健康定食BLOG版

心も身体もほっとするオリジナルレシピを中心に、レストランや食材なども満載の食ブログ

種シリーズ、今度は枇杷です

2005-08-25 09:01:49 | 
枇杷です。あの1cm角くらいでごろごろしている種を植えて、約2か月経過したものです。枇杷って木なんですよね。それなのに、まだ、幹は柔らかさが残り、幹も葉も、あの枇杷の実のように柔らかい毛で覆われています。ほぼ同時に植えた、リンゴやレモンの幹が木らしく硬くなっているのと比べると対照的。

対照的といえば、僕の心の中を覗いてみるとさらに対照的です。これだけ、生長してくれているのにあまり愛着を感じないんです。リンゴや、レモンはいつも撫でたりしているのに。不思議なものです。もっと、愛してあげなくちゃね。

アボカド

2005-08-22 08:18:53 | 
アボカドです。不思議な生長をしています。あの大きくて硬い種のどこから芽が出るのか、不思議でしょうがなかったのですが、あまりいじるといけないと思って、覗いていません。すっと芽を出し、上の葉が開き、次第に下の方の細い葉の元みたいなのが葉になっていきます。不思議です。現在、長さが15cmほど。この後、どうしたらいいのか? ご存じの方がいらしたらおしえてください。

麻生十番祭りで風丸を!

2005-08-20 11:56:03 | 
昨日、今日、明日と東京港区の麻布十番で行われている麻布十番祭り。外国の大使館とかがお店を出したりしている、というので話題のお祭りでしたが、今回からさらに地方の特産物を紹介する出店がたくさん出ていて、これがすっごく面白いし、おいしい! その中に、青森県代表として、何度か紹介している毛豆の風丸も登場しています。出店には、生産者の木村さん(右)や毛豆クイーンの柳澤さん(左)も出ています。

おまけに、ただで、試食もできます。茹でたのも売っていて、茹でる前のも売っています。ぜひ、ぜひ、ぜひ食べてみてください。そのおいしさを実感して頂けるはずです。いっしょに、ビールも売っています。ビールのおつまみにもぴったり。商店街の六本木ヒルズよりの方から入ると近いです。すごい人出ですから、子どもをお連れの方は、迷子にしちゃわないように!


果樹園、その後

2005-08-18 12:39:06 | 
この間、友達に会ったときに、blogを見ていて、この種シリーズには興味を持てない! と断言されてしまいました。かなりショック。あんな小さな種から、根を張り、太陽に向かって葉を伸ばし、「いのち」を育んでいく姿は僕にとっては感動以外の何ものでもないのですが。これは最初に芽を出したリンゴの生長過程です。全部で6本が育っていますが、きっと根をしっかりと張っているのでしょう。上はあまり育ってくれません。植物の気の長さを前にすると人間はいかに短気なのだろうと思わざるを得ませんね。


自己を超えるということ

2005-08-16 07:50:28 | スロー
過去に読んだ本を、すっかり忘れていてまた購入、というのは少なくとも僕にはよくある。この本も、そのひとつ。だが、大事なところは、結構覚えていた。20世紀の心理学は、「自己実現=個の確立」と「異常心理分析」に明け暮れていたが、トランスパーソナル心理学は、普通の人が個の確立を終え、その後に目指すべきものを探す道しるべになってくれる。どんなに、一生懸命仕事をしても、そしてそれがたとえ認められたとしても、さらには経済的にも恵まれたとしても、それだけでは行き着く先は空しさである。頭のいい人ほど、自分の代わりはいくらでもいると感じ、死んでも何も残らないとわかってしまう。その空しさを払しょくするには、つながりを持つ以外にない。そのつながりは、妻や恋人、子どもといった身近な他者から、地域、社会、世界へとひろがり、さいごには生きとし生けるもの、地球環境、過去と未来を包含する宇宙へと至る。これが、他者への依存、地域への依存、国家への依存にならないのは、個が確立しているのが前提になっているから。

それって、宗教? と言われそうだが、宗教なしにスピリチュアルな境地に到達するための心理学といってもいい。心理学といっても、これまでの分析するだけが能の心理学とは一線を画している「つながり志向の心理学」。僕自身もプロデュースに参加した「21世紀の働き方教室」で得られた僕なりの結論は「人の役に立つこと」で、そのことによって、「人とつながること」こそ、仕事の目的、あるいは仕事そのものではないかと考えていた。まったく見当違いではないのだな、と意を強くした。

トランスパーソナル心理学は、人間性心理学から発展したもので、人間性心理学は、卓越して自己実現を果たし、さらに社会にも貢献している人、つまりは十分に成長した人の特徴を分析することから始まったという。その特徴とは、孤独やプライバシーを好むと同時に、深い人間関係を構築することができ、人類全体への共感や同情をもつことができ、文化や環境からの自立性を持てること。人生を常に新鮮に、そして無邪気に楽しむことができる、などなど。そこから、どうやったら、そうした境地にたどり着けるのかを考える心理学といってもいい。

ここまで読んでも判然としない人。ぜひ、読んでみてください。税別720円はタダみたいなものと思えてくるはず。

講談社新書 諸富祥彦著 『トランスパーソナル心理学入門 人生のメッセージを聴く』



鶏の唐揚げ

2005-08-13 12:48:57 | 
鶏の唐揚げのユーリンチー風です。びっくりするほどおいしいです。ぜひ、お試しを。鶏肉は極力いいものを使ってください。どこで食べるよりもごちそうになりますよ。鶏肉をやわらかく、なおかつ赤いところのないように揚げるのは、やはり経験が必要。何度かやっているうちに、ここぞ、というタイミングがわかってくるはずです。無責任なようですが、がんばってください。

[材料]鳥もも肉皮付き1枚、ネギ、醤油、砂糖、酢、黒胡椒、卵白身、片栗粉、ごま油、きゅうり1本。

[下ごしらえ]鶏肉は、食べやすい大きさに切ります。少しだけ大きめの方がおいしいです。ただし、揚げるにはテクニックが必要。悩ましいところです。塩胡椒、酒、醤油各小さじ1で下味をつけ、卵の白身1/2個分を絡め、最後に片栗粉をまぶします。タレは、酢大さじ2、醤油、砂糖角大さじ1、黒胡椒、ネギのみじん切り、ごま油小さじ1を混ぜ合わせておきます。きゅうりは千切りに。

[調理開始]鶏肉を揚げていきます。中温で2分ほど揚げ、色付いてきたら一度引き上げます。全部揚がったら、油の温度を上げ、全部戻し入れます。30秒ほど揚げたら引き上げ、タレに絡めます。きゅうりを敷いたお皿に鶏肉を戻し入れ、タレも全部かけます。


焚き火

2005-08-08 18:59:19 | スロー
先週の土日で、岩手県の葛巻に行ってきました。森と風の学校のエコツアーの取材など。小さな分校を改造した宿泊研修施設で、パーマ・カルチャー、自然エネルギーのお勉強をしてきました。これは土曜日の夜のお楽しみの焚き火です。炎を見ながら、いろんな事を話しました。詳しくは、9月末に発売される『ドミンゴ』をお楽しみに!

アボカド、キターッ!!

2005-08-04 08:23:03 | 
種シリーズも、ついに一つのクライマックスを迎えつつあります。ついにアボカドの芽が出ました。あの硬くて大きな種から、こんなにも力強い芽が出てきたのです。ムムム、なんか本当に力強い形です。

スターライトミーティング2005 in 星野村

2005-08-03 12:15:33 | スロー
7月の25日から27日までの3日間、スターライトミーティングに行ってきました。今年10月福岡で開催される第56回国際宇宙会議をきっかけにして、その会議が開催される福岡の子どもたちに宇宙への関心を高めてもらいたい、なにより、宇宙の大きさを感じてもらいたい、自然の偉大さを感じてもらいたい、といった思いからスタートしたスターライトミーティングの第2回目に同行、取材してきました。実は、この仕事、というか、このイベントに参加するのはボランティアで、フリーのライターである僕にとっては、前乗りも含めると4日間の拘束は、かなり死活問題でもあったりします。何やってるんだろう? と自問しないわけでもなかったのですが、やはり子どもたちの笑顔を見てしまったら、疲れも焦りも吹き飛んでしまいました。東京では台風が通過するなどしたこの時期ですが、空は本当に澄んでいて、星空も天の川がばっちり見えるほど美しかったです。

天体観測や、ライントレースカーを作ったりとスターライトミーティングの名に恥じない充実したプログラムですが、それ以外はサマーキャンプと変わりません。最後に、みんなに感想を聞いた時にも、友達ができてうれしかった、という声が圧倒的でした。僕は、仕事柄、自然体験をする子どもたちの表情を見ることが多いのですが、親御さんといっしょの時と、このスターライトミーティングで子どもたちだけの時とでは、本当に違う顏を見せるのです。特に、昨日まで全然知らなかった子どもたちが、何も言わなくても、助け合ったり、カバーし合ったり。そんな姿を見ると、感激してしまいます。確実に成長しているのがわかるのです。毎回、感動です。