クレープの話をすると2分ぐらいは俺の舌が止まらないほど
クレープ好きな俺だが、そろそろクレープも食べ終わる頃なのでここから去る事にする
いつか本格的なクレープを作りたいものだ
ちなみに、業務用の直径40cm程度のクレープ焼き器は最低10万円程度するらしく
直径20cm程度の簡易クレープ焼き器は数千円なのだがそんなもんフライパンで同程度のサイズができるので却下
俺もいつか業務用のクレープ焼き器を本気で買おうと思っている
それにしてもクレープ焼き器ってネーミングしかないのか、もうすこし捻れよ
それならば俺が考えてみようかな
…「円盤型本格薄生地広焼装置」
硬いな
「皆もクレープ食べてクレープ」
これでいい
特許申請は本格的にすると2ヶ月間かかるらしく
弁護士を雇ったりなんだりで色々あるらしいのだが
詳細はあまり興味ないので書かない
クレープが運んでくれた数分の幸せをまだ胃の中で味わいつつ
味覚が胃の中まで達していれば飲み込んだ後も味が楽しめるのにと思ったが
肉系とデザート系が同時に合わさると悲惨な味になること間違い無しなので
生体構造が今のようになってくれて助かった
車に戻る途中、またも俺は花美と手を繋ぐ事になるわけだが
青菜辺りに俺の代わりをして欲しい
わがまま世代は苦手なのだ
そして姉+ガキ+俺で歩いているとたまに通行人に勘違いしてる人いるんだろうなあとか思ったりする
大分前に華と2人で判子を買いに行ったときに
華が
「この人の判子を作りたいのですが」
と店員に言うと
「えっと…」
と俺の顔を見て怪訝そうな顔をする
何が言いたい、ハッキリしろ
と思っていると横で華が
「弟です」
という説明を入れてくれたので店員は
「弟様の―」
という感じになった
女の兄弟が居る男の人、もしくは逆でも良いが
その人たちは一見すると恋人もしくは夫婦に見えてもなんら不思議では無いな
と思ったのだが、そういうシチュエーションになる人たちを俺はあまり見たことがないな
俺は姉と一緒に外に出かけることは結構頻繁にあるのだが皆はどうなのかね?
そして車に乗り込み母の従兄弟だか叔父だかの家に行き
母と祖母を回収し、一度ホテルに向かう
外観や内装は確実にホテルなのだがこのホテルの名称は「翠山荘」という
そういえば今回の旅行は「荘」と名のつく場所しか泊まってないな
ああ、一箇所「車内」という場所を除けば
そして見舞いに行くのは「俺・祖母・母+みちるさん」
このみちるさんというのは母の従妹で(祖母の兄の娘)話だけは何度も聞いたことがある
しかし今回ほど百聞は一見に如かずということわざが当てはまったことが無い
なぜかと言うとこの人は俺が出合った事があるタイプじゃなく、新しいタイプの人間で
使用言語は敬語というか丁寧語なのだが
喋り方が凄いトゲトゲしいというか
本人曰く
「ごめんね、おばさん男3人兄弟の中で育ったからこんな感じになってしまったの」
(一番上が姉なので5人兄弟らしいが)
こんな感じ、というか
もう男でもこんな人そうそう居ないよって程アクティブポジティブで相手のことを気遣わなく
自分の言いたいことをどんどん言わないと気がすまない人だ
それは誰に対してもじゃなくて実は「男に対して」だけらしくて
「男なんかに負けるもんか」という強い理念が一貫してあるからだと言う
俺に「悪いけど叔母さん男には容赦しないから」とか言ってくる始末で
そんなこと言われても困ります
と思っていてもそんなの関係無しで本気の本気らしい
また、「俺の周りは変人ばかり説」が新しい伝説を刻んでしまった
総合評価で言うとこの人が間違いなくTOPだけどな
まあ、こっちからどうすることもできないのであまり俺からは関わりあわないようにしよう
どうせ、こっちが何もしなくても向こうからどやどや言ってくるのに
わざわざそこに自分から突撃していくのも意味が無いというか苦行だ
病院の位置をカーナビにセットすると目的地まで10分程度の短い道のりで安心した
この人と近くにずっと居るのは少々気疲れ、ではないな
俺の精神がまいっちんぐになってしまう
そもそも俺は初対面の人間には無口キャラなのでそこは問題ない
とある場合を除けば、だが
まあでもその人も横に祖母と母が居るのでわざわざ俺にばかり話しかけてくるわけでもなく
俺と話すよりそっちの二人と話すほうが昔話も弾むから良いのだ
というか俺は運転中だしな
「残り5分でお風呂が沸きます」の変わりに「およそ5分で目的地に到着します」という
合成音声の無機質な音が蝸牛神経に届いた
ここからは信号が無いので良いのだが如何せん住宅街のど真ん中にある病院で、道が狭い
どうやらここは救急車が来れる様にはなっていないようだ
駐車場に入ると目を疑うような狭さでロータリー兼駐車場のような作りになっていて
建物の大きさと駐車場の大きさがどうも割に合ってない気がする
10台も止めれない
後々考えると裏側に入ってないので裏側に大き目の駐車場でもあるのかもしれない
が、ここは一筋縄でいかず
どうやら通り過ぎてしまった様で
おばさんはしきりに
「ごめんね、いつも自転車でここに来るから道が良く分からないの」
という様な台詞を吐いているのだが
いや、それでも何となく方向とか分かりそうなものだが
と思っても万が一口に出せば何が飛んでくるのか予測もできないので俺はだんまりを決め込む
Uターンできそうな場所を探して(といってもこの車がUターンできそうな場所などそうそうない)
戻ってみると看板があった
「――――病院→200m」
恐ろしく縦長の細い看板で、背景に溶け込んでいる
もう少し経費を割いてくれれば見逃さずにすんだのに
と、当時の院長に80円切手貼って便箋でクレームを出そうと思ったが後ろで怖いおばさんが居たので慎む
この人の前で普段の俺を曝け出すと俺はいつか鬱になる気がする
そんな予感
いや、これはもはや予言
クレープ好きな俺だが、そろそろクレープも食べ終わる頃なのでここから去る事にする
いつか本格的なクレープを作りたいものだ
ちなみに、業務用の直径40cm程度のクレープ焼き器は最低10万円程度するらしく
直径20cm程度の簡易クレープ焼き器は数千円なのだがそんなもんフライパンで同程度のサイズができるので却下
俺もいつか業務用のクレープ焼き器を本気で買おうと思っている
それにしてもクレープ焼き器ってネーミングしかないのか、もうすこし捻れよ
それならば俺が考えてみようかな
…「円盤型本格薄生地広焼装置」
硬いな
「皆もクレープ食べてクレープ」
これでいい
特許申請は本格的にすると2ヶ月間かかるらしく
弁護士を雇ったりなんだりで色々あるらしいのだが
詳細はあまり興味ないので書かない
クレープが運んでくれた数分の幸せをまだ胃の中で味わいつつ
味覚が胃の中まで達していれば飲み込んだ後も味が楽しめるのにと思ったが
肉系とデザート系が同時に合わさると悲惨な味になること間違い無しなので
生体構造が今のようになってくれて助かった
車に戻る途中、またも俺は花美と手を繋ぐ事になるわけだが
青菜辺りに俺の代わりをして欲しい
わがまま世代は苦手なのだ
そして姉+ガキ+俺で歩いているとたまに通行人に勘違いしてる人いるんだろうなあとか思ったりする
大分前に華と2人で判子を買いに行ったときに
華が
「この人の判子を作りたいのですが」
と店員に言うと
「えっと…」
と俺の顔を見て怪訝そうな顔をする
何が言いたい、ハッキリしろ
と思っていると横で華が
「弟です」
という説明を入れてくれたので店員は
「弟様の―」
という感じになった
女の兄弟が居る男の人、もしくは逆でも良いが
その人たちは一見すると恋人もしくは夫婦に見えてもなんら不思議では無いな
と思ったのだが、そういうシチュエーションになる人たちを俺はあまり見たことがないな
俺は姉と一緒に外に出かけることは結構頻繁にあるのだが皆はどうなのかね?
そして車に乗り込み母の従兄弟だか叔父だかの家に行き
母と祖母を回収し、一度ホテルに向かう
外観や内装は確実にホテルなのだがこのホテルの名称は「翠山荘」という
そういえば今回の旅行は「荘」と名のつく場所しか泊まってないな
ああ、一箇所「車内」という場所を除けば
そして見舞いに行くのは「俺・祖母・母+みちるさん」
このみちるさんというのは母の従妹で(祖母の兄の娘)話だけは何度も聞いたことがある
しかし今回ほど百聞は一見に如かずということわざが当てはまったことが無い
なぜかと言うとこの人は俺が出合った事があるタイプじゃなく、新しいタイプの人間で
使用言語は敬語というか丁寧語なのだが
喋り方が凄いトゲトゲしいというか
本人曰く
「ごめんね、おばさん男3人兄弟の中で育ったからこんな感じになってしまったの」
(一番上が姉なので5人兄弟らしいが)
こんな感じ、というか
もう男でもこんな人そうそう居ないよって程アクティブポジティブで相手のことを気遣わなく
自分の言いたいことをどんどん言わないと気がすまない人だ
それは誰に対してもじゃなくて実は「男に対して」だけらしくて
「男なんかに負けるもんか」という強い理念が一貫してあるからだと言う
俺に「悪いけど叔母さん男には容赦しないから」とか言ってくる始末で
そんなこと言われても困ります
と思っていてもそんなの関係無しで本気の本気らしい
また、「俺の周りは変人ばかり説」が新しい伝説を刻んでしまった
総合評価で言うとこの人が間違いなくTOPだけどな
まあ、こっちからどうすることもできないのであまり俺からは関わりあわないようにしよう
どうせ、こっちが何もしなくても向こうからどやどや言ってくるのに
わざわざそこに自分から突撃していくのも意味が無いというか苦行だ
病院の位置をカーナビにセットすると目的地まで10分程度の短い道のりで安心した
この人と近くにずっと居るのは少々気疲れ、ではないな
俺の精神がまいっちんぐになってしまう
そもそも俺は初対面の人間には無口キャラなのでそこは問題ない
とある場合を除けば、だが
まあでもその人も横に祖母と母が居るのでわざわざ俺にばかり話しかけてくるわけでもなく
俺と話すよりそっちの二人と話すほうが昔話も弾むから良いのだ
というか俺は運転中だしな
「残り5分でお風呂が沸きます」の変わりに「およそ5分で目的地に到着します」という
合成音声の無機質な音が蝸牛神経に届いた
ここからは信号が無いので良いのだが如何せん住宅街のど真ん中にある病院で、道が狭い
どうやらここは救急車が来れる様にはなっていないようだ
駐車場に入ると目を疑うような狭さでロータリー兼駐車場のような作りになっていて
建物の大きさと駐車場の大きさがどうも割に合ってない気がする
10台も止めれない
後々考えると裏側に入ってないので裏側に大き目の駐車場でもあるのかもしれない
が、ここは一筋縄でいかず
どうやら通り過ぎてしまった様で
おばさんはしきりに
「ごめんね、いつも自転車でここに来るから道が良く分からないの」
という様な台詞を吐いているのだが
いや、それでも何となく方向とか分かりそうなものだが
と思っても万が一口に出せば何が飛んでくるのか予測もできないので俺はだんまりを決め込む
Uターンできそうな場所を探して(といってもこの車がUターンできそうな場所などそうそうない)
戻ってみると看板があった
「――――病院→200m」
恐ろしく縦長の細い看板で、背景に溶け込んでいる
もう少し経費を割いてくれれば見逃さずにすんだのに
と、当時の院長に80円切手貼って便箋でクレームを出そうと思ったが後ろで怖いおばさんが居たので慎む
この人の前で普段の俺を曝け出すと俺はいつか鬱になる気がする
そんな予感
いや、これはもはや予言
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