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バルナックカメラでの接写撮影 ヌーキー

2013年09月22日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

レンジファインダーで撮影しているともう少し寄れたら・・・
と思うことがある。

何分にも最短距離85~100cmくらいのレンズでは
花をちょっと撮影するにもそう易々とはいかないのだ。

また室内で写真を撮る機会があってもちょっと近い・・・
というのが多々ある。そう思うと木村伊兵衛先生の瞬殺
撮影は絶対距離感と、絞りの使い方が神業というのも
少しは分かる。(100%分かれたら、距離計なしのバルナック
を使うのだろうけど)

等と考えているうちにヌーキーを久しぶりに見かける。

 

 

 

昨今レンズアダプターを使用してのオールドレンズを楽しむ
ことが人気になっているようだが、それはフランジバックの
差を距離を取らせて調整するものだが、写真の場合はその
距離で近接撮影をさせようというもの。

 

とりあえずGXRに取り付けてみる。

なおこのヌーキーはエルマー用とズマール(ヘクトール・ズミタール)用と
2種類あり、前期後期とまたわかれるらしい。

また↑でレンズ横に黒枠が来ているのはLMカプラーを介しているため
この位置になってしまう。(ちなみにM型につけてもこのようになる。)
そしてこのMLカプラーのリング形状で気を付けないと面倒なことも発生
することがわかった。それは次回。

 


↑バルナック型につけると黒枠がファインダー部分に合致する。

 


↑ レンズを外した正面より。ファインダーなどにはモザイク処理入



↑正面に使えるレンズ名の彫がある。のだが・・・本当にエルマー
付かないのかな~とやってみると



↑このように付いてしまった(しまったというのもどうかとは思うが)
個体差はあるのかもしれないが、ヌーキー側のレンズを固定する
溝よりもエルマーのほうが若干薄いので合体作業はズマールより
楽だった(;'∀')、なおかつ当たり前だがデジタルだとそのまま見た
とおりのピント合わせができるので撮影そのものも影響なく写せて
しまった。(バルナックではまだ実験していない)


下にしても落ちない。ただ外れやすいかもしれないけど・・・気を付ければ
いいレベルだろう。(たぶん)

個人的にはエルマーのほうがカッコいい!

と外観的なことはこれくらいにし実際にどれくらい寄れるようになる
のだろうか?

ズマール+GXRで実際に撮影すると


↑ ズマール単体での最短距離撮影

 


↑ ズマール+ヌーキーでの最長距離撮影

 


↑ ズマール+ヌーキーでの最短距離撮影

 かなり寄れることがわかる。世間一般にデジカメでできる1センチ接写には
遠く及ばないが、ここくらいまで寄れれば実用性も高いだろう、ただつけたり
外したりと大変だろうが。

余談だが、小西六50㎜/f3.5がヌーキーに付くか試してみたが、沈銅部分が
沈みこみがエルマーやズマールに比べて浅いのでヌーキーの爪まで届かなか
った。

日本光学(NIKON)やCANON、東京光学、ロシアレンズにも沈銅レンズが
でているが沈み込みと爪の厚さ次第では合体ロボみたいに遊べるかもしれない。


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