相撲史に関心・興味のある方どうぞ

相撲史に関心・興味のある方どうぞ

「別火」とは…なんぞや???

2020-08-26 21:05:21 | 日記
 もう…それこそ何十年以上まえから
疑問と云うか・なんのことやら全然理解
できない事柄を述べてみたい。

 彦山光三のライフワーク『横綱傳』(昭和
二十八年末刊)は、単なる力士の伝記じゃぁ
ないが、その「列傳」D節・七人目 稲妻 雷
五郎─275頁に…。
 「七日の別火」のうえに横綱をゆるされた
云々━とある。

 手許の『広辞苑』(電子版)で「別火」を引く
と━
べっか【別火】
神事を行う者が、穢れにふれないように別に
きり出した火で食物を調理して食すること。
また、障りのある人が炊事の火を別にすること。

 どうにも…ぴんとこない。一週間も稲妻は
異例な行動を採って横綱免許と相成った━
らしいけれども、内容がまったく想像もつか
ない。

 尚、「漢和辞典」類には全然記載がなかった。
何故なのか…。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日で幕内VS十両が7番

2020-08-26 13:38:29 | 日記
※昨日の閲覧…588・訪問…307
トータル訪問者数 738,006

 昭和五年夏場所二日目
東前十四〇綾ノ浪─潮ヶ濱(十両4)
〃前十三〇若常陸─晴ノ海( 〃4)
〃前十二●藤ノ里─池田川( 〃2)
西 〃 〇若瀬川─伊勢ノ濱(〃2)
東前十一●荒 熊─肥州山( 〃3)
西 〃 〇劔 岳─駒 錦( 〃3)
東 前 十●常陸嶽─沖ッ海( 〃1)

 一日で幕内対十両の“交流戦”が7番も
記録されている。現代では到底想定外の
取組編成法である。
 但し、大きく異質な事情が2つある。
ひとつは、総当り制に非ず「東西対抗」制
〔十両以下はちがう〕だったこと。ふたつめ
は、幕内・十両のほぼ半分ちかくが出羽海
部屋所属で占められていたこと。
 後者の理由が大きい。非出羽海系同士の
取組ばかりだと、出羽海力士同士を対戦せざる
を得なくなってくるのだ。
 吾輩も、当時の出羽海相談役(元小結両國)の
手腕━編成法を評価する側面ばかり頭に浮んで
きたが、上記のように思考することも大切だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする