健康定食BLOG版

心も身体もほっとするオリジナルレシピを中心に、レストランや食材なども満載の食ブログ

お花見と桃の花のお仕事

2006-03-31 14:55:31 | 
南アルプス・ファームフィールドトリップというNPOが開催しているイベントのお知らせです。4月8日の土曜日。桃の花の摘花のお手伝いをしながら、果樹園の中でお昼ご飯。先日は、冬の最中、リンゴの剪定のお手伝いをして(といっても体験程度ですが)ピザなどを焼いて食べたのすが、とても楽しかったです。もしよろしかったら参加してみませんか? もしも、もしもですが、このブログをご覧の方が参加していただけた際には、健康定食実食版をちょっとだけやってもいいかな、なんて考えています。

ご家族連れ、お子さん連れも大歓迎。前回は、幼稚園から中学生までいっぱい参加していました。参加費は2500円(幼児無料)。参加費には、桃のジャムひと瓶と、8月の桃2kgのお届けを含みます。すごくリーズナブルでしょ?

春本番。八ヶ岳の麓で、農村体験してみませんか?

南アルプス・ファームフィールドトリップ



花見のついでに

2006-03-30 14:21:33 | 
今年はまだ行けていないのですが、花見なら浜離宮から隅田川上りがお勧めです。昨年使っていないカットがあったので、菜の花の写真です。汐留、新橋からすぐの浜離宮では桜ももちろん、見物なのですが、入り口すぐにある菜の花も絶景です。しばらく花を見たら、園内にある桟橋から隅田川を上って、と。なかなかいいコースですよ。

小松菜と豚バラ肉の花椒炒め

2006-03-29 10:57:43 | 
花椒は中国の山椒。ホワジャオと読みます。麻婆豆腐の辛さは、本来はこの山椒の辛さだといいます。この花椒を使った豚バラ肉とキュウリの炒め物は以前にも紹介したかもしれませんが、今回は小松菜で。この小松菜は家庭菜園のもので、収穫したてです。味付けは酒少々と醤油だけ。シンプルながら花椒の香りが食欲をそそる一品です。

[材料]豚バラ肉固まり、小松菜、ニンニク1かけ、花椒、酒、醤油。

[下ごしらえ]豚バラ肉は5mm厚くらいにスライスし、軽く塩胡椒を振り、さっと炒めておきます。小松菜は食べやすい大きさに切り、こちらは根元の方をしっかり炒めておきます。花椒は、すり鉢でするか、胡椒ひきに入れて細かくします。ニンニクはスライスに。

[調理開始]サラダ油(あれば大白ごま油)大さじ2を温め、ここにニンニクスライスを入れ、下炒めしておいた豚肉と小松菜を入れて炒めあわせます。ここに、花椒を入れ、あわせていきます。酒大さじ1、醤油大さじ2~2+1/2程度で味を付け、仕上がりです。


ホワイトアスパラの季節です

2006-03-28 13:41:11 | 
ホワイトアスパラがおいしい季節になりました。日曜日に新宿のデパートでホワイトアスパラを買って食べたのですが、やはり市販されているのはなかなかいいものがなくて、そうだ、ノザキ行こう! ということで、おいしいホワイトアスパラを食べてきました。食べ方はいろいろで、ソテーしてパルミジャーノを乗せるか、半熟卵をのせてパルミジャーノを乗せる(ビスマルク風)かが主流なのですが、今回は野崎さんのお勧めでトリッパといっしょに煮込んだものをいただきました。おいしかったです。味付けとかではなくて、それそのものが旨い! ホワイトアスパラはこの季節だけですが、これに近い旨味が味わえるのは、ネギです。このネギを長いまま魚焼き機で真っ黒になるまで焼いて、中だけ食べるのです。一切の調味料いらずで、おいしさが味わえます。

ノザキは、僕の大好きなイタリアレストランで、席数も少なく、落ち着いた雰囲気でおいしい料理がいただけます。少人数で楽しむのに最高のお店です。de sot bar NOZAKI

下の写真は、イワシの中に松の実やいろんなハーブを詰めて揚げた前菜。絶妙な味付けのトマトソースの海に浮かんでいます。まさに絶品でした。



珊瑚礁のカレーライス

2006-03-26 23:55:04 | 
最近、辛いものが苦手になったのですが、湘南に来たらやっぱり食べたーい! ということで立ち寄った珊瑚礁ですが、ここのはあまり辛くないので、大丈夫でした。本日のカレーは、アワビのカレーと子羊タンの炭焼きのカレー。どちらもおいしかったです。写真は、子羊タンの方です。店名は正式には、モアナマカイ珊瑚礁ということで、海の見える方です。本店は鎌倉プリンスホテルの上にあって、こちらは落ち着いた雰囲気です。海の見える方のお店のおすすめは、なんといってもテラス席。昨日はさんさんと注ぐ太陽と海からの心地よい風に吹かれながら、もう生ビールがこんなにおいしいんだ、って。幸せな気分になれる空間です。HPはないようなのですが、「珊瑚礁 カレー」で検索するとお店の情報はいっぱい出てきます。これからの季節、いいですよ。

早春の湘南はいいですね

2006-03-26 10:18:25 | 
昨日は、友達と一緒に湘南に行ってきました。風は少しだけ冷たいですが、天気もよく、海もきれいで。家族連れ、カップル、友達連れ、サーファーなどなどが湘南に集結していました。久しぶりに訪れた珊瑚礁も、満員御礼で、すごい繁盛ぶり。うまかったです。海の風を浴びながら、自然との一体感を味わった休日でした。

伝統の焼畑農法を守るおばあちゃん

2006-03-20 13:13:37 | 
「これより、このやぼに火を入れ申す。へび、わくどう(蛙)、虫けらどもそうそうに立ち退きたまえ。山の神様、火の神様どうぞ、火が余らぬよう、また、焼け残りの無いようおん守ってたもうれ」。これは、焼畑農法を59年続けてきた宮崎県椎葉村のおばあちゃんからの聞き書きの一節。山の神様に守られながら、自然の中で生かされてきたことへの感謝が伝わってきます。作物はそば、稗、粟、大豆、小豆。質素ながら、豊かな食生活がひろがってきます。26日の森の聞き書き甲子園フォーラムでは、こんなおばあちゃんや、おじいちゃんがインタビューした高校生と一緒に参加して、森のリアルライフを語ってくれます。人に触れるだけでも、その人の背後にある自然が感じられることもあります。26日の日曜日は、東京の街中に出現する森の世界で過ごしてみませんか?

参加してくれる森の名人は、この焼畑農業の達人緒方クニさん、秀行さんご夫妻、炭作りの名人小瀧寅夫さん、オランダから来た紙漉き職人アウテンボガルト・ロギールさん、茅葺きショック人の岡本正志さん、造林の名人高橋清治郎さん。もちろん、この人たちからお話しを聞いた高校生も。


森の聞き書き甲子園フォーラム
日 時: 3月26日(日)  12:45~16:00
会 場: 江戸東京博物館 ホール(1階)

詳細と申し込みは森の聞き書き甲子園のページで。

森の聞き書き甲子園フォーラム

2006-03-17 23:39:52 | 
森の聞き書き甲子園って、ご存じですか?  炭焼きの達人、焼畑による雑穀づくりの名人、あるいは紙漉きや茅葺きの職人など、今もなお活躍されている「森の名手・名人」がいます。でも、その人達の手業の伝統は絶えようとしています。その人たちのもとに、都会の高校生が伺って、話を聞く。

ただ聞くだけではありません。何日も何日も聞いたお話しを、聞き書きのノウハウで、文章にまとめる。一切の感想や、地の文は書かずに、すべて名人や達人の言葉で構成する。聞き書きの指導は、それこそ聞き書きの名人・達人の塩野米松さん。

今年で4年目のこの活動、毎年100名の高校生が100名の森の達人にお話をうかがい、300本の聞き書きが生まれています。そして、4年目の成果を発表する場が今回のフォーラムです。聞き書きした高校生による発表や名人の技を記録したビデオ上映などが予定されています。

OB、OG達の一部は、森とのつきあいを続け、千葉県に「共存の森」を作ったり、さまざまな活動をしています。お子さんを、この甲子園に送り込もうかとお考えの方、あるいは、森の名人に話を聞きに行きたい高校生。あるいは、もう高校生ではないけれど、もしいま高校生だったら参加したのに、と思っている方。ぜひ、高校生や名人・達人に会いに来てください。コーディネーターの 塩野米松さん、阿川佐和子さんも参加します。私も客席ですが、伺おうと思っています。

日 時: 3月26日(日)  12:45~16:00
会 場: 江戸東京博物館 ホール(1階)

詳細と申し込みは森の聞き書き甲子園のページで。

京風? 肉南蛮うどん

2006-03-15 12:34:28 | 
うどんは大好きなのですが、いつもいつも同じ味では飽きてしまいますね。今日は、京都風の白うどん風の薄味だけど、その分をとろみのあるお出汁でカバーするといううどんです。ものすごーく、おいしくできたので、ぜひお試しを! 出汁の味が前面に出るので、昆布とたっぷりの鰹節を用意してください。

[下ごしらえ]2人分として。昆布と鰹節で出汁を取ります。鰹節は、1分くらい煮出す感じで濃いめにとってください。ネギ約1本分を斜め切りにします。それとは別に、ネギ半分を5mm厚程度の小口切りに。さらに、薬味のネギも用意します。豚バラ肉薄切りは食べやすい大きさに切って、醤油、酒、塩を少量振り下味を付けておきます。

[調理開始]うどんを茹でます。乾麺でも、生麺でもかまいません。細い面の方が出し汁が絡みやすいのでお勧めです。

濃いめの出汁に、酒大さじ2、砂糖小さじ1、みりん大さじ1、塩小さじ1、醤油大さじ1を加えます。甘みは酒とみりん中心、塩分は塩中心で、醤油は風味付け程度と心得てください。これで味を見て足りなかったら、塩を追加してください。後でとろみをつけますので、つゆ単体で味が良ければOKです。

これに、豚バラ肉を投入、灰汁を取りながら、色が変わったら薬味以外のネギを入れます。ネギはとろとろくらいがおいしいです。

うどんがゆであがったら仕上げです。水溶き片栗粉を作り、つゆに入れていきます。あまり堅いのは食べにくいので、とろみがつく程度で。最後にしょうがをおろして、絞り汁を、量にして小さじ1/4くらい。ほんの少々加えます。

どんぶりに、うどんを入れ、具と一緒につゆを注いで、薬味のネギを添えてできあがりです。軽く、七味などを添えて。


絶品、マグロ漬けどんぶり

2006-03-13 11:41:02 | 
漬けどんです。鉄火丼と違うのは、マグロが漬けになっているところで、これだとマグロはさほど上等のものでなくてもおいしくできるというわけです。用意するのは、マグロ(柵でも切り身でもOKです)と、しょうゆ、みりんとすし飯だけ。これに、しその葉と、甘酢ショウガ、海苔や生わかめがあればなお良し。あとはわさび。

[下準備]マグロは柵なら、柵のままでもOK。醤油とみりんを1:1で混ぜたタレに漬けます。柵の場合はジップロックみたいな密封できる袋に入れておくといいでしょう。これを冷蔵庫に入れて、最低3時間は置いてください。ご飯は、5%ほど水を少なめに炊いてください。炊くときに昆布を入れておくとさらにおいしいです。炊きあがったら、すし酢を混ぜます。すし酢は最近我が家では、美濃内堀醸造さんの純米有機すし酢(絶品! お勧めです!)を使っていますが、酢3:砂糖2:塩0.3で調合してもOK。

[仕上げ]マグロは、柵の場合は、漬けダレから出して、食べやすい大きさに切り、再度タレにつけます。これは数分でも構いません。この時、タレに少量のわさびを混ぜると、隠し味になっておいしいです。わさびは仕上げに付けるのですが、それとは別で。すし飯をふわりと載せたどんぶりに、しその葉の細切りを散らし、マグロを並べていきます。わさびを中央に載せ、細切りの海苔を載せてできあがり。好みで甘酢ショウガや生わかめ(残ったタレに和えます)を載せてもおいしいです。