色どりLife

日々の生活のちょっとした色にスポットをあてるブログです

虹の色 ~Roy・G・Bi・V~

2007-10-24 12:16:51 | その他
ご覧いただきありがとうございます

今日は虹の色についてお伝えします。Wiktionary
まだ、2時ではありませんが(笑)

七色の虹」と小さいころから記憶し、本当に七色なのかな~?と
虹が出たときには端から数えて見たりしたものです。

ではいきなり空間に絵の様な虹が現れるのはなぜか?

太陽光線は長さの違う波長の光の束なのです。
その太陽光線が物体に当たると、
吸収されてしまう波長と反射したり透過する波長に分かれて、
人間の目に届くのは反射や透過した波長です。

その波長が一番長ければ赤く、一番短ければ紫と目には映ります。

先日のコメントでもいただきましたが、
日本人と外国人では色の見え方が違うか・・・
これはいまだに研究途中なのですが、
光線が届く目の部分には色素などは無いため人類共通であろうとされています。
これについてはまた別な機会にお伝えしますね

さて、虹に戻りますが、
虹ができる気象条件というのは空気中に水滴が多く含まれる状態で、
その水滴に太陽光線が当たると太陽光線の無数の波長がそれぞれ透過します。
しかも、波長の長さの違いによって水滴にあたった瞬間
光が屈折する角度がそれぞれ違います。

波長の長い赤は屈折角度が小さく、紫に近づくほど角度が大きくなります。
そのために虹の色並びは外側が赤く、内側へ行くにつれ
紫へ変化するように見えるのです。

では、Roy・G・Bi・V(Red・Orange・Yellow・Green・Blue・Indigo・Violet)のように
万国共通で7色だと思っているのか

その前に日本では(赤・橙・黄色・緑・青・藍・紫(菫))の七色と言われます。

でも画像の様に、はっきりと7色の帯になっているわけではありません。
長さの違う波長は無数にあるので、本当の虹は赤から青紫色のグラデーション。
びみょ~に色が変化していっているわけです。

一説によりますと、太陽光線が虹の様にたくさんの色に分光することを発見した
ニュートン聖数の7にちなんで7色になったといわれています。

また、東南アジアの中では2色(赤と青)と表現する国もあるようで、
大雑把に分けると、赤と青ということのようです。

日本人は四季の移り変わりの中で繊細な色の差異を
見て、感じ取ってきた国民です。
そのために、微妙な色の違いを認識しやすいのです。

お国によっては橙色も赤、青も紫も一緒。と感じることがあるようです。

日本でも昔は緑色を青と呼んでいましたし。

つまり、どう目に映るかということよりも、
色をどう感じるかで虹の色をたとえる数は変わるようです。

それにしても Roy・G・Bi・V(ロイ・ジー・ビブ)と聞くと
誰かの名前のようでもあり、こんな風に覚えるのは素敵ですね♪

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トコさんへ (にしたに)
2007-10-26 11:16:42
17世紀から7色説が語り継がれているとは恐るべしですね。 虹のふもとへGO!
(『バブルへGO!』DVDで見たところなもので。。。)
返信する
Unknown (トコ)
2007-10-25 18:42:18
えー!虹の7色ってニュートンのおっちゃんが
ほぼ思いつきで決めたのですね。
うーん、確かにそう言われると虹は7色以上に見えますね。

私も虹のふもとを見つけて大金持ちになりたいです。
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