怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

“その男”に感謝

2005年12月14日 | Weblog
たかがTV。されどTV―――。
それは昨日、月曜深夜のこと。画面に映る“その男”が怪人クンに大きなヒントをくれた。というよりは、忘れかけていたものを思い出させてくれた。気づかせてくれのだ。

求めるな、与えよ。思いやれ。
他者を喜ばせよ。驚かせよ。楽しませよ。笑わせよ。

自分というもの、我(が)は捨てる必要はないが、状況、場所、その時々で分けなければいけない。この“当たり前”のことができなくては「他者のために何かを…」はまずムリな話。怪人クンよ“己ありき”を捨てろ!まず何より“相手ありき”を考えろ。相手の気持ちになることは、自分を捨てることでもなく、“いいなり”になることでもない。履き違えるな。

あれは遠い昔。我(が)がままな男にも他がために尽くし、何かを与え続けていた時代があった。物とかではなく、精一杯の優しさを見せていた時代(とき)があったのだ。そのつもりでいた。真心とか、誠意というようなものを。その女性(ひと)の喜ぶ顔が見たい。驚く顔も見たい。笑顔が見たいとマメに動いたものだ。信じられないでしょ?これでもね、あったんだよ(笑)。しかし、そのすべてがことごとく砕かれていった。悪い言い方をすれば利用されたこともある。相手は、半年にも満たない短い期間だったが付き合った年上の女性である。

あれから十数年。気がつくと何かを“する”、“してあげる”ことがトラウマになっていったように思う。あの瞬間からその部分が欠落していった。いつでもどこでも、どんな女性に対しても我(が)を押し出すようになった。これはある種の“恋愛不信”といえるのか?
始まりは今思えば、ホント小さなことだったかもしれないが、そう思ったらいつの間にか”我(が)人間“になっていた…。そんな気がする。
他者を思いやるより、自分を押し通すことのほうが楽に決まっている。
「思いやっても無駄だよ…」。恋愛というものに対して最初から“諦めの心”や“投げやりの心”、“ひん曲がった心”が染み付いてしまったようだ。

そこは“恋愛バーチャル”の世界。キャバクラに行けば会った瞬間からやさしくされる。裸の王様だろうが、カネさえ払えばその空間、時間内はある程度までもてはやされる。楽しめて居心地もいい。そんな場所でいつの間にか安住を求めてしまうようになった。何度と恋にもおちた。
先日の“待ってろ!”発言は撤回する。思いやりのない発言でした。お詫びいたします。

染みついてしまったものはなかなか戻らない。“自己改革”にはかなりの覚悟とエネルギーが必要だ。それでも、もう一度“原点回帰”してみよう。キャバクラでも、それ以外のあらゆる世界でも1に思いやり。2に思いやり。3、4、5、6思いやり。
今一度、あの頃の怪人クンを呼び覚ませ!
TVでしか見たことのない“その男”に感謝する。ありがとう、“恋する日本代表”よ。男の名である。

もう過去をいいわけにするのはやめる。何があったかもこれ以上細かくは言わないでおく。ここに書くのは最初で最後。
道は険しいぞ?やれんのか?オイッ!そんなことを思った火曜の夜だった…。


※13日に行われたアントニオ猪木の記者会見、発電機事業のニュースを見ようと「報道ステーション」(テレビ朝日)を最後まで見たのですが放送されませんでした。古舘伊知郎氏が猪木を読む。“金曜8時”世代としてそんなシーンを心待ちにしていたのですが…残念!
※昼頃うたさんから電話がありました。「ブログがボロボロだなぁ(笑)」と言って笑ってました。まぁ、いろいろあるよ。そんなうたさん撮影の「うたまくら!写真館」。本日はこちら。有楽町にて(写真)。