N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

4度目の誕生日

2011-05-08 20:41:05 | 大切なこと
俺は病気でした
病気になっている事もわからずに
原因は自分の心なので、気づくのに遅れたのです
最近、、、いや実は最初からそうだったのかもしれない
俺は自分一人で成長してきたと思っていた、俺を育てたのは俺だと
ふと振り返ってみたら皆が居ました、誰一人として無駄になった人は居ない(ハズ)
そういう自負心もこの病気を発見させるのを遅れさせたのでしょう

俺は3人兄弟ですが、姉が二人居ます
10歳年上の姉と8歳年上の姉
俺が自我を持ち始めているころには中学生前後です
既に二人はある程度大人で俺の世話を母親代わりにしょっちゅうしていたと聞いています
祖母と両親と姉、ライバルがいなかったためにその全ての人に可愛がられたそうで(記憶には余り無いですが)
そこに今回の病気の原因があるのです
もし男の兄弟(というかライバル)が居たらこの病気にはならなかったのかもしれない
俺の周りの人間は全て俺に対して一番愛情や、友情、つまり「情」を注いでくれる
それが当然だと思って生きてきました(今日まで気づいていなかったど、今思えば)
小学と中学の時はテストの点が良い子も悪い子も、運動が得意な子も苦手な子も、タバコを吸うような不良みたいな子
全ての人と仲良くしていた覚えがあります、その時も俺は輪の中心というわけでもないですけど
周りの人に分け隔てなく愛されていたと思います
高校生の修学旅行は東京ディズニーシーだったんですけど
俺ともう一人仲がいい友達が居て、その周りを5人以上が取り囲んでいました
しかし、その殆どが俺ではなくもう一人の人と仲良くしていて
「俺はこのメンバーじゃつまらんから」という風に誰にも気づかれないように(多分気づいてるけど)
さりげなくそこから去って一人になりました
その時はその周りに居るメンバーと俺はあまり普段から喋らないし興味ないしどうでもいいし
という風に思っていたけど、実は違ったのかもしれない、何故皆俺のほうを向かないのか
それが不満だっただけなのかもしれない
その後は一人でなるべく人が来なさそうなベンチで仰向けになって一人で寝てましたねw
実はその時偶然に俺を見つけた人が居たのですけど、その人とはまだ友達だったりする
多分なんであそこで俺が一人だったかなんて知らないでしょうw
適当な理由をつけた覚えがあるけど、嘘です!!

俺は常に輪の中心に居るという事は言い換えれば「自分の作り出した友達という幻影を囲ませているだけ」
という虚しい結果にたどり着きました、結局俺は一人ひとりと向き合っていなかった
皆俺が一番仲が良いという「自分に都合の良い状況」を勝手に作ってその気持ちを皆に押し付けていただけ
お母さんに「あんたは自分の中に作り出した相手しか見ていない」、そう言われて気づきました
実は1年前にも同じような事を言われたんだけど、その時は俺の心まで届いていなかった
今回、この1年で俺も成長したのか、ちゃんと意味がわかりました
そしてそれがわかった時「ああ、なんだ俺って馬鹿だったんだ」って思って
自分の作り出した幻影を現実の人に当てはめるからおかしいんだって
その事実に気づいた時に、今までの俺が急に馬鹿馬鹿しくなって
何をそんな事で悩んでいたのか良くわからないぐらいすっきりしました!!!

でも今気づけてよかった、これに気づけなければ多分近い将来俺はどうなっていた事か...
それと今までごめんなさい、俺は気づかないうちに縛っていたのかもしれない
急には治らないかもしれないけど、もう原因は分かったし
俺は知らず知らずのうちに圧力をかけていたんですね、それのせいでプレッシャーを感じてしまって...
何故なら「俺が自分の中で作り出した理想をそのまま求めてしまっていたから」だから、ズレが生じてしまう
そして俺がそれに不満を抱き更に求めてしまう、、、この悪循環が成立していたのでしょう
母は言っていました
「自分も相手も全く無理をせず、両方が会いたい時に会って、どっちかが会いたいと思わない時は会わない
そういう関係が理想なんやけど、まさにそれがおーみやな」

俺と母はもうこれ以上腹が割れないぐらい腹を割って、お互いのすべてをほぼ知っているので特別ですけど
確かにそんな関係ができるのが一番お互いにとっても言いよなぁと
どっちかが無理をして、会いたくないのに会ったり、会いたいのに会えないのはいつか終わりが来そうですよね
そういう関係になるのは非常に難しいけど無理じゃない、というか今の俺ならできる気がする


今日も誕生日と言っても過言じゃないぐらい俺にとっては凄い日だ、なので4度目にした
3度目の誕生日は2年前か...昔の俺も色々あったんだな~
ってまだ過去を懐かしむような歳じゃねえっつうの!!!