健康定食BLOG版

心も身体もほっとするオリジナルレシピを中心に、レストランや食材なども満載の食ブログ

向日葵

2006-08-30 08:58:10 | 
先日、成田空港に近い千葉の田んぼに行ってきました。一足早いお米の収穫の取材でした。たわわに実った稲も美しかったのですが、近くに植えられていた向日葵が元気な花を咲かせていました。本当に、この花、見ているだけで元気になります。といって、元気を強調するのは、実はあんまり元気じゃないから。我が家の大事な一員、マロンが元気がなく、毎日のように通院しています。お腹がへっているのに、何も食べられない。そんな姿を見ていると泣きたくなります。
この向日葵の花のように、生きたいものですね。

ちなみに、この写真、切り抜きではありません。明るい曇り空をバックに撮ったので、こんなシュールな写真になってしまいました。

三輪壽雪展

2006-08-11 09:04:11 | 
先日、仕事の合間を縫って近代美術館工芸館で開催されている三輪壽雪展に行ってきました。萩焼を代表する作家で、96歳になる現在でも年に数回窯入れをするという、もう神様みたいな人です。僕は、焼き物に造詣が深いとは、お世辞にもいえないのですが、昨年取材をさせていただき、年を増すごとに自由闊達さを増していく作風に惹かれたものです。今回の回顧展では、兄である十代休雪のサポート役をしていた「休」と号していた時代の作品から、少しずつ作風が変化していくのが手に取るようにわかるすばらしい展示になっていました。現在の「鬼萩」という大胆な造型を生み出し始めたのが70代という巨匠の全貌は、焼き物好きだけに独占させておくにはもったいない、さらに普遍的な心の表れのような気がします。近代美術館工芸館は明治43年に建設された旧近衛師団司令部庁舎を保存活用したもの。建物を見るだけでも価値あり。それから、工芸館の入場券を買うと、近代美術館の方も見られます。僕は時間がなくて見られませんでしたが。9月24日まで近代美術館工芸館で。その後、山口県萩、福岡、名古屋、茨城に巡回予定。

収穫

2006-08-05 11:19:47 | 
梅雨明けの太陽に呼応するかのように、庭のブルーベリーが実をたわわにつけ始めました。このラピスラズリのような濃い青、食べると酸味と甘みが口の中で広がります。5分ほどの収穫作業で、どんぶりにいっぱいのブルーベリーが。そのまま食べるのが一番ですが、今年はジャムでも作ろうかと思っています。自然の恵み、って本当に偉大ですね。

ケネーという経済学者をご存じですか? 18世紀フランスの学者なので、いわゆる啓蒙主義の時代の人なのですが、ディドロやルソー、ヴォルテールほど有名ではありません。でも、というか、だからこそ、というべきか今の時代にぴったりの経済学者なのではないかと思います。というのも、この人、重農主義を打ち出した人なのです。つまり、農本主義。農業が一番大事だと唱えた人なのです。「自然以外に価値を生むものはない。工業も商業もトランスフォーム(変形)、トランスポート(動かす)だけだ」と唱えたとか(ある講演で聞いた話なので、正確ではないと思いますが)。農業だけが投入コストを上回る価値を回収できるというのです。だから、これまであまり知名度が上がらなかったのかもしれません。でも、いまなら、ケネーさんの主張は広く受け入れられるのではないでしょうか? 世界史の教科書ではケネーは重商主義をひっさげたコルベールに結果的に敗れたのですが、実はフランスっていまだに重農主義の国じゃないかと思うわけです。食料輸出国だし、どこの国にも世話にならずに生きていけるって。それに比べて日本は・・・。

夏の室内履き

2006-08-02 10:26:04 | 
竹皮の草履です。軽く仕上がっているので、室内履きとしか使えないので、購入したまま2年ほどしまっておいたのですが、今年デビューさせてみました。気持ちいいですよ。高知の竹虎というお店の商品です。土佐の虎斑竹にこだわったお店で、この草履をはじめとして照明から買い物かご、縁台や財布まで、何でも竹や竹皮で作っています。覗いてみてください。