怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

“ターザン愛”で緊急参戦!

2005年12月26日 | Weblog
魔裟斗が“K-1愛”で「Dynamite!!」(12・31大阪ドーム)出場なら、怪人クンは“ターザン愛”で12・25忘年会緊急参戦だ!

やっぱり男はやってきた。一度は欠場宣言したこのイベントに、東京滞在たった3時間という強行スケジュール。その様は昭和30年代(?)、モノクロ画面。怪人クンがまだ生まれてなかった時代のヒーロー「月光仮面」。“疾風(はやて)のように現れて、疾風(はやて)のように去る”。まさにそのもの。
怪人クンの名付け親、ターザン山本!さん主催とあらば行かないわけにはいかない。先日いただいたポストカードには『怪人クンはターザンチルドレンですよぉぉぉ!』と書かれていた。こんな光栄なお言葉まで頂いて、不参加とはバチ当たりもいいところだ。自分で言うのもなんだけど、律儀だよなぁ(笑)。
実は今回の参戦、うたさんが水面下で怪人クンを口説き落とした、というのが真相なのだ。名付けて“うたまくら!スーパー・アングル”とでも言っておこう。

16:30には東京駅に着いていた。待ち合わせは18時。開始は18:30。だいぶ時間がある。しかしだ。方向音痴の怪人クンにとってはこのくらいの余裕が必要。
会場となる立石までの道のり。頼るは1枚のメモ。今年の2月までターザンさん宅に住んでいた元“下宿人君”が直筆で書いてくれたものを見ながら電車を乗り継いでいく。彼はとても判りやすいものを渡してくれた。これを見ながら“ターザンさんの町”へと急ぐ。
東京駅からJR山手線で秋葉原へ。続いては総武線に乗り浅草橋で都営地下鉄の京成線電車に乗る。ここまではなんとか順調にきた。ところが、押上の駅でこの電車が青砥(あおと)まで行ってしまうことを知る。そこは怪人クンの常宿、カプセルホテルのあるところ。立石の1つ向こうの駅である。アナウンスはドアが開いてからされたため慌てて飛び降りる。もう少し余裕をもって言ってほしいよ。気が利かないよなぁ。

17:15。立石商店街の方へと降り立つ。うたさんに電話すると『踏み切りを渡った側、今いる反対側にあるサンマルクカフェにいて』という。
店に入りひとりでアイスコーヒーを飲んでいると「ターザンさんの関係の方ですよねぇ?」若い男性に声をかけられた。のちに彼が“そろばん君”(そろばん日本一)であることを聞かされた。二人で話していたところへうたさんはじめ、おなじみのメンバーも続々登場。きりたんぽ男さん。ダ・チキン君の顔もあった。彼らはこの日、中山競馬場で行われた「有馬記念」を観てきたようだ。武豊の騎乗した怪物・ディープインパクトはまさかの2着に終わった。しばらく談笑してからうたさんがリザーブしたという店に移動。18:10頃のことだ。

へぇ~、お洒落じゃん。これがその店の第一印象。和風。とても落ち着いた造りの料理屋。2階の座敷。
本日のメインは鍋料理。通された部屋にはすでに材料がデーンとセッテイングされていた。いち早く来ていたマスコミ学校の女性、あずささんと話をした。
うたさんは怪人クンをVIP待遇してくれた。女性陣がいるターザンシート側に怪人クンの席を用意してくれていたのだ。粋だよなぁ。泣かせるなぁ。ありがとう!
集まったのは総勢50名。都合により、ターザンシート(18名)、うたまくら!シート(多数。ほぼ男性のみ)と2部屋に分かれる形になってしまったが、まぁ、それは仕方がない。途中、Y永君とも顔を合わせた。そういえば、うたまくら!シートは合宿所のノリだと参加者の女性が言っていた。

こちらはターザンシート。宴会が始まると怪人クンの右隣には『天才日記』でもおなじみ、“かつお”が特に有名なターザンさん行きつけの定食屋「与作」のお兄ちゃんが座った。お兄ちゃんとは何かと隣になることが多いのだ。縁があるよね。左隣には「実践文章講座」のムードメーカー“立ち読み君”という男性と連れの小説家(男性)。向かいにはベッキーなどタレントのスタイリストをしているという女性とそのカレシ。
アナウンサーの勉強もしたというこの彼女は自己紹介で「私、滑舌がよすぎるのでダラダラしゃべるのが理想です」と言っていた。そうそう、会には子連れの人もいた。
ちなみに、さきほどの“立ち読み君”は最初の名前を“知恵熱クン”とターザンさんから命名された。言ってみれば最初が“ホップ”。現在の名前が“ステップ”ということか?となると、最終進化形、“命名三段跳び”があるかもしれないねぇ?果たして彼に付けられる次ぎなる名前、“ジャンプ”的なニックネームは誕生するのだろうか?注目である。
“ターザンワールド”にはホント、個性溢れるメンバーが揃うよなぁ。彼ら数名と名刺交換をした。たくさんの出会いに感謝したい。

残念ながら怪人クンは途中退席。宴は実質90分―――。
短すぎた。あっという間だった。もっともっと楽しんでいたかった。でも、電車の時間がある。20:15にはここを出る。その前にうたまくら!シートにも挨拶に行く。お~、盛り上がってるなぁ。怪人クンの音頭で1、2、3ダーッ!の大合唱だ。これはキモチイイよ。元気になる。

もしかすると、うたさんにとっても怪人クンの我(が)がままに長時間振り回されるより、このくらいがちょうどいいのかもしれないなぁ?(笑)なにせ、“怪人体力”は消耗も激しい。自己中丸出しに暴れるだけ暴れて、騒ぐだけ騒いだらあとはもう…。気まぐれなカラータイマーは瞬時にして赤く点滅してしまう。怪人クンは電池切れも早いのだ。
だからというわけではないが、自分勝手ゆえに人生も恋愛も、すべてが予告編。ダイジェスト終わってしまうことが多い。本編に辿り着くまでに果ててしまうのだ。幕が開いた時にはすでに予備タンクもからから状態。容量以上のことをすると、あとからいろいろボロが出てくる。ターザンさん曰く“内弁慶”(自己中特有の)。こと都会では長期戦に向かないタイプの“人間”のようである。言い換えれば、今宵みなさんの前に現れた怪人クンは、果てる前の怪人クンだった、というわけだ。

まぁ、それはさておき。とにもかくにも、来てよかった。うたさんよ、最高の時間をありがとう。いろいろとご苦労さまでした。クリスマスの夜の“うたまくら!プロデュース”、最高だよ!


※うたまくら!シート。炎上する“ターザン・ファミリー”たち(写真)。