怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

怪人クンの“神様”

2005年12月06日 | Weblog
「闘魂猪木塾IN熱海」の話はホント尽きない。このブログでも1回だけでは到底書き切れない。ネタがいくらでもあるからだ。下手すると1週間くらいこの話題で引っ張れるかもしれないよ?でも、さすがにそれはしないでおくが(笑)。
というわけで、きのう月曜日の日記に行く前におととい日曜日のつづきから書いてみたい。ちなみに、同イベントの参加総数は58名とか。

17:30開始の和宴会。ホテルスタッフで宴会場へとお色直しだ。昼間のトークライブ会場に畳と和食料理がセットされたのである。
何畳かは分からないが、かなりの大広間だ。上座に猪木さんが少し離れて座る。猪木さんから見ると、参加者のテーブルは縦並びに全部で3つ。塾生たちは2列ごと1つのテーブルを挟んで向き合う形。早い話、全6ブロックが一列に並んでいるということになる。
和宴会では4つのハイライトがあった。まずは序章。全員での記念撮影。宴会での座席もくじ引きだが、この時の並び順もくじ引きだ。願わくば隣を、少しでも猪木さんの近くをGETしたい。しかし怪人クンは、残念ながらいずれもハズレくじ。でもいい。まだまだチャンスはある。お楽しみはこれからだ。

ハイライト其の一。
ゲームコーナー(チーム対抗戦)。スリッパを足だけで隣の人に渡していくリレーゲーム。床に落としてもダメ。足の指だけでつまみ渡しもOK。とにかく空中で渡すのがルール。出発地点は一番後ろの人、つまりは各チームで猪木さんの席から最も遠い人からスタート。アンカー(最前列の人)が猪木さんに渡し、渡されたスリッパを猪木さんが履いた時点で終了となる。一番早かったチームには豪華商品がそれぞれに贈られる。
司会のヤマモさんが各チームに名前を付けた。猪木さんの席より正面向かって右端からビル・ロビンソンチーム。ウィリー・ウイリアムスチーム。モハメド・アリチーム。アクラム・ペールワンチーム。ウイレム・ルスカチーム。ハルク・ホーガンチームという具合。これらの名前は、かつて猪木さんと激闘を繰り広げたレスラーや格闘家たちである。怪人クンがいたのはペールワンチーム。猪木さんに腕をへし折られたパキスタンの英雄だ。何だか縁起でもないチームに入った気がするんだけどなぁ。と思っていたらやっぱりというか…。猪木さんに殺(や)られた名前の我々は見事に最下位に終わる。優勝は猪木塾生徒会長M氏やシャクハチ君がいたロビンソンチーム。48秒という早業だった。まさに呼吸の勝利、連係の勝利といえる。彼らは景品のTシャツやタオルなどの猪木グッズを手に雄たけびを上げていた。

ハイライト其の二。
続いてはジャンケンで残りの景品を争う。さきほどのゲームで景品を手にした上位2チーム以外(まだ何ももらっていない塾生)に参加資格が与えられた。ここからは個人闘争。怪人クンに団体競技は生に合わないようである。個人競技のほうが得意みたいだ。
ジャンケンといえば1年前を思い出す。そう、猪木さんから見事1万円をいただいたのだ。V2なるか?猪木さんに負けた人、あいこの人は失格となる消去戦。1回目も2回目も怪人クンは勝った。残った。3回目。猪木さんと同じ“パー”を出して失格。着席。連覇の夢は消えた。2名が残った時点で両者にグッズが贈られた。
1回戦が終わると敗者復活戦。2回戦の開始だ。闘魂が乗り移ったのか、今度は2人のうちの1人に残りTシャツをもらった。なぜだか相手が猪木さんだとジャンケン運があるんだよなぁ?
ここで凄い発見をしてしまったのだが、読者の方は気づいたかな?前回の箱根と合わせて(1対1ではないが)猪木さんとは何十回とジャンケンをしてきた。ところがだ。まだ1度も負けていないことに気づいたのだ。今回だって、あいこによる引き分けで失格になっただけなんだから。ジャンケン対決。VSアントニオ猪木戦、1引き分け、怪人クンいまだ負けなし!これって凄いことじゃない?

ハイライト其の三。
「お宝自慢コンテスト」。猪木さん関連のレア物グッズから、世界に1つしかないものまで様々なものを出してきた。持参者は順々に1分間の制限時間で宝物を説明した。猪木さんも1つ1つ、“己の歴史”を懐かしそうに見入っていた。猪木さんが厳選した結果、入賞した5つは次のとおり。順位も合わせて発表しよう。
第5位。「アントン・リブ」(その昔、猪木さん経営のブラジル料理のレストラン)のメニュー。
第4位。試合で着用したとされる、おなじみ真紅の闘魂タオル。
第3位。スキャンダルで苦しんだ政治家時代に開催された大学祭のポスター&パンフレット。
第2位。猪木&前夫人・倍賞美津子コラボ写真集。これは猪木塾生徒会長M氏のものだ。「どうぞ、ご覧になってください」とM氏が言うと猪木さんも苦笑い。
第1位(優勝)。怪人クンの同室の一人Eさん。“怪人クンの町”の小学校教諭である彼が赴任する学校に贈られてきた猪木直筆メッセージ入り「スポーツ平和党」の党旗。当時政治家だった猪木さんの党事務所に生徒とともに手紙を出した。そのお礼に届いたものだという。
さすがは「猪木塾」。優勝賞品も“非常識”だった。Eさんには“猪木パチンコ機”がプレゼントされたのだ。この日はその目録が猪木さんから手渡された。Eさんは後日、猪木事務所まで受け取りに行くといっていた。それにしても、パチンコ屋にあるあのビッグサイズの機械を一体どこに置くんだろうか?興味あるなぁ。
こちらも貴重品だ。他の入賞者には猪木サイン色紙または近畿日本ツーリスト時刻表(猪木サイン入り)。同社2006年カレンダー(猪木サイン入り)。この中から選択。近畿日本ツーリストのグッズに猪木さんのサインが入っている、というのもなかなかないことである。面白いよ。貴重だよ。

ハイライト其の四。
シャクハチ君による“尺八バージョン”の猪木のテーマ生演奏と猪木さんのメッセージ。最後はもちろん、1、2、3ダーッ!である。

ヤマモさんとの“ミッドナイト”飲み会にも少し触れておこう。各自で持ち込んだ飲み物。つまみ。酒が入るわ入るわ。アントキの猪木さんが“帯広夫婦”ダーリン&ハニーをからかって遊べば、反対側では猪木談義で盛り上がる男たち。ヤマモさんの部屋には25名近くが集まっているのだ。怪人クンもアントキさん、生徒会長M氏とともに“帯広夫婦”と盛り上がる。“祭り”は深夜2:30まで続いた。
明日の朝は猪木さんも朝食に参加するという。食事タイムは7時から9:30頃までだが、猪木さんは何時に来るかは未定という。それならば、6時には起きて朝風呂だ。早く行って猪木さに一番近い席をGETしなくちゃ。
あ、もうあと3時間で起床だよ。

ここからようやく月曜日の日記である。
Aさん、Eさん、怪人クンの3名は、7時には朝食の席にいた。一番乗りである。猪木さんの座る席のすぐ前だ。しかし、早く食べ過ぎてもいけない。かといって遅すぎても料理が不味くなる。よし、5分おきに各おかずとご飯と味噌汁を一口ずつ食べようか?そんな馬鹿なことを考える。続々と参加者が来た。猪木さんはまだだ。朝から怪人クンは饒舌だった。テンションが高い高い。自分でもなぜだか分からないくらい飛ばしまくる。周りの人もゲラゲラ笑う。お運びのおばちゃんまでからかう始末。

猪木さんが現れたのは8:05頃だった。「おはようございます!」という怪人クンの声に笑顔で挨拶を返してくれた。猪木さんの前にみながどっと群がる。怪人クンはもちろん猪木さんのすぐ向かいにいる。ベストポジションと言っていいだろう。
「みんな、仕事行かなくて大丈夫なの?」と猪木さん。
塾生から質問が飛び交う。怪人クンも絶好調!ますますテンションが上がり出す。ポンポン質問をぶつけた。
「昨夜はよく眠れましたか?」
「ニューヨークの自宅にゆっくりいる時間はあるんですか?」
「息子さんはやっぱり体大きいんですか?格闘技に興味は示さないんですか?」
「猪木さんもご自身でパソコンやるんですか?」
たわいのない内容だか、そこがいいのだ。いつもの話はメディアからも飛び込んでくる。マスコミで報道されないことを集中して訊いた。こんなことも訊いてみた。
「猪木さんのケータイの着メロはやっぱり『♪INOKI BOM-BA-YE』ですか?」などなど…。こんな質問にも笑顔で、実に丁寧に答えてくれた。
この中で1つだけ猪木さんの回答を書いておく。ケータイについてだ。これは前々から訊いてみたかった。注目の答えは…。
「最初から入ってるやつだよ」とのこと。猪木さんはダウンロードせず、プリインストールされたものを使用しているわけだ。“猪木のテーマ”を着メロにはしていなかった。
こんなことは「闘魂猪木塾」などのイベントで、ご本人に会ってじゃないと訊けないよね?あとの答えについては、“参加したものだけが知る”としておこう。ムフフフ。
みんなからもたくさんの質問が飛んだ。実に90分も朝から猪木さんは我々に付き合ってくれたのだ。ありがとうございます。
質問攻めの猪木さんは食事どころではない。結局、一口も口にせず時間が来てしまった。それでも嫌な顔一つしない。嬉しそうにどんな質問にも答えてくれた。一緒に楽しんでくれた。
やっぱり怪人クンの“神様”、アントニオ猪木は最高だ!


※参加者のみなさんのことをもっと書きたいのですが、これ以上の長文はちょっと…。今さら言うことじゃないでしょ?ごもっともです。ハイ(笑)。
※猪木塾生徒会長M氏ともたくさんお話ができました。フクちゃんとも馬鹿をやりました。シャクハチ君よ、“恋敗(れんぱい)脱出プロジェクト”を立ち上げようか?(笑)。猪木さんからも「ここにももう一人(フラレ男)いたか?」と怪人クンは言われたし…。アントキさんも、Aさんもまた会いましょう!みなさんもまた近々ね。
※ホテルのベランダから撮影した光る海(写真)。