
ここが俺の格好の隠れ家になっていた
今はほぼ100%立ち寄らない場所だが
「いってくる」と言い家を出て
自転車に乗るふりをして即効で回れ右
俺が高校生の時点で既に家にはお父さんしか居なかったために
騙すのはたやすい
万が一自転車がばれると面倒なのでばれない様に裏庭に隠して
即効で教室にIN
そしてお父さんの車が出て行くのをひたすら待つ
出て行ったのを確認すると俺は当然のように家の中に戻り
PCの前に行く
たまに昼頃に帰ってきたり昼過ぎまで待ってても出かけないときは
「今日は昼までだった」
という嘘をついていた、これがばれていたかどうかは未知の領域
俺のお父さんは世間体を気にする人間なのでばれると面倒なのだ
他人に息子が「ニート」だの「フリーター」だのと言った事は唯の一度もない
「今勉強中」と言うのが一番言っているのじゃないかな
いやまあ間違ってないかもしれないが、お父さんは自分の息子がそんな愚かしい立場にいるなど
世間に知られたくないだろうが、その都度俺への重責が日を増すごとに重くなることを少しは考えてほしい
このままじゃ、総理大臣にならないといけなくなるんじゃないか
だからなるべく俺は真面目に学校に行っている風に装わなければならない
何も繕わない本当の俺を受け入れてくれる人は一体何人居るんだ?
へるぷみー

とまあ昔話はそこまでで
俺は別にこのゲームを褒める訳でも貶すわけでもないのだが
まあ友達と一緒にやるゲームと言うのは面白いわけで
最近はもう一人用のゲームに興味無いんだよ実際
が、俺の好きなゲームジャンルにシミュレーションは欠かせないし
シミュレーションは基本的に一人用なので完全に興味が無いわけではなく
れ、恋愛シミュレーションじゃ、なっ、ないんだからっ!
勘違いしないでよ、この変態っ!痴漢っ!詐欺師っ!
俺の一番好きなファイアエムブレムシリーズの据え置き版はいつになったら出てくるのか
ああ、俺は携帯ゲーム機も最近までそんな好きじゃなかったな
携帯電話ゲームは嫌だが
小さい画面でするゲームはどうもなーって感じな事に
でもPSPやDSで複数人でできる面白いのがポツポツ出始めて
まあ捨てたもんじゃないな、と思っている俺である
いや、小さいテレビが嫌なわけじゃないです、ほんとです、許して

山口県10人で3泊4日半の大旅行 2日目 お見舞い編その2

2010-06-14 11:28:41 | 旅行
車を降り車椅子の準備をして祖母を車椅子まで先導し、しっかり座った事を確認すると
病院の正門までいく、流石バリアフリー時代
車椅子用のスロープを見かけないほうが少なくなってきたな
透明な自動ドアを潜ると(自動ドアが不透明じゃないのは不安を与えないためであろうか)
目の前に受付兼ロビーらしきちょっとしたくつろぎ空間がある
病院内の案内板があり、「面会時は必ず面会簿にご記入願います」
という紙がべたっと貼り付けてある
そこに名前を記入する、と思いきやみちるさんは
「いいのいいの、こんな面倒くさいもん、どうせわからんって」
とか言い出す始末で
こういうのは万が一何かあったときのための証明というかアリバイというか
そういうのの為にあるのではないかなと俺は思っているのだが
例えば殺人事件があったとして、ここに記入してないのに俺達が病院の
入院患者棟に居た場合真っ先に疑われる矛先になるだろう
などとは考えすぎだろうか?
だが俺がこの人に意見するなど(以下略
入院患者棟と診察棟は、くっ付いてはいるが
入院患者棟は入って直ぐ左に行きまた直ぐ又左に曲がり数十秒歩いた場所にある
途中、斜度2%程のゆるーりとした20m程の上り坂を越えて
緊急治療室の入り口にあるような堅牢な自動ドアをくぐる
一部しか窓が無くあとはアルミでできている
更にL字路を右に曲がり直ぐ右にエレベーターがあるので↑ボタンを押す
来る途中まだ記入してないことを少し引きずりながらも
エレベーターに乗る頃にはその気持ちはどこかへ失せていた
今から会う人は千代子さんといい「祖母の兄の嫁」なのだが
元気が良かった頃は祖母も文通をしたり
山口に帰ったときは積年の人生を語り合ったりしていたのだが
アルツハイマーになってからぴたっと無くなり
みちるさん曰く「もう別人」と聞かされていたのでひっきりなしに
「会いたくない」だの「もういい、帰りましょう」だのと言っていた
じゃあ誰がここに行きたがったのかというとそれは母で
母が行きたいというか、祖母と面会させてあげたいという心情だ
本人が嫌がっているのに無理に行かせるのはどうかと思うのだが
これは俺の自分勝手な想像だが
祖母も本当の意味で会いたくないと言っているわけではなく
今まで普通にしていた人がいきなりアルツハイマーになり
それから連絡もせず次第に自我があるのかすら分からなくなった人と
会いに行くというのを自分の友達か家族に当てはめて
想像してくれれば気持ちはわかると思う、どう接して良いのかわからないだろう
そしてこのみちるさんと言うのは
千代子さんの事があまり好きではないらしく
まあ色々紆余曲折があるのだ
そして病室の前に来る
この病院の病室にはドアが無く
公衆トイレの入り口みたくコンクリートに穴が開いているだけの構造なので
部屋の前を通り過ぎるたびに他の患者さんが目に入る
とはいってもほとんどの人はベットに寝ているので良くは見えない
部屋に入るとベットが3つあり、全て埋まっていた
一番左奥がその人らしく、手前のカーテンが半分しまっていて布団を被っていたため
入り口からでは何も見えなかった
鉄パイプでできたベッドに近づくとその人は上を見てじっとしていた
点滴と思われる病院で良く見かける透明のビニールパックが吊るされていて
中に液体が入っている
その先は二の腕ではなく、どうやら腹部に位置している
パックを良く見ると判ったのだがこれは流動食を胃に直接流し込んでいるようだ
全く身動ぎもせず情緒のカケラもない二酸化チタンで色付けされた天井を
焦点を合わせることもなく見ていた
直ぐそばに来て分かったのだが寝息のようなものをたてていた
母が「寝てるのかしら」と俺に向かって疑問を投げかけたが
俺は判断ができなかった
みちるさんは部屋の端の方で既に違う患者となにやら話をしていた
母は顔のすぐ横まで行き、じっと顔を見つめるが
視線は固定されて動かず、寝息のようなものも継続してる
どうしたものかと暫くまごまごしていると母は
「千代子さん、千代子おばさん」
と優しく語りかける
祖母はまだベッドの足元の方で車椅子に乗って黙りこくり様子を伺っていた
何度も同じように語りかけ、千代子さんの左手が胸元にあったので
母はそれを手に取り優しく握る
握り返す事はしてこなかったようだったが
次第に寝息のようなものが消えていた気がする
祖母はゆっくりと車椅子から降り
母の隣まで来るとじっと千代子さんの顔を見つめ始めた
恐らく、元気だった時と今の当人が頭の中でごちゃまぜになっているのだろう
そして次に思い出すときは元気だった千代子さんではなく、今の千代子さんの姿が
思い出される事になる
人は、普遍的な日常の場面以外では最後に見たその人の姿を一番心に焼き付けるものだ
特に、もう二度とここには来ない祖母にとってはこの出会いがどれほどのものだったか、
二度と会わないと分かっている相手との最後の出会いなど
それを経験していない俺にとっては如何程のものなのか想像などできるはずがない
しかも、相手は自分のことを認識できていない
祖母の地元山口での中で最後の仲が良かった人なのだ
この人が亡くなったら友達と呼べる人はもう居なくなる
少し前から「遂に自分が一番年長になってしまったと」言っていた

人は歳を取ればとるほど別れの回数が増えてくる
俺の父など数ヶ月に1回はまた人が死んだから葬式やら通夜に行って来ると言っているほどだ
それは、一番最後に別れを告げる自分に対する「次はお前かもな」というメッセージなのかもしれない


ちょっと追記
暗い話になってしまったので明るくします

(かえるの歌風に)
今日は♪ジャンプの♪発☆売☆日♪、
にひゃく♪よんじゅう♪えんぐらい♪、
買う♪買う♪買う♪買う♪
買う♪買う♪買う♪買う♪くわっ!くワッ!!クワッ!!!

月曜日は本来
俺にとっての二度美味しい曜日のはずなのに
今は1つしか楽しみが無いじゃないか!
どうしてくれんねーーーーん!!!!
これは体で責任を取ってもらうしかないな、まったく

久しぶりにエイジオブエンパイアの事

2010-06-13 10:57:44 | ゲーム
最近エイジオブエンパイア(AOE)のプレイ頻度が前に比べれば上がってきた
一番の理由はスカイプ仲間が急激に増えたためだと思う
最近は日本のトップクラスの人達とチーム戦して腕を磨いてるけど
オランダと言う文明での公式戦はまだ5戦0勝という酷い結果で
目も当てられない
トルコと言う文明なら勝率50%ぐらいはあるのだが…
まあ色々あって今はオランダ練習中

ああ、やっぱりゲームのことをブログに書くのってつまらんな
凄い乗り気にならないから文章が進まない、何故か
判らない
まあ乗り気になれば書くが多分…

事実、困惑、動揺、そして(再)認識 ver1.04

2010-06-12 23:29:50 | 日記
「嘘だろ…こんな事が、こんな事が起こり得る筈が―」

今日俺は名実共に「マヌケ」の称号を神から赤いリボンで装飾された額入りの証書を与えられた
今日ほど親を憎む事になった日はないだろう
と、口では放っているものの
本当は憎んではいない

内心と言葉というのはむしろ等しくない場合の方が多いのかもしれない
俺の考えでは人間は素直じゃない方が多い気がしている
俺から観るとそのタイプは―現代風に言えば「ツンデレ」なのだが―
口に出していなくとも態度で分かる方が逆に恥ずかしいと思う
まあそれを見抜く「眼」が必要なわけだが
そこが―

ただ、どうして
遺伝子は本当に親から遺伝している事と
俺は間違いなくあの人の子供なのだという事を
本当に、本当に、思わされた日となった

俺の祖母は普段老人ホームにいる
その老人ホームは線路と線路の間隔が30m程しかない位置に建てられていて
せっせと有機物や無機物を移動させる補助をしている
それはそれは騒音地獄と思われるだろうが祖母の部屋は6階に位置しているので
そんなに音が届かない
更に風も多少あるので逆にガタンゴトンという音が風と共に囁いて来るようで気持ちいい
今日は数ヶ月に一度の会議があるらしく
母はその会議に出るらしい
内容は
「不満点や気づいたことがあれば、何でも申し付けください」との事
ちなみに俺はこれに出席しない
こういったものは少々苦手なのである
いや、苦手だ
そして何故俺はそこにいくのかと言うと運転手と久々に祖母の顔を拝みたくなった
母はかなり運転嫌いなので事あるごとに俺が運転する、と言うのはもはや日常茶飯事なので特に何も思わない
そういうわけで北に向けて数十分のドライプを決め込む
大通りを通るのが一番ベストなのだが時間帯及び曜日によって恐ろしいほどの渋滞に巻き込まれる
今回はどうなのかと言うと、恐ろしいほど快調だ
時速70kmを常に維持できる、これなら予定より早くつくだろうと思っていたら
14時の集合時間なのに13時25分に着いてしまった
まあ別に早くつくのは良いのだ、その分祖母と話ができることだし
といいつつ途中のコンビニで昼飯とファミ通を買い
向こうについた途端昼飯を食べながら読み始めたのだが
いや、待ってほしい
これは俺が薄情なのではなく、ついた瞬間にお風呂の時間がやってきたからなのだ
この老人ホームは昼に風呂に入るらしく
それはヘルパーさんたちの勤務時間が昼しかないからで、どうしようもない
祖母の部屋で一人になった俺は雑誌を読みながら買ってきた「大根おろし冷うどん」をすする
ファイアエムブレムの新作情報以外は特に目を引くものも無く
そういえば最近RPGしてないな、と思い何か良いものはないかとパラパラめくる
というか最近はパソコンゲームしかしてない
勘違いするな、勘違いするなよ
飯を食べ終わるのと同時に本も読み終わりそういえば昨日は寝るのが遅かったなと思いつつ
持ってきた小説に手を伸ばす
祖母がいつも寝ているベットが目の前にあるのでこれを使わない手は無い
俺は即座に寝転び身体を横にしたり仰向けになったりゴロゴロしながら小説を読む
気づいたら寝ていたらしく目を覚ますと母と祖母が2人で談笑をしていた
なにやら俺の話をしていたのだが聞いていないフリをする
俺の話が終わると俺はまた小説を読みちょうど最後のページを閉じた瞬間
「そろそろ行こうか」
という母の呼びかけでむっくりと起き上がり準備を始める
今日はかなりキツキツの白いジーパンで来ているために
財布や携帯などをポケットにしまうと歩くのさえ窮屈になるため(じゃあそんなの買うなよ)
あまりポケットに物を入れたくない
今日はコンビニ袋があるのでそれに財布、ファミ通、余ったウーロン茶など持ってきたものを入れる
ファミ通は別の袋に入れてもらったため袋が二つあるので別のほうの袋にうどんの容器とか橋とかを入れる
これどうしようと思っていたら
「それ捨ててくるよ、ゴミ箱はどこ?」
と母が俺の持っていたゴミ袋を貰って祖母に場所を聞いていた
部屋の前はロビーになっていてそこにゴミ箱がある
そこに入れてそのまま二人で階段を下りようとすると祖母が階段まで見送りに来てくれた
階段は祖母は危ないのでここまでだが、それでも見送りに着てくれるのは誰であろうと―誰でもってわけでもないが―
嬉しいものだ
そして階段を下りる途中母がいつものように
「鍵は持ってるよね」
と俺に尋ねる
今まで百回以上聞いているこの台詞で俺は「無い」と答えた事は1度も無い
俺はほぼ100%といって良いほど車の鍵をズボンのポケットに入れている
右前、トントン、無い
左前、トントン、無い
右後、トントン、無い…
左後、トントン、無い…?
(無い?)
この段差を降りればもう1階なのに、ここにきて忘れ物をしてしまった
今持っている袋には勿論無く
「ちょっとこの袋持ってて、取ってくる」
と言いながら渡しながら踵を返して1段飛ばし、ダッシュで駆け上がる
若干息を切らしながら6階まで到達し、祖母の部屋まで行くと
祖母が夕食を食べに2階の食堂に行く為にエレベータの方に向かっている途中だった
「どうしたの?忘れ物?」
という声に深く耳を傾ける余裕は俺に無く、止まることなく「うん」とだけ言って部屋に入る
俺が今日この部屋で物を置いた場所は1箇所しかない
窓際の手すりの部分、この部分は幅が50cm程度あるのでかなり広い
俺はここに自分の荷物を全てを置いた「記憶」しか無い
ここに無ければどこにも無いということになる
車の鍵を無くす、と言うのは携帯や財布を忘れる次に忘れてはいけない物だ
その手すりには母が買ってきた薄皮饅頭の入っていた抜け殻の紙袋しかなく
その近辺にも金属的な尖ったものは無い
おかしい
いや、もしかしたらさっき母に渡した袋の中にあるのかもしれない
と思い、階段をダッシュでおり母の元へ
ガサガサ音をたてながらくまなく探す、と言うほど容積が無いので5秒もかからなかったが
無い
この時俺は刹那絶望した、当然有るべきものが無かった時なんてほどの絶望が他にあるのか―
最後の1つ、まだ俺は探していない場所を思い出した
それは

ここからは文字を見えづらくするので何処にあったのか当ててみよう!
考えたい人は少しだけ考えて
答えを知りたくない人は自分なりに考え付くまで考えて
どうでもいい人はドラッグしてさらっと読みたまえ


コンビニのビニール袋が2つあったのが味噌だった
特に考えずに入れていたために俺は鍵だけゴミ用の袋の方に先に入れていた
その後にゴミを入れたためごっちゃになってしまったようだ
これはもはや確信めいていて俺はゴミ箱をがぱっと開けると成るべく悟られないように
ささっと取り、中を見ると同時にそばに居たおじいさんが大げさに笑いながら
「ゴミ箱に大事なものを捨てちゃったのかね」
と言いながらあの年齢にしては爆笑といえるほど声を上げて俺のほうを見ていたが無視
なぜ無視かと言うとこの人はかなり性格悪い人らしいので、だ
いや別にそうじゃなくても知らない人にあまり俺は親しく出来ないので仕方が無い
といった事で俺はゴミ箱に車の鍵を捨ててしまっていたのだ


という事
母が天性のドジっ娘(娘?)なのだが
俺もまたその血を50%受け継いでいる、まごうことなき俺の目の前に居る人が俺の母という証明だ

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

しまった、文字を見え辛くせずにそのまま投稿して
気づいたのが数時間後でやべーーーと思って戻ってきたら
なんと表示されておらず、草稿(下書き状態、更新されない状態)のままだった
oh…my…god…
そしてまた更新できなかった日が生まれてしまったのである
まあ、もういいやそんなドウデモイイ事

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

と思ったら更新できていた
もはやわけがわからない
誰か、俺の正体を教えてくれる人、いない?

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

よくよくみたら、何年、何月、何日、何時、何分、何秒
自分の好きな時間に投稿日時を設定できるじゃないか
まあそんな操作をしてまで連日更新記録を伸ばしたところでなんら意味は無いのだが
もう、追記しすぎてよくわかりません

山口県10人で3泊4日半の大旅行 2日目 お見舞い編その1

2010-06-11 10:55:07 | 旅行
クレープの話をすると2分ぐらいは俺の舌が止まらないほど
クレープ好きな俺だが、そろそろクレープも食べ終わる頃なのでここから去る事にする
いつか本格的なクレープを作りたいものだ

ちなみに、業務用の直径40cm程度のクレープ焼き器は最低10万円程度するらしく
直径20cm程度の簡易クレープ焼き器は数千円なのだがそんなもんフライパンで同程度のサイズができるので却下
俺もいつか業務用のクレープ焼き器を本気で買おうと思っている
それにしてもクレープ焼き器ってネーミングしかないのか、もうすこし捻れよ
それならば俺が考えてみようかな
…「円盤型本格薄生地広焼装置」
硬いな
「皆もクレープ食べてクレープ」
これでいい
特許申請は本格的にすると2ヶ月間かかるらしく
弁護士を雇ったりなんだりで色々あるらしいのだが
詳細はあまり興味ないので書かない

クレープが運んでくれた数分の幸せをまだ胃の中で味わいつつ
味覚が胃の中まで達していれば飲み込んだ後も味が楽しめるのにと思ったが
肉系とデザート系が同時に合わさると悲惨な味になること間違い無しなので
生体構造が今のようになってくれて助かった

車に戻る途中、またも俺は花美と手を繋ぐ事になるわけだが
青菜辺りに俺の代わりをして欲しい
わがまま世代は苦手なのだ
そして姉+ガキ+俺で歩いているとたまに通行人に勘違いしてる人いるんだろうなあとか思ったりする

大分前に華と2人で判子を買いに行ったときに
華が
「この人の判子を作りたいのですが」
と店員に言うと
「えっと…」
と俺の顔を見て怪訝そうな顔をする
何が言いたい、ハッキリしろ
と思っていると横で華が
「弟です」
という説明を入れてくれたので店員は
「弟様の―」
という感じになった
女の兄弟が居る男の人、もしくは逆でも良いが
その人たちは一見すると恋人もしくは夫婦に見えてもなんら不思議では無いな
と思ったのだが、そういうシチュエーションになる人たちを俺はあまり見たことがないな
俺は姉と一緒に外に出かけることは結構頻繁にあるのだが皆はどうなのかね?

そして車に乗り込み母の従兄弟だか叔父だかの家に行き
母と祖母を回収し、一度ホテルに向かう
外観や内装は確実にホテルなのだがこのホテルの名称は「翠山荘」という
そういえば今回の旅行は「荘」と名のつく場所しか泊まってないな
ああ、一箇所「車内」という場所を除けば
そして見舞いに行くのは「俺・祖母・母+みちるさん」
このみちるさんというのは母の従妹で(祖母の兄の娘)話だけは何度も聞いたことがある
しかし今回ほど百聞は一見に如かずということわざが当てはまったことが無い
なぜかと言うとこの人は俺が出合った事があるタイプじゃなく、新しいタイプの人間で
使用言語は敬語というか丁寧語なのだが
喋り方が凄いトゲトゲしいというか
本人曰く
「ごめんね、おばさん男3人兄弟の中で育ったからこんな感じになってしまったの」
(一番上が姉なので5人兄弟らしいが)
こんな感じ、というか
もう男でもこんな人そうそう居ないよって程アクティブポジティブで相手のことを気遣わなく
自分の言いたいことをどんどん言わないと気がすまない人だ
それは誰に対してもじゃなくて実は「男に対して」だけらしくて
「男なんかに負けるもんか」という強い理念が一貫してあるからだと言う
俺に「悪いけど叔母さん男には容赦しないから」とか言ってくる始末で
そんなこと言われても困ります
と思っていてもそんなの関係無しで本気の本気らしい
また、「俺の周りは変人ばかり説」が新しい伝説を刻んでしまった
総合評価で言うとこの人が間違いなくTOPだけどな
まあ、こっちからどうすることもできないのであまり俺からは関わりあわないようにしよう
どうせ、こっちが何もしなくても向こうからどやどや言ってくるのに
わざわざそこに自分から突撃していくのも意味が無いというか苦行だ
病院の位置をカーナビにセットすると目的地まで10分程度の短い道のりで安心した
この人と近くにずっと居るのは少々気疲れ、ではないな
俺の精神がまいっちんぐになってしまう
そもそも俺は初対面の人間には無口キャラなのでそこは問題ない
とある場合を除けば、だが
まあでもその人も横に祖母と母が居るのでわざわざ俺にばかり話しかけてくるわけでもなく
俺と話すよりそっちの二人と話すほうが昔話も弾むから良いのだ
というか俺は運転中だしな
「残り5分でお風呂が沸きます」の変わりに「およそ5分で目的地に到着します」という
合成音声の無機質な音が蝸牛神経に届いた
ここからは信号が無いので良いのだが如何せん住宅街のど真ん中にある病院で、道が狭い
どうやらここは救急車が来れる様にはなっていないようだ
駐車場に入ると目を疑うような狭さでロータリー兼駐車場のような作りになっていて
建物の大きさと駐車場の大きさがどうも割に合ってない気がする
10台も止めれない
後々考えると裏側に入ってないので裏側に大き目の駐車場でもあるのかもしれない
が、ここは一筋縄でいかず
どうやら通り過ぎてしまった様で
おばさんはしきりに
「ごめんね、いつも自転車でここに来るから道が良く分からないの」
という様な台詞を吐いているのだが
いや、それでも何となく方向とか分かりそうなものだが
と思っても万が一口に出せば何が飛んでくるのか予測もできないので俺はだんまりを決め込む
Uターンできそうな場所を探して(といってもこの車がUターンできそうな場所などそうそうない)
戻ってみると看板があった
「――――病院→200m」
恐ろしく縦長の細い看板で、背景に溶け込んでいる
もう少し経費を割いてくれれば見逃さずにすんだのに
と、当時の院長に80円切手貼って便箋でクレームを出そうと思ったが後ろで怖いおばさんが居たので慎む
この人の前で普段の俺を曝け出すと俺はいつか鬱になる気がする
そんな予感
いや、これはもはや予言

出会いは唐突に、別れは突然に

2010-06-10 14:32:34 | 日記
今日の朝はまだ違った
驚嘆したのは午後の事だ
俺はいつもどおりにインターネットを開いた瞬間
牛かカバかカピパラのどれか、もしくはキメラかと思われる
白、水色、黄色、ピンクを基とした花柄が散りばめられている恐らく陶器製の物体を眼前に捉える
(んあ?)
いつも時期ごと、イベント毎に様々な様変わりをしていたがこの変貌はいつもと明らかに異なっている
(ううむ、見づらい)
壁紙を変更できるらしいがどうやらアカウント登録をしないといけないらしく
そんな面倒な事はしたくないので放置

そして思ったのだが8日に俺はブログを更新していなかったらしく
自分自身で気づかなかった
そして8日何をしていたかと言うと何をしていたのか全く思い出せず
その日の記憶はぽっかりと穴を明けていた
折角暫く更新を途切れさせずに来ていたのに何たる失態
まあいい、最近は忙しいのだ
はあもう、疲れた
誰か俺に安息の時間を少しでもいいので提供してほしい
何もせずとも一緒に(2人で)居て気疲れしない相手などごく少数、もしくは一人しか居ないのだがな
まったく
ちなみに「それは俺のことか」と思っている人は多分違うので安心してくれたまえ
俺が沈黙している時は基本的に嫌な時間(とき)なのだから

THE HOLIDAY OF LAST WEEK 「SUNDAY」 当日編その1

2010-06-10 10:06:25 | 日記
布団をしたから運んでゆうじろうの部屋で寝る準備をする
寝る準備といっても頭を安眠モードに切り替えるだけなのだが
どうやらゆうじろうは豆電気も消して寝るらしい
俺はどちらかと言うと真っ暗派だ
別に普通に全開で電気付いてても寝れるけどね
豆電気をつけて寝る人たちはどういう理由で付けているのだろうか
今度聞いてみよう
何となく思ったのだが俺は人の家に泊まりまくってんな
今の所、家に行くたびにほぼ100%泊まる人は3人いるのだがこれで4人目になったのか?
まあ、これが持続するのかどうかは分からないが、なにぶんこの家はちょっと
親御さんが尋常じゃないほどの持て成し方をするので気軽に泊まれない
その尋常じゃないほどの持て成しというのは日曜夜から月曜朝にかけて解明されたのだが―

トイレから帰ってきたら
「おう」
と言われた
(なんだ起きたのか)
実はもう少しだけ寝たかったのだが相手が起きてまで寝る気にはならん、朝はな
「お前、なんかやばかったぞ」
唐突に何を、そして内心ドキッとした
(やばい?やばいってなにが?)
と心で唱えながら俺は口に出しても聞いてみた
「なんか色々」
(は、ちょっとまて
色々って何だよ、気になりすぎる)
そういえばこの日は―
とりあえず俺は寝相が悪いことは知ってる
でも、寝相が悪いのは良いことなんだ
寝返りを打つことは身体の調子を整える動作だからな
寝返るを打たないと身体のある部分に負荷が集中してしまっておかしなことになる
「寝違え」などはその一例だと思う
「何がやばかったん?」
と、聞くと「色々」しか言いやがらねえ
しかし三度も同じ事を聞くのはなんというか言いづらいのでここで話は終わった
(まあ、いいか
どうせ一日経てば忘れるだろう、ゆうじろうの事だし)
と思い、割り切る
そして今は11時
ドッペルタカは今日も麻雀をしに来る予定だ
ゆうじろうはメールをし、連絡を取ると
「1時ごろに来る」そうだ
それまでどうするか
そもそもゆうじろうと2人きりになったことは今回が初めてで
何をしようか分からん
そうこうしていると「何かやる?」と言ってきた
曖昧すぎるぞ
「何かってなに?」
「桃鉄とか」
(じゃあ最初から桃鉄って言えよ!)
と思いながら準備をする
それにしてもこいつ桃鉄をやたらしたがるな
まあ俺も嫌いじゃない、というかかなり好きだけど
この桃鉄はもう100年分やり尽くしたのでやる気はほぼ無いのだが
まあ別に断る必要も無い
適当にだらだらしていると俺がぶっちぎりの1位になりつつあった
ゆうじろうが時計を見ると1時を回っていて
「あいつ本当に時間通りに来た事ないな」
と、呟いていた
俺はドッペルタカとは麻雀する時しか会わないからまだ十数回程度しか会ってないが
確かに毎回遅れてくる気がする
だけど俺は人を待たせるのは嫌いだけど、待つのは意外と好きなので別に構わない
俺の場合人を待っている時と言うのは何故かアイディアが良く浮かぶのだ、原因不明
ゆうじろうがドッペルタカに電話をする
「おお、いつ頃着くん?
おお、…30分ぐらい?
え、今どこにおんの?
は?
何しとんの?
……おお
わかった」
電話は1分以内に終了
俺は何を聞くことも無くしていると
「あいつ、意味分からん」
ほう、お前でも意味がわからないとは相当だな
「今どこにおるかわからんって」
と、笑いながら説明する
「は?」
これは、「は?」という返事が一番あっているはずだ
「どういう意味?」
「知らんけど、自分がどこにおるか分からんけど30分ぐらいしたら来るって」
自分の現在地が不明なのに30分したらここに来るらしい
ドッペルタカが所有している時空間転移装置は転送するまでに30分かかる様だ
転送中に攻撃されると酷い事になるので、早急に高速化のグレードアップをしたほうがいいぞ
兎に角、暫くするとドッペルタカが参上する
「今回は本当に悪いと思っとる、すまんすまん」
と、ドアを開け放ちながら笑い気味に入ってくる
どう客観的に見てもこの一挙手一投足、全ての言動に謝罪の気持ちは含まれていないし
今回はって、いつも思ってねーのかよ
という突っ込み所まである
悪いと思ってるなら態度で示せよ、まったく、まったくだ
俺は特に何も言わずに桃鉄を終わらせ麻雀の準備を始める
麻雀は東風戦と半荘戦があり簡単に言えば東風戦は半荘戦の半分の時間で終わる
でも時間があるときは大体長いほうの半荘戦をする
半荘戦は1回で短くて1時間程度、長いと2時間以上かかる
これは俺の知る限りかなり長丁場のゲームだ
2回もするともう夕方になっていた

山口県10人で3泊4日半の大旅行 2日目 商店街編その3

2010-06-09 23:06:16 | 旅行
不毛な戦いは始めたすぐは面白いかもしれないが
直ぐに飽きがきてしまうという欠点がある為に持続性はほぼ皆無である
後にこの戦は「炎の戦い(えんのたたかい、2010年3月29日勃発)」と呼ばれ3秒で忘れられるだろう
とりあえずやることが無くなったのだが、まだ時間は1時間ほど空いているらしい
デパートを出ると、なんと目の前でクレープ屋が繁盛しているのかしていないのか微妙な賑わいで佇んでいた
クレープとは世界三大洋菓子(自己リスト)の1つで自分で毎回味を決めれるのがまずポイント1
そしてあのクレープ生地、あれが好きだ
これは声を大にして言ってもいい、俺は君が好きだ、大好きだ!
ふむ、これはなかなか我ながら恥ずかしいな
そして俺はクレープに生クリームが入ってないものは野菜系しか認めていない
カスタードクリームやチョコレートソースと一緒に生クリームが無いと蕁麻疹が出る
というわけではないがそれぐらいクレープ=生クリーム派なのだ
俺が見る限りクレープ屋のクレープは30種ぐらいが大体相場で
ここも30種類ぐらいが置いてある
いつもあまり見ないのはつぶあんカスタードとかいうやつが少し気になった
別にご当地メニューって分けではないのだが、ふむ、なかなかどうして
却下だな、あずき生クリームが無い時点で良く分からない、あれよ
そうこうしていると先に村正が「自分の財布」を持ち出して窓口に駆け寄る
まだ「クレープを食べよう」という雰囲気になっていない中、一人先陣を切ってその空気を一掃
「生クリームカスタードチョコ下さい」
と、大見得を切って言う
「450円になります」
という店員の声が返ってきてもう一人の店員に「生クリームカスタードチョコ」と伝える
なかなかの目の付け所だな、趣味が合いそうだ
俺もそれにしようかなともう一度メニューを覗くと更にワンランク上のものを発見
「生クリームカスタードチョコバナナ」というこの店一番のロングネーム商品を発見
そして最高額の500円を叩き出している
クレープを買うのにお金のことに躊躇するなど
砂漠を歩いている時、目の前のオアシスを素通りするぐらいありえない事象だ
「じゃあ俺、生クリームカスタードチョコバナナください」
と横から顔を出し店員さんに伝える
「500円になります」
と、店員さんが伝える前にいつのまにか俺の下に居た青菜が
「あおちゃんも同じのがいい」
と言い出した
ちなみに青菜は一人称を「あおちゃん」と呼んでいる
この言い方では俺のほうと同じのにするという意味と捕らえて店員さんは
「生クリームカスタードチョコバナナですか?」と言うと
「ちがう、むーくんと同じやつ」
ちなみに青菜は村正を「むーくん」と呼んでいる
と言うとなにやら少し店員さんの様子がおかしくなってきた
「えっと、生クリームカスタードチョコバナナ1つと生クリームカスタードチョコ2つかな?」
と言い終わる前に更に後ろから花美が
「レアチーズください」
と言う声が聞こえてきた
暫く店員さんの沈黙の時間が続き
「えっと…
生クリームカスタードチョコバナナ1つと
生クリームカスタードチョコ2つと
レアチーズ1つでいいですか?」
と言ってきたのでそれでいいと返事をする
村正と俺は自腹で青菜と花美は母親払い
というか3歳の女の子がレアチーズだけって渋いぞ
と思いつつ村正に少し尋問をしてみた
「自分で金払うんか」
「うん」
「今お金どれぐらいあるん?」
「えーっと、1万円ぐらい」
(な…なにーーーーー)
小学3年生のくせに財布に1万円が入っているなんて生意気だな
と思っていると
「お年玉で1万5000円貰った」
らしい、なるほど

俺が小学3年生の時に貰ったお年玉などいちいち覚えてないが
というか小学校高学年になる頃には既にお年玉などというものは配当されなくなっていたのを思い出した、
悔しくなんか無いさ、俺はそれに対して別に何も思わなかったしな!
この世の中は金で動いているけど、金があるほうが幸せなんて俺は思わない
何故そう言い切れるかなんて、今の自分を見れば分かる事だ
金を持っていることに幸せを感じない、幸せを感じる時はいつだ?
それは自分だけ分かれば良い、他人の幸せの価値なんて永遠に共有できないさ
同じタイプの人なら共有できるとは思うけど
そう悲観する事でもないだろうとは思う
皆それぞれ生きていける事だし、究極論を言えば幸せなんて無くても生きていける
あるほうが良いと言う事は絶対なのだけど

と言うことで俺の生クリームカスタードチョコバナナが到着したようだ
今にも生地から中身が飛び出そうなボリューム
これは俺の腹を満足させるに十分足る
一口
うむ、絶品だ、クレープはどのクレープでも絶品であらなければならない使命を課せられている
俺は自分でクレープを作ったことはあるのだが自宅のフライパンでは小さい生地しかできない
ところで、クレープ焼き機っていくらするんだ?

THE HOLIDAY OF LAST WEEK 「SUNDAY」 深夜編その2

2010-06-07 12:38:23 | 日記
物を食べる速さ、これが早いのか遅いのかで
お互いメリット、デメリットの双方が見て取れる
早い場合、やはりこの「タイムイズマネー」時代では早い方が良い
例えば平均食事時間が15分と30分の2種類を比べ
1日3食を食べているとする、そうすると1日で45分差が出る
それを10年分計算してみると45分×3650=164250分=2737.5時間=114.0625日
恐ろしい結果だ
1食に要する時間が15分早いだけで10年で3ヶ月余りただ食べているだけの時間と
食後何でもできる時間という差が産まれる
114日といえば、何ができる?と考えてみるとた大抵の事は何でもできそうなほど
膨大な時間に思える
これを考えると食べる速さが早い方が圧倒的に有利に思われる
こと、現代社会に生きる我々にとって
さて、デメリットを見てみると
そもそも食べる速さが早いのは何故かという根本的な原因を鑑みると
やはり「噛む回数が少ないから」というのがベスト1に輝いていると思う
今から2000年ほど前―
弥生時代の人間は食事する時の1食辺りの平均かみかみ数は約4000回
現代は700回程度、実に1/6になっているといわれている
それが何か問題でもあるのかと思われるが
それのせいで肥満、虫歯、歯周病、口臭などの原因になる、といわれている
加工食品などの人間がかなり手を加え食べやすくなった柔らかい物と
2000年前など容易に想像できる恐らく尋常でなく食べづらい食物をひたすら
かみかみしている様子が伺える
1回の食事で自分が何回かみかみしているかなど数えるのはなかなか厳しい
特に意識して普段自然状態のかみかみ数を数えるのもなかなか難しいものだ
なので人に見てもらうのが一番良いのだが
昔一度計ってもらったところ、俺の1度のかみ回数はスパゲティで30回以上をマークしていた
何を食べていたのか覚えてないが100回以上を記録した事もあった
何故そこまで回数が増えるのかというのは、それほど細かくしないと
俺の喉は受け付けてくれないから、というものが一番の原因なのだが
結局何が言いたいの?という事なのだが
俺は食べる速度を速めることができないのです、ごめんなさい
そんなに責めないで

意味も分からず心の中で一人解説、懺悔していると
風が強くなってきたのか?と思い窓の外を見てみるとやってきた、雨が
俺が今ここにいる主原因となっている雨雲様がやってきました
現在約2時を回っている
ゆうじろうはドッペルタカに
「今日泊まってくの?」
という問いを投げかけていたが
「帰る帰る帰る」
と即答していた
なにやら聞いていると自分の家の布団でしか寝れないらしい
ガキか
そうこうしているうちに皆が次第にさり気なく「眠い」コールを始める
俺は続けようが止めようが何でもいい
3時を回ると流石にきついらしくドッペルタカの口から
「もう帰るわ」
という言葉が出てきたのだが、俺は別に見送らなかった
ゆうじろうは鍵を閉めるのもあり見送っていたようだが
この辺りは適当で良い
それは薄情じゃないかと思われるかもしれないが
この2人の性格は「適当」という言葉がお似合いというかもう言動に滲み出ている
人の話も聞いているのか聞いていないのか分からないし
そもそも話が伝わってないし
人が喋ってる話題無視で行き成り別の事を話し始めるし
ギャンブルあかん、止めるとか言っているわりに2人ともずっと止めないし
給料日の数日後に金欠(パチンコのせいで)になる事なんて日常茶飯事だし
だから口癖が「今金ない」だし
基本的に2人でパチンコの話しか聞いていないし
何かしら1つの事に集中できないし
麻雀しているのに携帯でゲームし始めるし
適当な人間は適当に対応しないと疲れるだけだ
俺はそれをここで学んだ
というか麻雀をする時は99.89%この2人のどちらかが立案しているのに
携帯ゲームをするなんてあまりにも酷すぎるとは思わないか?
俺なんて片道40分かけて原付で行っているんだぜ、まったく
実はこの2人と、とある俺の友達抜きで(つまり3人で)会うのは初めてなのだ
だが、こんなに疲れるとは思わなかった
まともに相手をしているとこっちがおかしくなりそうだ
実際、俺の中ではこの2人はついでに居るぐらいが丁度よかったのかもしれない
だがまあこうして遊んでいるのでそんなことを表に出すわけにも行かないし
別につまらないというわけでもないのだけども

このドッペルタカというのがゆうじろうを超える超神性バカで
「桃太郎電鉄」というボードゲームがあるのだが、それをやっている時に見てしまったのだ
小学生でもできるような親切さ+簡単さなのだが(深いところまで見ればそうではないが)

少し内容を書こう
簡単に書くとお金を稼ぐゲーム
自分が社長になり日本全国(ゲームによってはアメリカ、中部だけなどもあるが)
を主にサイコロを振り回り「物件」という各地に点在している会社を購入する
その会社には収益というものがあり、例えば
「1000万円の収益100%」の場合、購入時に1000万円を払い購入
毎年3月に訪れる「決算」という月に収益分(上記物件の場合1000万円)が貰える
そうやってお金を稼いでいく
青マス(お金が貰えるマス)、赤マス(お金が減るマス)、黄マス(カードが貰えるマス)
などがあり、カードを使い、邪魔をしたり自分を有利に進めたりできる
毎回目的地というものがあり、そこにいくと大量のお金が貰える
目的地に着くと新しい目的地をルーレットで決める
そしてまたそこにいくというのが基本ルールだ
そして目的地に誰かが入った時に一番遠い人に貧乏神が取り憑く
その名の通りそいつは悪い事ばかりしてくるお邪魔キャラだ
とまあこれだけ喋れば何となくはお分かりいただけるだろう

目的地というのは常時どっちに行けば最短で行けるか矢印が出ているのだが
事あるごとに「どっちにいけばいい?」とか聞いてくるし
次のマスが青、赤、黄、物件マスというのも矢印で表示されているのに
何故か赤マスに突貫して借金になる
赤マスに入ってから「ああ!?最悪や」とか言い出す始末
というか矢印じゃなくても見たら分かるだろ
俺は思ったね、こいつの脳内だけは例え1000年先のスーパーコンピュータを使ったとしても
理解、解析、再現する事はできないと
そして、こいつと桃太郎電鉄をしたいと思う事はもう二度とないと
勝ちが見えている勝負なんて俺には興味が無いのでね

THE HOLIDAY OF LAST WEEK 「SUNDAY」 深夜編その1

2010-06-07 12:38:13 | 日記
「ロン」
「ツモ」
「流局か、テンパイ、ノーテン、テンパイ」
様々なバリエーションを叩き出しながら3人の点数が上昇、下降する
友達同士でやる麻雀というものは俺の中では友達と一緒にするゲームと同じで
その人物とのコミュニケーションの一環だ
それ自体をやりたいわけではなくそれを通して人との関係を深める為にする
もちろん楽しくなければそれは論外なわけで
1つの事だけの為にそれをしているわけではない
何をするにしても様々な思いが錯綜するものだ
「どんどんどんどんどん・・・・」
誰かが階段を上がってくる
「ガチャ」
唐突にあけられたドアからゆうじろうのお父さんが顔を出した
「なんや、麻雀やっとるんか
ほら、これ」
と言いながらワシャワシャと音を立てている半透明のビニール袋を
どすんと床に無造作に置く
遠めでも分かる、コーラと何かのペットボトルが6本ぐらい入っている
言葉に出して感謝の気持ちを述べるのは恥ずかしいので心の中でお礼を言っておいた
これは回りに友達が居るからであって2人きりならちゃんと言うぞ、俺は
「おお」
という、ゆうじろうの生返事を聞き終わる前に
そのまま部屋を出て行くのかと思いきや、入ってきてみんなの牌を観察する
「これはこれがまだあれやな」
と、俺の正面に居るドッペルタカの牌を見てなにやら助言めいた事を言っている
どうやらこの人も麻雀ができるそうだ
ゆうじろう曰く「やばい」らしい
少し説明が短すぎるだろう、が、どう「やばい」のかは分かるので突っ込まないでおく
そうすると直ぐに部屋を出て行った

「コーラ」、俺が飲めない飲み物ベスト10には確実にランクインしている
ちなみに「コーラ」が嫌いな訳ではない
そう、これは「嫌いな飲み物ベスト10」ではなく「飲めない飲み物ベスト10」なのだ
問題は味ではない、炭酸が好きな人が想像してもあまり良いものではないが
わざと全力で振りまくり炭酸の抜けた「コーラ」は飲んだことがある、別に嫌いではなかった
ただ甘いだけの薬物水という印象はあったが
俺は炭酸が飲めない
最近自動販売機に「カルピスソーダ」が蔓延している
これは非常に度し難い傾向で、非炭酸派撲滅団体の活動が活発化しているのか?
「カルピス」は普通においしいのに「カルピスソーダ」はそれ以前の問題だ
そもそも「カルピス」に炭酸を混ぜる必要があるのか?
ちょっと「カルピス」より「カルピスソーダ」を飲みたい人に意見を聞きたい、凄い聞きたい
ファンタ系とコーラとかはまだ分かる
最初から炭酸込みでの飲み物だからだ
そうでなければただのフルーツジュースだからな、無果汁だけど
俺にはどう考えても理解ができない、炭酸のどこに魅力を感じるのだろうか
俺にとっては「非常に喉にストレスを与える痛い飲み物」としか感じ取れない
あとゲップが壮大に出るのが嫌なのだ
あの炭酸ゲップは、抑えると鼻が死んでしまいそうになるぐらいの激痛が襲う
だがなんの抑止力もかけずにゲップをするなど俺のポリシーにそぐわない

―あれは今でも覚えている
小学5年生の時、何か町会行事のようなもので遊園地に行ったのだ
同じ団の同学年の小学生5人と大人3人ぐらいで
その遊園地がどこだったかは覚えていないし
そこで何をしたのかも全く記憶に無い
じゃあなぜ覚えているのかというと
「キリンレモン」という飲み物を知らない人はあまり居ないだろうが
大人が小学生全員にそれを無料で手渡したのだ、もちろん好意で
俺は炭酸が飲めない事はこの時点で分かっていたのだが受け取らないのも気が引けたので
それを受け取り蓋を開け、飲む
喉が・・・痛い
が、我慢してちょびちょび飲む
皆が飲み終わった頃に俺はまだ1/10程度しか進んでいなかった
(早くこれを飲み終わらないとみんなに迷惑をかけてしまう)
と思った俺はできるかぎりの一気飲みをして一瞬で残り半分まで、来た
だが、そこで来たものは唐突な嘔吐感だった
急いで草陰に走りこみ、対処する
この出来事はトラウマと言うほどにはなっていないのだが
炭酸に良いイメージが湧かなくなったのは事実だ―

もう一種類の飲み物は緑茶だったので、俺は快くそれを頂いた
いやぁ、日本人はなんて素晴らしいものを産んだのだ
としみじみ思ったね、俺は
下らないものも産みだしてるけどな

更に暫くすると今度は下から
「ゆうちゃん、ゆうちゃん」
という母親らしき人の声が聞こえてきて
「なに?」と言いながらゆうじろうは階下へ
直ぐに戻ってきた手には、白い平べったい大き目の皿に
ドーナッツが6つほど乗っていた
流石にそこまで気を回されてしまうと少し申し訳ないな
「これ、食べてって」
と、言いつつゆうじろうは俺と自分の間に皿を置く
なぜかと言うとドッペルタカが
「こんな時間にドーナッツとかやばいやろ
いらんいらん」
と言ったからだ
時計を見ると1時半を回っている
「絶対太るで」
まあ確かに、と俺は思いつつ
既に俺の脳内はどれを食べようかという思考回路で、埋め尽くされていた
皿に乗せられているのは
「ポン・デ・リング」
「エンゼルフレンチ」
「ハニーディップ」
「オールドファッション」
「ハニーチュロ」
「ハニー」
だ、興味のある方はミスタードーナッツの公式HPで確認してほしい
「http://www.misterdonut.jp/m_menu/donut/index.html」
オールドファッションは久しく食べてないので少し気になる
が、そうこうしているうちに「オールドファッション」をゆうじろうに持っていかれてしまった
(このままだと俺の主導権は露と消える)
という焦燥感を覚えた俺はとにかく手を出す
ここは手堅く「ハニー」でいくしかない
少しサクサクしている生地が絶妙な歯ごたえ、甘すぎることも無く、手堅い人気商品だ
ゆうじろうは次にポン・デ・リングを取る
ならば、と俺はハニーティップを掴む
こちらも甘さ控えめだがふわふわしている生地が、多少のもちもち感をも演出し
先ほどとは違うハニーさを演出している
残るは「ハニーチュロ」と「エンゼルフレンチ」
どうみてもボリュームがある方はエンゼルフレンチだ
だが、悲しい事に食べるスピードが違いすぎる
先ほどから同時に食べているように書いているが、実は周回遅れしている
ゆうじろうは最後に「エンゼルフレンチ」を掻っ攫っていき
俺は残された「ハニーチュロ」なる美味しいけどどことなく量が物足りないこれを食す
おい、俺ハニーと名のつくものしか食って無いんじゃないか・・・?

山口県10人で3泊4日半の大旅行 2日目 商店街編その2

2010-06-06 09:30:13 | 旅行
俺には姉が2人いる
長女が月奈(偽名)、次女が華(偽名)で年齢は10才と8才離れている
実際俺が小学5年生のときには両方の姉は家から出て一人暮らしを始めたので
一緒に生活していた頃の記憶が殆ど無い
だけども、母曰く俺の世話を一番していたのは2人の姉だったらしい
この2人の役割は別々で月奈の方は俺の母親代わり
まあつまりなんだ、俺を叱りつける役目
そして華の方は完全なお姉さんタイプというのか
俺の相談相手役というかそういうのだ

「じゃあおーみ(俺)は、花美ちゃんと手繋いでね」
と華に言われ手を繋ぐ
商店街まではここから徒歩5分程度で入り口には「~商店街」という看板がある
先ほど準備をしていた時に真輝の靴がなくなったのに気づいたらしく
まず商店街で子供用の靴が売っている場所を探すそうすると商店街なのにその中に
デパートがあったのでそこに寄る事にした
俺は商店街の中にデパートがあるのがちょっと以外だったのだが
商店街ってデパートとかがある場合も結構あるのかな?
ということでかなり大きいショーウィンドウの横にあるこれまた大きい自動ドアを潜り抜け
入ると1回は女性服がメインらしい
デパートの1階というのは俺の中では食料品売り場のイメージが大半を占めるのだが
商店街のデパートなのでかはわからないがこのデパートには食料品が売っていないらしい
そして子供靴が売っていそうな場所をエレベータ近くにある店内案内マップで検索
どうやら4階にあるらしい
皆してエレベータに乗り込み、後ろに乗りたそうな人が居たのだが
(車椅子×2)+(大人3人)+(子供3人)というかなりキツキツな構成を見ると
「あ、いいです。先に行ってください」
という事を言って来たので
「すいません」
と、月奈は言いながらエレベータの閉まるボタンを押す
10秒程度で4階に着くと以外と1階とそうそう変わらない景色が眼前に見える
どうやらここも服がメインらしい
そして月奈は真輝用の靴売り場を探すといい真輝と2人で左側に消えていった
残った俺達はというと適当にこの階を物色しようと適当にぶらつく
服を眺めるのはあまり興味ないので、奥に陶磁器や土産があるのでそこに行く事にする
実はこの旅行で俺はとある人用に誕生日プレゼントなるものを購入予定なのだ
誕生日プレゼントなどをあげるのは人生初めてかもしれない
しかも何を買えば良いのかまるで検討がつかない
迷ってもしょうがないのでなんかいいかんじ、もとい直感で「これだ!」と思ったものを買う事にした
皿、茶碗、コップ、なにかピンとこない
そばに招き猫が置いてある
俺は手にとって裏側を見たりしているとそばに居た花美も同じようにしてくる
だが3才児がこういった陶磁器を手に取るのは非常に危険だ
落とす、という動作は子供の専売特許であるからして
そばに居た華は
「花美ちゃん触らんといて」
とやんわり叱る
「・・・」
一瞬、華の方を見るが聞こえないふりをして触り続ける
「花美ちゃん触らんといてって言ってるでしょ」
徐々に声色に変化が出始める
なかなかどうして、俺が止めるまで止めないつもりなのかと思ったので
俺はそこを後にする
暫くすると花美は止めて華の場所に戻るがどうやらまだお叱りの途中の用でなにやら言われている
俺は特に興味も示さず自分の思い思いの行動に出ていた
・・・・ここには俺(もとい上げる人)が気に入る(りそうな)ものは無い事を確認し月奈の元に戻る
するとどうやらそこはベビー商品のテナントらしく
ガキっぽい商品がやたらに置いてある
バナナの皮の帽子とかリンゴ、イチゴの帽子
典型的な幼稚園児が着るような俺の顔ぐらいしか入らない服
俺の手の指4本入れば良いような靴、などなど
俺にはそういう御趣味は無いので特に何も思わないけどな
思いついたように俺が村正に
「これとこれとこれ、なに?」
という問題を提出
村正は左から
「バナナ、リンゴ、イチゴでしょ?」
と答えを返してきた
「ぶぶー、これリンゴじゃないで」
俺はとある思い付きをしたので意地悪をする事にした
「は?じゃあなに?」
という質問に対して
「これトマトやで」
と、返す
実際微妙だった、大概イメージ上のリンゴは天辺に茎と1枚の広葉がついている
このリンゴはまさにそれだけが唯一最大のリンゴを成しえるシンボルで、これがなければ
どうみてもトマトにしか見えない
「どう見たらこれがトマトなの?」
というので
「じゃあこれがリンゴって何で分かるん?」
と俺が返すと
「だってここに葉っぱがあるし」
「葉っぱがあれば何でもリンゴなん?」
「いや、違うけど・・・」
少し困り始めてきた、我ながら類稀なる才能だな
「ほらみろ、やっぱりトマトやん」
「でもこれは絶対リンゴ!」
「トマト」
「リンゴ」
「トマト」
「リンゴ」
「トマト」
「リンゴ」
「トマト」
「もうどっちでもいいよ」
先に折れた方が負けというのは大概あっている、とおもう
俺の勝ちだ