健康定食BLOG版

心も身体もほっとするオリジナルレシピを中心に、レストランや食材なども満載の食ブログ

GR

2006-02-24 10:21:08 | 
以前、ここでも紹介しましたが、83の母親が雑誌デビューを果たした際に、編集の女性がGR-1vを持っていて、見開き大に使用する写真を撮っていました。コンパクトカメラなのに、すごいカリスマのある名機というのは知っていましたが、そこまで優れものだとは知りませんでした。フィルムカメラの方はもう新品では手に入りませんが、これはそのGRのデジタル版。それをサブカメラとして手に入れました。ここのところ、更新が頻繁なのはこのカメラのおかげです。デジタルは、画面を見ながら撮影するスタイルが嫌いだったのですが、別売のファインダーを使えばきちんと普通の写真のようにファインダーを見ながら撮影することができるのです。いい感じですよ。

花びら

2006-02-23 18:55:15 | 
花びらのように散りゆく中で、夢みたいに君と出会えた奇跡・・・。花はいつも美しいものですね。梅の便りもあちこちから聞こえてきていますが、寒い高尾の梅も早咲きのものは、きれいな花をつけ始めました。もうすぐ、春ですね。


高尾山の危機

2006-02-22 14:48:16 | 
きもちのいいランチの後、びっくりしたのが高尾山口付近を流れている浅川の支流、案内川の濁りです。雨は降っていないので、これは圏央道の建設による、土砂の流れ込みだと思ったのですが、実はさらに上流で工事をしているらしいのです。この川、結構きれいになってヤマメやコイなどが棲んでいたのですが、どうなってしまったのでしょう? コンクリートで囲った川はもういらないのに・・・・。


冬そば、今年もやってます

2006-02-22 14:44:44 | 
高尾山の山麓と、中腹にあるおそば屋さんのそば類全品が100円引きになる冬そばキャンペーン、今年もやっています。3月31日まで。今年は、割引の他にスタンプを集めて懸賞に応募できるなど企画も盛りだくさんです。なんと全店制覇すると、10000円のパスネットが当たるとか(抽選です)。今日は、天気もよかったので高橋屋さんでお昼を食べました。もちろんおいしかったです。写真は高橋屋さんの店の中に生えている柿の木と泉です。ワンダーランド高尾山にどうぞ!

愛こそすべて

2006-02-17 23:50:32 | 
今日、ある工業デザインの人にインタビューをしていたのですが、同年代ということもあり、すっかり意気投合して、インタビューの内容とはどんどん離れつつ、お話ししていた中でお勧めされた本がこれ。『永遠に愛されるブランド ラブマークの誕生』というマーケティングの本なのですが、いろんな意味で示唆的な本でした。要するに、ブランドはもう古い、これからは愛されるブランド=ラブマークスだという本なのですが、それだけで収まっていないんです。あくまでも、ものを売るために、というのが建前になっているのですが、この本の目指しているのは「愛」以外の何ものでもありません。ブランド信仰ではなくて、ラブマークだ、というものでわかりやすい例がMac。初代Macintoshで革命を起こしたAppleはジョブズを追い落として、一時期は道を外れてダサイMacを量産していたのですが、Macユーザーは離れなかった。割高で、ソフトに至ってはさらに割高で、フリーズばかりする(OS X以前は)Macintoshを愛し続けたユーザーがいたのです。これはブランド神話では片付けられないですものね。あるいは、そうビートルズとか。歌のうまさやかっこよさではローリングストーンズなんですが、ラブマークではないんですね。やっぱり、ビートルズ。あるいはiPodと他のあらゆるHDオーディオ。僕は、この本をiPodでビートルズのカバー曲ばかりの入った『I AM SAM』のサントラ盤を聴きながら読んでいたのですが、これまで不思議に思っていたことが氷解するのを感じていました。負け続けても阪神タイガースが愛されるのに対し、勝ち続けないと愛されない巨人とか。だから、「ジャイアンツ愛」を謳った原監督はマーケティング的には正しかった。でも、愛まで至らなかったということか、とか。

僕は、以前あるところで「人を目的として扱え、手段ではなく」というようなことを書いたのですが、それとも通じる。知り合いの女性は、いつも男にひどい目にあっているんですが、それは相手の男も悪いけど、その女性自身にも男を手段としてみる傾向があって(意識していないんだろうけど)、それが原因のように思えるのです。あるいは、働き方研究家の西村佳哲(『自分の仕事をつくる』の著者)さんがいっていた、商品のダブルバインドとか。これは、口ではお客様第一といっているのに、実際の製品は「こんなもんでいいでしょ」といっているような製品やテレビ番組。こんなダブルバインドの中で、消費者は自分が大切に扱われていないことを感じ、自分自身も自分のことを大切と思えなくなり、どんどん不幸になっていく。逆に言うと、ていねいに創られたものに触れると、人は自分が大切に扱われていることを感じ、幸せを感じる。その大切に創られたものって、愛ですよね。

ま、とにかくいろんなことを考えさせてくれる本です。マーケティングとは無縁の読み方ができる本。お勧めです。いま、この本の値段を調べていてびっくり。この本と引き替えに、というわけではないですが、僕もお薦めの本を紹介したのですが、『366日空の旅』と同じ値段。3990円って、何か意味があるのでしょうか?

『永遠に愛されるブランド ラブマークの誕生』(ケビン・ロバーツ 著・ 岡部真里、椎野淳、森尚子訳 ランダムハウス講談社 3990円)

旬がいいのはわかっているけど

2006-02-11 20:10:36 | 
ハシリというのもいいものです。これはグリーンピースご飯。スーパーで、あ、これって感じで選んで、ほぼ自動的にグリーンピースご飯にしたのですが、外の寒さを考えると、まだまだ早いですよね。春の訪れが待ちきれない今日この頃、気分転換にグリーンピースご飯、いかがですか? 作り方は、本当に簡単。通常のお米に混ぜて、米2合に付き塩小さじ1/2を入れるだけです。

楽園からの贈り物

2006-02-08 23:20:01 | 
ウクレレ主義

子どもにウクレレを
少年にウクレレを
青年にウクレレを
大人達にウクレレを
団塊の世代にもウクレレを

お年寄りにもウクレレを
健やかなる人にウクレレを
病める人にもウクレレを

善人にウクレレを
悪人なおもてウクレレを
すべての人にウクレレを


みんなでウクレレを弾きましょうというお誘いです。この世の中に、ウクレレを弾く人がひとりでも増えていけば、この世界は少しだけいい方向に向かうような気がします。

先日、あるイベントでご飯を食べた後に、僕がウクレレをぽろんぽろんとやり始めたら、ひとりの男の子が近づいてきました。彼は、僕には見向きもせずにウクレレの弦を触りたがります。どちらかといえば不作法なやり方で。でも、彼がウクレレに思い切り興味を示しているのがわかったので、僕はその男の子にウクレレを持たせてあげ、一番簡単なCのコードを教えてあげました。1弦の3フレットを薬指で押さえるだけの簡単なコード。最初は、それすらうまく音が出ないのですが、3度目か4度目にきれいな和音が出ました。ぽろろーん。彼は、僕に向かって笑顔を見せてくれました。それまで、どちらかといえば無表情なその男の子に浮かんだ、至福の笑顔。そして彼は僕に向かって、その笑顔のまま拍手をしたのです。僕は、ちょっと大げさと思われるかもしれませんが、泣きじゃくりたいのを我慢したほど感激しました。

彼の心の中に、ウクレレのコードが、素敵な和音が鳴り響いた瞬間だったのです。ハワイ生まれのコアの木が、薄いコアの木が生んだ響きが人の心を動かした瞬間だったのです。僕は、この瞬間のことをずっと心に留めていました。これが何を意味するのか? ということを。そして、この文章みたいなことを考え始めたのです。あまりにも、ナイーブ、あまりにもお馬鹿なアイディアなのですが、結構マジなんです。

いま、日本のウクレレ人口が、0.2%だとしたら、これを2%に、そして20%、いや60%くらいにならないかな、と思っています。ウクレレは、どんな仕事の人の趣味欄にも似合います。内閣官房副長官、趣味ウクレレ。一級建築士、趣味ウクレレ。音楽家、趣味ウクレレ。農家、趣味ウクレレ。ニート、趣味ウクレレ・・・。

ウクレレは、ハワイ生まれの楽器です。ハワイが楽園かどうかはわかりませんが、ウクレレが楽園生まれの楽器であることは確かです。これをお読みになったウクレレ趣味の方、どうか、この遠大にして壮大な夢の実現に力を貸してくれませんか?


特製おでんと南アルプスのこんにゃく

2006-02-07 08:57:21 | 
今年は、おでんを食べました。寒かったから圧倒的にお鍋が多かったのですが、その中でもおでんが多かった。飽きないもんです。そのときどきに、スペシャルゲストみたいな感じで、レンコンやタケノコを入れたり、牛すじの串を入れたり、いつもとは違うマーケットで練り物を物色したりしていると、飽きるということはありません。それと、今年はきちんとお出汁を取って、レベル3くらいアップグレードしたのです。以前は、おそばのつゆを薄めて、それに味を足していたりしていたのですが、今年は昆布とたーっぷりの鰹節で、しかも沸騰後しばらく煮出した濃い目の出し汁を使って、暫定理想のつゆを開発したのです。出し汁1200ccに対し、塩小さじ1/2弱、酒、みりん、砂糖各大さじ1、しょうゆ大さじ2というのを試してみてください。薄いと思いますが、おでんの具がいい味を出してくれます。これで足りなかったら、同じ比率で味を足してみてください。いずれにしろ、味の決め手は塩だったということに気がついたんです。しょうゆで味を調えようとすると、雑味が増えてしまうという訳。

で、今回の主旨はおでんのつゆではなくて、こんにゃく。先週末お世話になった、南アルプスの農家でおみやげにもらった自家製こんにゃくです。白状すると、こんにゃくは40数年間好きになることができなかった食材でした。でも、もらったこんにゃくは旨かった。こんなこんにゃくばかりなら、もっと食べていたろうに、と思わせるほど。おでんは、味が染みきったのは好きではないので、味が染みているのは外側だけなのに、おいしい。こんにゃく本来の旨みなんでしょう。なんとも表現しづらいのですが、次も食べたくなるというのはおいしいってことでしょ? 南アルプスの市川さんご一家のみなさん、いろいろとありがとうございました。神津島の、おいっしい焼酎送りますね。また、おじゃましたいです。