午前6時
まだ日も出ておらず外は暗黒に包まれている
とまではいかないが、まだ朝と言うにも程遠い暗さだった
太陽が出ていないのに起こされるなど
人間工学的に問題があるのではないかと思ったが
それなら日が沈んでいるのに眠りにつかないのもおかしい
という意見が出てくるので考えるのを止めた
「最初の方は寝てていいから」
と言われても初対面の自分の年齢の2倍以上の人しか周りに居ないのに
そんな事をできるほど俺は神経が太くは出来ていない
まずはジャパンレンタカーに向かうようで
俺は助手席に座ると目を半開きにしながら前を見ていた
横で何やら戯言が聞こえるが俺の耳には入らなかった
ジャパンレンタカーに着くと出発準備をしているようなバンが止まっている
(あれは・・・・!)
まだ半睡眠中だった俺の脳みそは途端に目覚めた
そう、それは去年山口県に旅行に行ったときと全く同じ車だったのだ
懐かしさを覚えながら荷物を移し変える
そのバンのトランク部分に荷物を運んでいる男性1名と女性1名がいた
「おはようございます」
と、二人が俺たちに挨拶をしてくる
お父さんが「おはようございます」と先に言うので、俺はタイミングを逃し
軽く会釈しただけで終わってしまった
男性の方は声が高く+ハスキーなので独特の声音の持ち主だった
女性の方はごく一般的な人だった
3人で車に乗り込む
お父さんの車は隣にあるケーズデンキに置く事になっていた
―良く分からないがこのジャパンレンタカーの駐車場がいっぱいの時
隣のケーズデンキの駐車場を貸す契約のようなものを結んでいるようだった―
俺はバンの一番左後ろの席に座りシートベルトを締める
車の前側以外もシートベルトをしろと言われ始めてから毎回するようにしている
あまり周りでしている人を見かける事は無いが・・・
結局俺以外の誰もが終始後部座席でシートベルトをする事はなかった
俺も別にどっちでもいいんだけど、した方がいいからしているだけ
別にシートベルトに束縛感を感じたことが無いのでなんとも思わない
隣にあるバカでかい駐車場に車を移動させ
お父さんが助手席に、今運転している男性がそのまま運転続行
女性が前から2列目の右側に座ることになる
さて、男性とか女性ではあれなのであだ名でも着けるか
んー・・・男性はグラサン、女性はロング(髪の毛が)にしよう
さて6人中まだ4人しかいないのであとの二人の家の近くまで行く
近くの大通りを東に向かっていると丁度太陽が強烈な光を溢れ出してくる
そこでさっきのグラサンが生きてくるわけだ
バイザーなんて無くても余裕です、と言った感じで運転していた
俺は眩しい光から目を背けるように横を眺める
流石に午前7時前、如何に大通りでもまだ車は通常時の1/10にも満たない
そして5人目の家の近くまで辿り着く
予め待ち合わせ場所を決めていたのだが
早すぎた為に本人が向かってきている方向に車を走らせた
しかしそれが裏目になり通りを1つ通り過ぎてしまい
逆に相手を走らせ+遠ざかるという皮肉な結果になってしまった
「おはようございます」
と、今までで誰よりもはっきりと大きな声で入ってきたその紳士(あだ名)は
スライド式のドアから入ってくるとロングの後ろに座った
この人は声が低めでがっちりして、お酒を飲んでいるようなお腹をしている
身長は175cmとやや高めだった(後でたまたま得た情報)
ちなみに俺以外は全員50台以上なので、俺からすればおじさんおばさんである
暫く観察しているとこの人は意味も無くべらべら喋るタイプではないと思った
そして、あだ名の通りかなり紳士である
一応、「表向きは」と言っておこう
誰しも少し一緒に居た位ではその人間の本質の1%も理解できないだろう
ただ、2日間一緒に居た俺の勘が正しければこの人は恐らく「いい人」である
グラサンは死ぬほどおしゃべりで常に何かを言っていないと気がすまない様子
しかも半分ぐらいが下ネタなのでちょっと・・・・
最後に乗せたショート(あだ名)はグラサンの女友達らしく
この二人が話を始めると二人でぺちゃくちゃとやかましくなる
そしてその内容も半分は下ネタと言う品の無い二人であった
ロングもおしゃべりでは無いが寡黙でもないかなり一般的な主婦といった感じであった
話す内容も一般的な主婦を思わせるような一般的な雑談
やはり、普通の大人の女性はこういう話を良くするのだなと改めて思う
俺がかなり特殊な環境に育ったのというのがそういう所で垣間見れた
まだ日も出ておらず外は暗黒に包まれている
とまではいかないが、まだ朝と言うにも程遠い暗さだった
太陽が出ていないのに起こされるなど
人間工学的に問題があるのではないかと思ったが
それなら日が沈んでいるのに眠りにつかないのもおかしい
という意見が出てくるので考えるのを止めた
「最初の方は寝てていいから」
と言われても初対面の自分の年齢の2倍以上の人しか周りに居ないのに
そんな事をできるほど俺は神経が太くは出来ていない
まずはジャパンレンタカーに向かうようで
俺は助手席に座ると目を半開きにしながら前を見ていた
横で何やら戯言が聞こえるが俺の耳には入らなかった
ジャパンレンタカーに着くと出発準備をしているようなバンが止まっている
(あれは・・・・!)
まだ半睡眠中だった俺の脳みそは途端に目覚めた
そう、それは去年山口県に旅行に行ったときと全く同じ車だったのだ
懐かしさを覚えながら荷物を移し変える
そのバンのトランク部分に荷物を運んでいる男性1名と女性1名がいた
「おはようございます」
と、二人が俺たちに挨拶をしてくる
お父さんが「おはようございます」と先に言うので、俺はタイミングを逃し
軽く会釈しただけで終わってしまった
男性の方は声が高く+ハスキーなので独特の声音の持ち主だった
女性の方はごく一般的な人だった
3人で車に乗り込む
お父さんの車は隣にあるケーズデンキに置く事になっていた
―良く分からないがこのジャパンレンタカーの駐車場がいっぱいの時
隣のケーズデンキの駐車場を貸す契約のようなものを結んでいるようだった―
俺はバンの一番左後ろの席に座りシートベルトを締める
車の前側以外もシートベルトをしろと言われ始めてから毎回するようにしている
あまり周りでしている人を見かける事は無いが・・・
結局俺以外の誰もが終始後部座席でシートベルトをする事はなかった
俺も別にどっちでもいいんだけど、した方がいいからしているだけ
別にシートベルトに束縛感を感じたことが無いのでなんとも思わない
隣にあるバカでかい駐車場に車を移動させ
お父さんが助手席に、今運転している男性がそのまま運転続行
女性が前から2列目の右側に座ることになる
さて、男性とか女性ではあれなのであだ名でも着けるか
んー・・・男性はグラサン、女性はロング(髪の毛が)にしよう
さて6人中まだ4人しかいないのであとの二人の家の近くまで行く
近くの大通りを東に向かっていると丁度太陽が強烈な光を溢れ出してくる
そこでさっきのグラサンが生きてくるわけだ
バイザーなんて無くても余裕です、と言った感じで運転していた
俺は眩しい光から目を背けるように横を眺める
流石に午前7時前、如何に大通りでもまだ車は通常時の1/10にも満たない
そして5人目の家の近くまで辿り着く
予め待ち合わせ場所を決めていたのだが
早すぎた為に本人が向かってきている方向に車を走らせた
しかしそれが裏目になり通りを1つ通り過ぎてしまい
逆に相手を走らせ+遠ざかるという皮肉な結果になってしまった
「おはようございます」
と、今までで誰よりもはっきりと大きな声で入ってきたその紳士(あだ名)は
スライド式のドアから入ってくるとロングの後ろに座った
この人は声が低めでがっちりして、お酒を飲んでいるようなお腹をしている
身長は175cmとやや高めだった(後でたまたま得た情報)
ちなみに俺以外は全員50台以上なので、俺からすればおじさんおばさんである
暫く観察しているとこの人は意味も無くべらべら喋るタイプではないと思った
そして、あだ名の通りかなり紳士である
一応、「表向きは」と言っておこう
誰しも少し一緒に居た位ではその人間の本質の1%も理解できないだろう
ただ、2日間一緒に居た俺の勘が正しければこの人は恐らく「いい人」である
グラサンは死ぬほどおしゃべりで常に何かを言っていないと気がすまない様子
しかも半分ぐらいが下ネタなのでちょっと・・・・
最後に乗せたショート(あだ名)はグラサンの女友達らしく
この二人が話を始めると二人でぺちゃくちゃとやかましくなる
そしてその内容も半分は下ネタと言う品の無い二人であった
ロングもおしゃべりでは無いが寡黙でもないかなり一般的な主婦といった感じであった
話す内容も一般的な主婦を思わせるような一般的な雑談
やはり、普通の大人の女性はこういう話を良くするのだなと改めて思う
俺がかなり特殊な環境に育ったのというのがそういう所で垣間見れた
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