今日も良い天気なので、”OT”の締めは先生の見守りで二本杖での外歩きです。
せっかくのチャンスなのに、思いがけずのビル風が強くてチョコット小回りで中へ入りました。
この病院のシンボルみたいに駐車場の一角に従軍看護婦(?)の慰霊碑が立っています。
部屋へ帰ったら丁度担当の看護師さんが来られて、筋向いさんを交えて昔の話になりました。
熟年の看護師さんは「私たち卒業式にはあの紺の制服を着て参加したのですよ。靴は編上げの皮靴履かされたわ。」という話から、「戦争前からそんな服やったんやね。戦時中は看護婦さんには勉強ができる人しかなれなかったよ。金沢にも陸軍病院なんてあって従軍看護婦でうちのおばさんなんか戦争に行ってたわ」「そうそう男子は幼年学校とか少年航空兵なんてエリートやったしね。」
そういえば「昔七尾から師範を受けに来てチンチン電車に乗ったわ。そんなころは米かついで金沢へ出てきて泊まったもんやけど」なんて先輩が言います。あの頃に戻りたくはないけど、若かったねぇ。」
看護師さんは「うちの舅さんも同い年やけどすごく達者で何でもしてくれるんで助かっとるわ。」
従軍看護婦さんの銅像からなんかしんみりした話になりました。