NIKON Sマウントもしくは旧コンタックスマウント(RF)の
マウント部にある引掛りの棒・・・あれは何の役に立つの
だろうか?
ショーケース越しに見るだけでもあの手は・・・?なんか
重要な要素を持っているのでは?と思う事もあるかもしれ
ない。今回はその謎について実験してみた。
まず赤枠の箇所が今回のテーマの主題である。下部にはマイナスネジが
2本付いているのでこれをはずせば今回の疑問への解決となるだろうと、
精密ドライバーで丁寧に取り外してみる。
はずすのは大した事もなく難なく出来る。
はずした状態のL-Sマウントアダプター。
先ずは旧コンタックスレンズゾナ―50mm/f2.0をとりつけてみる。
設置位置に持っていき最短~無限にしても逆さに
しても何にも変化なし。普通につながっている。
次にNIKON Sマウントレンズを用意して同じように取りつけてみると・・・
落ちる!
この差は何かと言うと、マウントアダプター内側にある内爪用の
溝に、コンタックスのレンズは溝ギリギリに入り込む為、レンズ
ピントを回しても抵抗があり外れないのに対して、Sレンズは溝
にたいして多少余裕があるため先ほど外した爪がないと留めが
なくなり外れてしまうのである。
よってあの部品はレンズのピント合わせ回転に伴いレンズが
外れるのを抑止するとともに、回転の力をマウント側に伝えてい
るものと分かった。
意味のない部品では無いと・・・にしても何故こんな複雑な構造
にしたのだろうか?(@_@)?
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